デシカを使った家からのレポート
灼熱の名古屋から

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昨年名古屋市内に建設された住宅でオーブルデザインが空調設計をさせて頂いた家のオーナさんに、

「竣工後初めて迎えた夏がこんなに尋常でない夏ですが問題なかったでしょうか?」

とメイルしたところ・・・

床下に納まっている2台のデシカ。

今朝7時で、外気30度70%、1階26.9度50%、2階25度55%でした。
中略
先週までは、冷房は2階のエアコンを25度設定でしたが、ここ数日は加えて時々1階の集中エアコンを26度設定で使っております。

と概ね問題なさそうであるというより・・・

流石、 デシカ・・・そもそも30度でRH(相対湿度)70%って・・・AH(絶対湿度)21g/m3となる外気蒸し風呂状態(露点温度24度)。
※デシカとは→https://arbre-d.sakura.ne.jp/blog/2013/09/02/post-0-781/

気積で700m3(延べ床面積70~80坪相当)ととても大きい家なのでデシカ2台で換気調湿を計画したこの家・・・文面からは、この猛暑でも先週までは2階のエアコン2.2kw1台で問題なく空調を行っていたとのこと。

流石に今週からは最大3.6kwのセントラル冷房機も運用し始めたとのこと。

RH(相対湿度)が1階と2階で5%の差が有るが、これは2階の温度が低いため。絶対湿度ではほぼ12.7g/m3である。また2階の温度が低いのは2階ホールに設置されたエアコンをメインに使っているためと思われる。

ただし・・・

デシカはダイキンの方に来てもらってようやく効くようになりました。
一番初めに僕がデシカの話を聞いた○×さんという男性です。
中略
設定を変えてもらい効くようになりました。初期設定では28度での相対湿度50%だったらしいです。やはりその説明書は実在しました。
くださいと言ったところ、これは施工店にもお渡ししていないと断られました。

と意味深な内容。

実はこの秘密?の説明書の一部は私の手元にもあり

メーカーから直接もらった「現地設定・機能説明書」。この部分だけならウエブに掲載しても問題ないだろう。しかし空調施工会社にも渡せないほどの資料なのかな。

この部分だと思うが、レクチャーを受けていないのでちょっと不明・・・。

気になるので再び伺ってみたいと思う。

一方・・・

床下エアコンであるが・・・

床下(エアコン)は送風モード(冷房で設定温度を最高にすると連続送風になるようで)です。床下はだいたい24度60%くらいです。
スリットから冷たい風を感じ、スリットの素晴らしさを改めて感じております。
足を当てると気持ちいいい。
(床に大きな穴を開けたんでは冷気は上がらないですもんね。)

とご自身で一番快適且つ一年目の床下が乾くような使い方をしていらっしゃる。RH(相対湿度)60%なら健全なRH(相対湿度)。床上と比較してもAH(絶対湿度)で13g/m3と気持ち多いくらいで家中がほぼ同じAH(絶対湿度)13g/m3弱と理想的。ちょっと足に風をあてる使い方は考えた事がなかったが・・・なるほど気持ちよさそう。

まだ温まっていない地面の影響と巨大な蓄熱バッファーのためで24度となった床下内の空気が、1階の27度に向かう(持ち上がる)事が可能な静圧による送風の考え方の実証例である。

特に・・・この名古屋の家は床下空間が巨大なため2区画に完全分離をして、床下エアコンを計画している特殊な例。無論初めてのケースであるが予定どおりの空気の動きに私自身も満足している。

あと・・・

床下はルンバでしょっちゅう掃除するのですが、量は少ないですが非常に細かい埃が取れます。
いぜんのプログで拝見した、某社のエアコンに溜まるのもこういうものでしょうか。
床上の埃のエアコンのフィルターを通り抜けたものが床下に溜まるのでは無く、床下の粉?

ここでは・・・

床下空間の汚れは確かにあるよ~との証言が得られる。

細かい埃は日常の埃と、工事中に発生した埃が床の振動などでゆっくりと空気に混じって出てきているものもあり、セルロースファーバーを使った家はその繊維も含まれる。つまりエアコンのフィルターくらいでは埃は取りきれず、それが10年もすると床下に積もってしまう。ルンバは賢いが基礎の凸凹した隅っこまでは無理なので、目視で確認後何れ手で掃除することになる。だから目視出来る床下が理想的なのである。

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コメント

  1. 赤林伸一 より:

    電気代が幾らかかっても良ければデシカで無くてもどうにでもなるのでは無いでしょうか。

    • Asama より:

      赤林先生へ

      コメントありがとうございます。
      確かにそのとおりでもっと良い方法はあるとおもいます。

      私が感じるデシカのちょっとだけ魅力的なとこは、室外機まで内包してコンパクトにまとめ、あの結露させないギリギリの冷媒制御での除湿かな・・・と思っております。