やっぱり・・・湿度は

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現在東京を始め西日本と石川県でインフルエンザが流行中。特にまだ真夏の沖縄県では警報レベルとのこと。今週新潟県は秋風の吹いているが、西日本はまだ夏の湿気が残る蒸し暑い大気。こんな中でインフルエンザが流行とは不思議に思っている人も多いが、流行は季節に関係なく起こるときがある。

とうとう昨日朝のワイドショーでもRH(相対湿度)はインフルエンザ予防と相関関係はないとの情報がようやく出てきた。旗色が悪くなると通説は・・・という。
5年前のTV情報はこちら

このブログで7年前から口を酸っぱくなるまで伝えているが・・・

「住宅内ではRH(相対湿度)とインフルエンザ罹患はほぼ無関係」

である。

1961年のデータではインフルエンザのウイルスは空気中のRH(相対湿度)が低いと生存率が上がるとのこと。これはそのとおり正しくても、住宅内では接触(間接も)による粘膜から感染がほとんどと言われ、空気中のウイルスを吸い込んで粘膜で感染するより、水栓、ドアノブ、タオル、食器、箸など様々な接触(間接)が有る中で、多少の空気中のウイルス残存率の差は決定要因ではない。ほとんどが住宅外感染での持ち込みである。

この図は30年以上前から使われているが、このウイルスというところが住宅内では関係無くなる。バクテリアは不明。

つまり・・・

「住宅内でインフルエンザを予防するためにはRH(相対湿度)は50%~60%がよい」

という事はその事は正しくても使い方や解釈が間違って運用された良い例である。問題は昨年までその間違ったことが地上波TVのワイドショーで大々的にしかも数十年に渡って伝えられてきたため、特にその影響を大きく受けた中高年のかたにこの事が強くすり込まれていること。

「うがいがインフルエンザ予防になる」

といった情報も一昨年の厚労省HPから完全削除され今や間違った情報だったと認識されているが、中高年者には今もうがいが予防になると信じている。うがいをした方がしないより良いこともあるが、のどの粘膜についたウイルスをうがいで洗浄できるとは思えない。

では何故湿度の低い冬期に大流行するかというと、これは持論であるが冬期は夏期よりも体の免疫力が低下するためだと考えている。インフルエンザに感染すると人は体温を上げて免疫力を高めるが冬期は気温が低いため末端血流も少なくなりタイムリーに免疫力が高まらないので、症状が酷くなると思う。暖かい家にストレスを減らして住んでいると風邪にかかりにくいというデータが近年発表されている事からもこの持論の信憑性は高い。特にTVの中では関東を中心に考える傾向であり、冬期の関東は世界一乾燥していると言ってもい良い季候。冬期=乾燥=インフルエンザ流行という短絡思考になってしまったのではないか。

では冬期に相対湿度50%以上は反対か?と問われると、反対ではなく厳寒期に50%以上のRH(相対湿度)は結露による湿害を招く可能性が高くなるという認識であれば、湿度の好みは人それぞれである。私は低湿度はOKで、静電気が起きやすくなる領域以上(RH30%以上)に湿度があれば大賛成である。

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