個人の地震と政府の地震の違い その2 新潟は?

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直下型地震だけを評価すると、新潟と長野、大阪ではあの静岡県より確率があがる。拡大して見ると、柏崎刈羽も真っ赤。原発銀座の福井県や六カ所村の青森県は黄色か緑。この図は流石に広く出せない。

さて 「個人の地震と政府の地震の違い」のその2では、少し衝撃的な資料を・・・

上の図をみてひっくり返らないでくださいね。

新潟県平野部(信濃川沿い)は日本一直下型地震の揺れが大きな地域となっております。

その震度は7です。

「でも今後50年間に震度7が来る確率が2%だから単純に2500年に一度でしょう」

とは思わないで下さい。

2500年に一度が明日かもしれないし、2499年後かもしれません。ただそのくらい、弱い地質であり、断層も多いと言うことです。

新潟が一番大きな地震が来る確率が大きいなんて・・・こんなこと、今まで聞いた事がないでしょう・・・。

専門分野ではこのような事がまだまだ埋もれています。

この図はその1で紹介した141ページにあります。ご自分の目でご確認ください。

ただ・・・146ページ中100ページが同じような資料で、条件を少しずつ変えているだけなので、やはり地震についてはまだ科学的に確かな事は言えない状況かもしれません。特にこの上図の真っ赤な地域は、過去30年以内に大きな直下型地震があった地域ですから、その地域だけは研究やデータがすこし多いだけかも・・・。

つまり日本国中どこでも何時でも震度7の地震がきてもおかしくないと言うことです。

だから家はZEH(ゼッチ)とか超高断熱等の環境性能が最優先ではなく、

安全性=耐震性が最優先と「緑の家」は考えておりますし、事務所設立時の20年前からそのように申し上げております。・・・それでも「緑の家」は8年前から県内トップクラスの断熱でUa値0.3w/m2K以下なのですがね。

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