あると便利な道具

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今回の便利な道具は墨ツボである。

次ぎに穴をあける準備。今回はホゾ加工等は一切なし。ビスと接着剤で足を固める方法とする。テーブル造りは足が華奢なほど難しい。足がほそいと足と天板の固定が難しくなり、ここを如何に剛接合で加工接続出来るかで剛性の勝負は決まる。

墨と言ってもチョークの粉なので布拭きで消える。

墨ツボは大変便利な道具で、私にとって「カンナ、「差し金」、「墨ツボ」、「のこぎり」、「のみ」が造作をするときに必須な道具。ここに電動製品で「丸鋸」、「ドリル」、「マルチ」が加わる。

ビスの長さに応じて穴深さを加工する。深すぎると表にビスが飛び出す。

昔の吸付き桟はアリ加工されて大変手間のかかる作業であったが、そんな加工がDIYで出来るはずもないので、接着剤とビスでその代わりとする。この時にビス穴位置を決めるのに長い直線を一発で書き込める墨ツボは大変便利である。一度使うと手放せない。

プレーナーの刃跡が残っていても数年後には気にならなくなる。当然無塗装で使うので、焼き締めなどの土物の食器が気兼ねなく置ける。

玄人的には嫌われるこの杉の赤白の色斑が拙宅の家族には好みである。市販品ではあまり見かけないので造ることになる。材料代はビスまでいれてしめて6.5千円くらい。手間の方が数倍高いのが最近の物作り全般である。

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