LEDのオートハイビームの評判が悪い。

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WEBで「くるまのニュース」の国沢氏の記事から。

オートハイビームって知っている?

自動車でハイビームとロービームを自動で切り替えてくれる機能である。近年ヘッドライトがLEDになったことで、複数の光源を個別制御し明るくしたいところだけ点灯させることが出来るようななった。そのため通常はハイビームで照らすが、対向車や先行車がセンサーで確認された場合、自動でその部分だけの光源を消しロービームに近い状態を作り出す。

ところが・・・

国沢光宏氏のこの上の記事によるとオートハイビームが相当不評らしい。

そもそも最近はHIDから始まった光源のカンデラアップにより、わずかでも光軸やカットラインからズレたり漏れたりすると、ロービームでさえまぶしくて時には危なくて怒りさえ覚えるような時がある。そもそもフォグライトでさえ霧やガスがあるわけでも無いのに常時つけっぱなしの多いこと。フォグライトの光軸特性では濡れた路面で反射して目がおかしくなりそうな対向車も多い。私にとっては夜間、しかも雨の日の乗ることを憚る要因である。特に、最近はより光源がより強いLED光源のためさらに目がくらむ。坂のような所は昔のように信号待ちでも消灯してほしいくらい。

記事ではオートライトの動作がまだスマートではないことがこの不評の原因らしい。ほとんど動作が、相手のライトをセンサーが感知してからロービームにする。つまり一定時間対向車はハイビームを浴びることになる。しかし人がマニュアルでハイビームを操作する場合は、センサーが感知する前の遠くに見えたときや、遠くのテールランプが視界に入った時に直ぐにローに切り替える人がほとんど。つまり人はヘッドライトとそれ以外の町の明かりを遠くから確実に見分けることが出来るが、センサーではまだ無理らしく、確実にヘッドライトとわかるコントラストの大きさに近づいてから初めて切り替える。この差で、確認動作が遅いオートハイビームにしていると、対向車からパッシングを受けるらしい。まあ当たり前のこと。オートハイビームの光源はLEDのため直接光源が目に入ると頭につきさすような刺激。普通は頭にくるだろう。私の廻りでも家の照明を含めLED嫌いの声が少なくない。技術が変わったのでヘッドライトの保安基準を再考する時期だと思う。

本来便利なオートライトもセンサーが暗さを感知してからONするので、日中のトンネルではONになるのがワンテンポずれる。これが人ならトンネルを予測して入る寸前にONする。オートライトなら自分だけのイライラでよいが、相手を不快にするオートハイビームでは少しまだ無理な装置なのかもしれない。

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