明後日 超高断熱Q値0.99の家 見学会

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

玄関のある北側の外観。何時もより水平ラインを強調したデザインとなっている。

完成見学会を明後日に控え、現場はとてもあわただしい状況です。

この家は「小新ゼロエネの家」との名称にしておりますとおり、超高断熱Q値0.99w/m2kで国で認定を受け、太陽光発電を5.8kw南側の屋根にのせ、その年間の発電量で、住宅で消費される空調換気照明などの一次エネルギーを超高断熱技術で低く抑える事で、約20%多く発電量を確保できるという家です。

無論、耐震等級2で長期優良住宅認定を受け、さらに室内壁には「中霧島壁」という左官屋さんが塗る自然素材の壁が家の80%くらいに使われております。

真夏の超高断熱が住宅地で如何に快適か・・・それをご体験頂ける絶好のチャンスです。あとわずかに予約残があります。特に4日は梅雨も明けるような真夏日になると思います。そんなか、断熱性を極めた家がどのような夏の環境になるのか、体験して頂ければと思います。

木の内側にポリカを設置している様子。

新潟市の殆どは、冬期に強い西風が一ヶ月の半分くらい吹いております。そこで家の玄関は、風の吹き込まない東側が最高位置とされますが、それは1/3のくらいの家だけに当てはまる敷地条件。どうしても北に道路をもつ家は西風をまともに受けることが多くなります。

この小新ゼロエネの家も北側玄関なので、西風防止には囲いを設ける事にしました。玄関は一番上の写真のようにコの字囲い、外部収納は木の板の内側を、ポリカで塞いで、明るさ・デザインと風よけの両方を融合させます。とはいっても完璧に風を遮る事は不可能ですが、設備機器の傷みや自転車の痛みは大幅に少なくする事が可能です。

冬の新潟県で一番重要なエアコン計画はこの屋根につきる。

エアコンの室外機です。しっかりと屋根がついているところが「緑の家」で、巷では今でも屋根無し室外機設置が殆どです。折角、省エネとかエアコン暖房で快適と謳っていながら、実際使用でのエアコン暖房で効率が下がるようでは「・・・」となります。

今回から選んだエアコンは、先回お勧めしたダイキンのS40PTXPと言う機種。早速使っております。隣の少し小さい機種もS22PTXPと揃えてダイキン製です。

このダイキンの室外機は普通のメーカー室外機と違い、上部に加湿除湿ユニットがついておりますが、これは「緑の家」ではオマケ程度と考えており、普段は消費電力が上がるので使わない予定です。

ところで今回は建て主さんのご希望でタイルの階段です。久しく無かったので、これはこれでよいですね。

土がついてますが、視認しやすい色分けとなっている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする