「て・こあ」でのある一日 八拾 燻製2

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安いワインでもよい。スモークチーズのお供赤ワイン。

日本のキッチン土間でワインとチーズがある・・・とってもミスマッチです。

キッチン土間はスモーカーも置ける。家の全体が燻されると虫がつく難い。

前回燻製がとってもおいしかった・・・とお伝えしましたが、

となると・・・燻製機を購入してもっと楽しておいしい物を食べたいと思うのは人の常です。この要求が人類の進歩の一翼を担って来ましたので実践しました。

買ったのはホンマ製作所のステンレススモーカー2段式です。ガルバのスモーカーの方が温度が上がりにくいのでよいと思いますが、やっぱり錆がいやなのでステンにしました。

材料を並べ七輪に載せるだけ・・・40~60分くらいで本格的スモーク料理です。

貝柱はあとで載せたのでまだ色がついていない。

3段分載せられので1回で4~5人分が出来ます。今回は帰省中の娘と赤ワインで楽しみました。流石酒好き(だった)な父母が両親ですから、20才になってからは一緒に日本酒を飲みます。しかしチーズと言えば赤ワイン・・・

この色!なんて良い色だろう。

赤ワインとスモークチーズでランチです。
チーズは表面が堅く締まり、中は柔らかい・・・最高ですね。

今回の金賞は・・・半熟ゆで卵の燻製!半熟がポイントです。

半熟でなければうまさは半減。皆さんも是非お試しを。

表面は堅く締まった卵白でちょうど目玉焼きをちょっとだけ焦がしたあの感じで全体が覆われます。そして1mm中に入ると何時もの卵白で、その下は半熟のまま・・・。この3つの歯ごたえを一緒にほおばる・・・。塩がなくとも何とも言えないこの味・・・。絶妙ですね。

色と艶、味、歯ごたえ・・・最高。

是非皆さんも「ホンマ製作所」さんのスモーカーでお試しを・・・。さくらチップも2回分ついてきますが、別にもう一つの定番クルミ(ヒッコリー)を買うとよいでしょう。どちらもよいお味です。

私は七輪で加熱したので温度が今一なのか、備え付けのトレーは使わず直接チップを下に置きました。このあたりは自分で試して下さい。

さて、この食べ物から感じる「カビ」の事ですが・・・

思ったのは、燻製にすると表面のカビや腐敗菌を防止し日持ちすると言われております。燻製の煙は木を燃やして出来ますが、きっと木自身に防かび物質が入っており、それが蒸散した煙りが再びくっついたのでそのような効果があると考えております。つまり切り倒された木にも防かび物質がある程度入っている証拠かな・・・とも。それともただ単に熱により変化した物質に防かび性があるのか・・・。
何でもカビに関連させてしまう最近の私は、頭が湧いているといってよいかも・・・です。

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