2010年から自動車事故の件数と死亡者数も着実に減り、概ね半分近くまで下がっているせいか、高齢者による事故の取り上げ数が多くなっている。これは高齢者が運転するのは日中が多く、ドラレコをはじめ動画が比較的残りやすいためもある。多分知っている方も殆どであろうが、この新型プリウスでの踏み間違いと思われる事故は衝撃だった。
新型プリウスには衝突軽減ブレーキ(踏み間違え軽減も含む)がほぼ装備されている。この車には装備されていたかは、はっきりわからないが、この映像からあるらしいと判断でき、するとそれは殆ど意味がないと思われる。
ある程度効果があると思っていたが、やはり現在のブレーキシステムは運転者の意思を尊重するように出来ているらしく、ぶつかっている途中で一度ブレーキランプがつくのであるがこれはきっと運転者が踏んだのではなく、自動ブレーキが作動したと思われる。一度踏んだブレーキをこのような状態で離すことは考えにくいし、ブレーキランプがついた瞬間は、車の角度からフェンスをレーダーが認識したのではないかと思う。
ちなみに2010年の自動車事故発止数は69万件で死者数は4691人だったのが、2020年には31万件で45%で半数以下に、そして死者数は2839人で60%にまで下がっている。車メーカーの努力と運転者の意識も向上しているので、このような暴走動画が目立つが、このような事故は子供も巻き込むことが多いのでやはり重く受け取る必要がある。今回もこの左手フェンスの中は小学校とのこと。
住宅も車も同じであるが、安全性と耐久性の上に快適性やデザインなどが載っかると私は思うので、人が運転したときに基本的に同じ足で隣同士のブレーキとアクセルを踏むこのオートマ運転システムを止めない限り、全自動運転開始を待たないとこのような事故は無くならないだろう・・・と思っている。
コメント
N様
コメントありがとうございます。
自動ブレーキはまだまだ未完全なものと感じておりましたが・・・。
多分、人と同じ判断の出来るアルゴリズムはホントのAIにならないと無理で、人と電脳(中途半端なAI)が混在する交通手段ではこの手の解消はまず無理だと感じます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211107/k10013337411000.html
自動ブレーキ優先の技術が検討され始めたので近い将来にはこういう事故もなくなるんでしょうね。
現状ブレーキの踏み間違いより深刻なのは自動ブレーキが義務化されても肝心の自動ブレーキの性能が低性能な車も基準を通ってしまってることですね。
ダイハツとスズキに関しては実用速度で止まれるレベルには到達してないです。
スバルのアイサイトXやプロパイロット2.0、トヨタのヤリス以降の自動ブレーキと比べると話にならないレベルです。