床下暖房用の冷房(除湿)使用は慎重に8 
 さらに発生  2017年版

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母のところでも・・・エアコン室内機から水漏れ発生

母の住いも24時間空調を行っております。別に高気密高断熱でもなく40年前の建物ですが、暑いのが苦手な母のため、24時間空調をしております。

昨年東芝の再熱除湿が有る機種に変え配管も古くはないのに、ドレンつまりが発生。

急遽外出先から戻り、何時もの器具で対処すると、

大量に吸い取ったカビ球。何時もの3倍くらい。

出ました・・・。今までで一番多いカビ球。しかも最近流行のベージュ色・・・。

そのはずで、2階に設置された室外機から地上までの落差5mの途中で詰まっていたようですから、その水圧でも詰まる・・・そのつまり方は凄いはずです。

やはり・・・

エアコンのドレン配管の標準仕様を変える時期ではないかと思います。

エアコンの室内フィルターの掃除機能は画期的でした。同じようにこのドレン管つまり防止機能か、ドレンの配管をもう少し太くするような仕様変更を期待したいです。実は室内のドレンパンに問題があるのかも知れません。どんなにドレン管が流れやすくとも、この1000mmも水が溜まっているドレンパンでカビ球が育成され、それがふとしたときにドレイン管に流れ込む・・・こともあるでしょう。

高齢の母でもこの水漏れに直ぐに気づいたのは、目に見えることが最大の理由です。これが、隠蔽された床下用エアコンで且つ、漏れだす場所が床下内なら早期発生は極めて困難でしょう。だから床下用エアコンの冷房(除湿)はお勧め出来ないわけです(無論温暖地域の場合で、地域によってちがう)。

「緑の家」で配管を独自に太くするのは可能ですが、ジョイント部が隠蔽されるような納まりが多いなか、施工精度に依存する箇所が増える事から、やはり推奨の標準施工が変わる事を期待します。

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