榛名の家 完成寸前

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超高断熱住宅において夏の日射遮蔽は最初から計画しておかないと、暑かったり電気代が高くなり困ることになる。「緑の家」では簾かけや簾止めが標準設置される。

榛名の家がほぼ完成し各設備の試運転を行っているが、床下エアコンが動かないとの連絡を受けた。

初期不良で動かないエアコン。

どうも初期不良らしい・・・。
この時期メーカーの修理は時間がかかるので来週にならないとエアコンは動かない。
以前から申し上げているが、冷房用エアコンのバックアップは出来るかぎり必要。今回は他に2台のエアコンも設置されているので酷暑の中でも居住空間は問題なく暮らすことができる。最近のエアコンは壊れやすいので閉口している。

建て主さん手持ちの温湿度計による現在の榛名の家。当然正確さとデザインには定評あるEMPEXシンプルなグレーの機器と構図もいい。

今日は榛名の家に行き完成チェックを行い始める。まだ未施工箇所ももあるが、一度ブログで簡易見学会を取り上げただけなのに23日はありがたいことに複数の方がわざわざ「緑の家」を見に来て頂ける。よって今日中に大きなチェックを行い、明日の残りのチェックしながらご案内していく予定である。

連日37度を軽く超える高崎市周辺。
この暑さにこのような大開口部でも簾があれば室内はとっても快適。

ところで・・・

日経ホームビルダー9月号には昨日の基礎の件に続いて興味深い記事がある。

それは・・・

勾配天井を設けた家の小屋裏の結露である。元々勾配天井は小屋裏空間がなく小屋裏の夏型結露の危険性があるので屋根通気層を設けることが必須である。この建物はこの屋根通気層があるのに北側屋根裏面で結露し、これをこのまま放置すると著しく寿命を縮める可能性が高い。ではなぜ屋根通気層があるのに結露したか・・・。それはその通気層が有効に空気が流れる構造(換気不足)になっていなかったからであると書いてある。この件はまた後ほど取り上げる。

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