まず最初に↓「真夏COVID-19と換気」のブログにいいね(興味・評価)が多くついたことにビックリ。当ブログは住宅関連の事で科学的な見解を主とするが時には時事問題を私感で取り上げるなか、何時も評価・興味を頂くのがこのような住宅以外の私感のことに喜んでよいやら・・・。
近年小中学校にエアコンが設置され真夏の授業環境が改善されているが、エアコンとセットでなければならない換気装置が無いという国内の換気の第一人者である恩師の情報にビックリした。ビルではエアコンや換気、湿度なども一括して管理する空気調和という概念が普通であることに対し、学校にはほぼ存在しないことに驚いた。この環境では国民に換気=窓開けになるだろう。
次に紙管であるが、
「緑の家」の設計図はA2サイズの図面が標準。A3までは普段使いでも見ることが多いとおもうが、A2からは特別な大きさではないだろうか。
一級建築士の試験でも紙はA2サイズとなる。このくらいの大きさが全体も見られて且つ細部を見るために図面に近寄らなくてもわかる範囲なので都合がよいのだろう。
しかし・・・A2サイズはカバンに入ることはなく、持ち運びには筒か専用の大きいカバンになる。このため「緑の家」の場合は紙管をつかってお渡ししている。紙管を使うのは折り目の無い紙でお渡ししたいから。
ということで、紙管は「緑の家」では必須であるが、最近住宅用図面がA3サイズになっていることと、データとしてPDFでやりとりするので紙管を使う人が少なくなった。以前はネットを検索すればある程度の紙管取扱店が出てきたが、現在はA1サイズで直径76mm以上を取り扱っているお店は大変少ない。
今回はようやく適正な価格(以前の1.5倍)のアスクルさんで見つけたのでこの先入手困難になるのではと思い60本程度を一気に注文した。
私感では・・・
一生に何度も無い家の図面はやはり特別だろうから普段はお目にかかれないA2サイズがやはりよい。敷地が大きい時にはA1サイズの紙を使う事もある。
これは私の感覚が1/50の縮尺に慣れたためで、1/50なら寸法表記がなくとも感覚で空間の善し悪しを判断できる。スケールレスでも図面が読めるので便利だし、1/50のスケールは現場で1mm単位の巻き尺をあてても直ぐに数値がわかる。1cmなら50cmとわかりやすい倍数。情報量も適正だと思う。持運びに少し難があるくらい。
購入した紙管は横巻きでA1、縦巻きA2サイズがはいる直径76mmで蓋付き。
76mmの太さがないと図面80枚ほどが入らない。