「て・こあ」でのある一日 弐百七拾九 昭和の暖房機器

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

厳寒期に庭に咲く寒椿は冬の中で命を感じる色。

先回の「て・こあ」でのある一日では「春の使者」として蕗の薹を食したとの話題。今度は一転して真冬になった。

2013年の撮影。土間キッチンにある薪ストーブ

三条の事務所では氷点下になると、エアコンの効率も更に落ちてうなるように回ることもあるが、「て・こあ」の暖房は主に「薪ストーブ」と「灯油ストーブ」の併用であるから寒い日ほど心強い。

今冬は「て・こあ」での活動が少なかったため薪の消費量がすくない。また薪処理も忙しくて行えない日が続き溜まったまま。いずれ整頓しないとまた薪が運ばれてくるので外土間が埋め尽くされてしまう前になんとかしたい。

薪小屋にも、外土間にも薪が沢山ある今シーズンの「て・こあ」

発売は昭和37年。当時のストーブは黒色が主流だったのでこのアイボリーはさぞ新鮮に映っただろう。コロナ社のHPより転載

もう一方の主暖房の灯油ストーブ(開放型)はコロナさんのSLシリーズを3台持っている。色はアイボリーでレトロな形。アイボリーのSLストーブがあるインテリア写真はどれを見ても暖かい雰囲気がでている。子供時代を昭和で過ごした私にはとても魅力的な写真達。
https://www.corona.co.jp/heating/sl/
多くの写真でメーカーでは今では絶滅しているストーブの上にヤカンが乗っている写真がある。メーカーの責任に問われる事のないユーザー投稿写真・・・やはりこれだよね~と思う。

ところが洋室に似合うこの色であるが、2階の黒の間には似合わない。そう思っているところにSLシリーズで限定色の「黒」が昨年300台販売された。限定に弱い私は半年前に予約注文を思わず入れた。

コロナ社のHPより転載

昨年末までまだ残りがあって「人気がないのかな」と思っていてが、今見ると完売になっている・・・。まあ300台だしね。まだ開封していないが、きっと黒の間に似合うだろう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


コメント

  1. Asama より:

    mkt様
     
    コメントありがとうございます。

    >ヤカンのお湯が微妙に沸騰する音が癒されますよね。

    御意! 全くです。

    普段は「緑の家」として超高断熱高気密で寒い事なんて考えた事のない暮らしを提案しておりますが、それとは真逆な寒いことが当たり前で、だからこそ火と穏やかな時間が感じられる暖房空間で過ごすことも大好きで、子供時代の記憶がよみがえります。

  2. mkt より:

    私の職場(小さな工房ですが)も黒のSLストーブです。30年以上前の物らしいです。
    ヤカンのお湯が微妙に沸騰する音が癒されますよね。加湿もできて重宝しております。
    良さに共感してコメントさせて頂きました。