カビと薬剤?通風?

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だんだん落ち着いた色になってきている外壁。

毎年恒例になっている無塗装の木の外壁の変化です。
丸7年が経過しました。

無塗装の木の外壁の色変化は好みがありますが私は好きですね。

これを撮影したスタッフMがあることに気づきました。

明らかに小屋裏空気の出入りがある換気口の付近だけカビがない。

隣のフードは新鮮空気取り入れ口

わかりますか。小屋裏換気口が有る付近だけ外壁のカビが少ないのです。

これに気づいたスタッフMに

「なぜだと思う?」

と聞くと

「換気口付近だけ気流があるから?」

なるほどそのような見方もありますが、気流といえば外壁全てにあり、その差が大きい事がないと思いますからこの原因は低いです。

しかしもう少し突っ込んで考えれば・・・

小屋裏の気流で他の気流と違う所は・・・

A少し高い温度の空気があることと、その空気には小屋裏に葺かれたBセルロースファイバーの空気(防虫剤入り)と木が暖められ気化したC揮発性有機化合物の成分が入っているはずです。きっとこの3つの中で特にBとCが影響していると思われますが、確証は得られません。

言えることは・・・

つまり・・・何度も申しあげるとおり

1 防かびに有効な事は、昔から言われている通風ではなく、防かび物質が一番であると言うこと(新潟県平野部では)。

2 紫外線で木の持っている防かび物質がなくとも外部から与えられれば効果はある。

・・・ですね。

室内の空気には防かび物質がないと考えられる。

自然素材の木(無塗装)に対して強い防かび効果をもたらすこのBとC・・・健康な人にとってどんな影響があるのか?問題ないのか?

最近事務所内では様々な事に気が付き・・・嬉しいですね。

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