群馬県高崎市 榛名の家 完成2

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吹き抜けは単純に気持ち良い・・・。冬は明るさと暖かさの源になる。

日本海側の気温が上がるの時はフェーン現象。

昨日の三条市はフェーン現象で37度まで上昇したが、このフェーン現象の暑さは好き。今日も予想は38度であるが暑くとも空気が多少乾いて発汗が楽なため。

さてそんな夏に吹き抜けの弱点は日射が入りすぎて暑くなることである。しかし・・・

「緑の家」は基本的に簾によって外部日射遮蔽をする。この時に直射光は100%遮断する時間が真南窓なら7時30~16時00分までの8時間と完璧(7月31日)。そして簾の利点が、こんなに直接光を防いでいるのに室内から外部は見とうせるのである。

左の簾の無い窓と右の簾のある窓の風景を見比べてほしい。この見え方はブランドでは無理である。

私が建築士になりたての今から30年ほど前。世の中の吹き抜けに対する評価は、

「吹き抜けは夏暑く、冬寒い。とても非効率な空間で住宅には必要無い」

とまで言われていたが、時代は変わり今は全く真逆の評価になる。世の中の常識とは技術によって変わるものだと実感している。

テーブルの上が吹き抜けとなる。

その3は玄関などをご紹介する予定。

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