新潟の住まい 「緑の家」の 耐久性はバランスが重要

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一昨日はとても感謝する事がありました。コンビニから私が出るときに、ちょうど外から小学校5年生くらいの男の子が入ってきたところでした。その男の子は私が思いもせぬ行動で、私が出るまで戸と抑えてくれてたので、思わず振り返って笑顔で「ありがとう!!」というと、男の子の顔は、ぱっと花が開いたように笑顔で返してくれました。多くの人がこのように出るまで戸を押さえていてくれる場面は少ない世の中です。それだけでも感謝しますが、それ以上にありがたかった事は、「ありがとうという言葉は笑顔とセット」ということを思い出させてくれたことです。戸を持ってた人が大人だったら私はこのように笑顔でありがとうと言ってません。だから感謝する気持ちが上辺だけになるのですね。ありがとうと笑顔(心)はセットで・・・。感謝です。ありがとう!!(*^-^)

さて本題。

15日のブログでは、耐久性の順位が重要と書いた。たとえばこの写真中央の屋根はまだまだ当分寿命はこないだろう。谷もなく健全な計画でかつ安田瓦という耐久性の高い物を使っている。あと50年はいけるのではないか?しかし、樋や外壁はこれから20年もたないだろう。さらにたぶん温熱性能は低いと想像できるので寒い家ではないか?すると家主の代変わり時には家の建替えとなり、まだまだ使える瓦はごみとして処分される。家はおのおののバランスが重要である。

4年くらい前にお手伝いさせて頂いた建替えの家は、その3年前に瓦だけ数百万かけ瓦を葺き替えたとおっしゃっていた。しかしその後すぐに建替えたかというと、とても寒くてじめじめした家だからだ。このように家の持つバランスがくずれていると、家主は躊躇なく建替えてしまう。バランスを考えた家にする事は、その家の持つ耐久性を無駄なく発揮できる条件である。 誤解のないように・・・私は瓦屋根は大好き。それ自体土で、役目を終わったらまた土に返るだけの貴重な素材。

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