内部は終盤に近づいている。こちらの完成見学会が6月第一週位なので余裕は全くない。世の中が自粛でも見学会はひっそりと行うので是非ご来場頂ければと思う。
大柱と太い梁のある平屋・・・。構造的にごっつい感じであるが、これも田の字プランとしたため必然的にそのようなデザインが良いと思ったのである。このデザインで昔なら構造梁自体に溝を突いて、建具を滑らすのだけれど流石にそれはしない。このあと敷居と鴨居を入れこんで田の字プランの家となる。
上の写真は家族の間から玄関のある方向をみている。白い矢印が玄関戸であり、床が130cm下がっているので上部しかみえない。よってこの上にロフトが出来るが、ロフトは家族の間からみると普通の吊り押し入れの感じとなる。こんなプランを建て主さん自身が行うので凄いと思う。
よく・・・
「専門家である建築士がプランした方が絶対良くなる」
というご意見もあろうが私は・・・
「価値観は人それぞれ。50才代では自分の物差しで全てはかれるほどまだ経験を積んでいない」
と思っているのでオーブルデザインにとって「あり」であるし、建て主さん側でも言葉で伝えるより、図になっていた方がわかりやすいだろうとの配慮。
ようやくヒノキの無塗装の床が貼り始められ、現場では木の匂いが強くなる。楽しみな白山浦の家である。