長岡の家 基礎工事終了

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基礎梁が上から見られない部分はスラブに埋め込まれた基礎梁がある。スッキリした単純な区画でどこが収納に使われるか一目でわかる素直な基礎。

超高断熱高気密の長期優良住宅の認定を積雪2.5mで耐震等級3を取得した長岡の家・・・。その基礎工事が終わった。

この写真から凄い事がわかる・・・。

コンクリートを流し込んで一週間ほど、夏季にブルーシートや水張りによって大事に養生されて出来た基礎・・・。

矢印部分、この水が溜まっているのが驚き・・・。

そう・・・

向かって右側のスラブ上には水がまだ溜まっている。

長岡市はここ4日間雨は降っていないと言うより晴天続き。よって雨水が流れ出ることができた左側はスラブが乾燥しているが、水の逃げ場がない右側は蒸発出来ない雨水がまだ溜まっている。

これって凄い事だと思う。

左に水が溜まった部分があり、外部戸となる右から水漏れはない。天端はセルフレベリングではなくモルタルによる天端慣らしがこれから行われる。

多分当初は水深100mm以上はあったはず。その水圧でも基礎外へコンクリートを通して漏れ出ていないという証明。当然上の写真のように矢印の部分が水面の位置であるが、全く外部に水漏れの跡がない。つまり・・・シロアリも入る余地がないと基礎と言える。

実際にこのような基礎が他の現場にもあるだろうか?一体打込みでも金属型枠のセパだと隙間があいて漏れ出ることはある。どの区画も外部立ち上がりへの水漏れの跡は一切ない・・・。

ピンク線が内部に水面がある位置。

「緑の家」の基礎は背が高いだけでなく、緻密な良い基礎であることの証明である。

何時もの低い玄関なので一部切り欠きが見えるこの面が正面となる。基礎は物事の基本中の基本部分をさすが、そこに力をかけるのが「緑の家」である。

「緑の家」の自慢できるしっかりと打ち込まれた基礎は美しい・・・。

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