2019年建築学会論文 その1 黒ずみはカビではない

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8月恒例の建築学会の大会の梗概集が届けられた。

早速ご紹介する。

まずは今月号の日経ホームビルダーにも掲載されていたあれである。

本間先生の論文である。

もう結論は先日紹介したが、古い家のグラスウールなどの繊維系断熱材の黒着色は、黒カビではなく空気中の微粒子が付着した物が大半であった・・・とのこと。

うーーん、どの地域でも存在する潤滑油といえば車・・・。禁断の原因の可能性がある。

取壊し中の家(2階)から真っ黒になったグラスウールを見ることができる。

給気はやはりフィルターがしっかり装着可能な第一種換気システム(給気も排気もファンがつく換気扇のタイプ)がよいのかも。

さて読者さんには申し訳ないがこの論文は株式会社桧家ホールディングスさんの委託で行われているのでこのブログで全文を掲載することは控えさせて頂く。下は論文中にある蛍光X 線分析結果の表。この蛍光X 線分析とは何かは私は知識が無いので興味があればググってほしい。

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