石上の家と荒町2丁目の家 木の外壁 無塗装

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2015/02/25の外観(玄関)

荒町2丁目の家の1年アフター修繕に立ち会いました。

施工中だった頃の外観(2013年12月)

上の写真は施工中のものですが、こちら玄関側は北東のため風と雨、そして日射も少なめですから木の無塗装の外壁は新築時と殆ど色味が変わっておりません。

一方ウッドデッキ等は日射良好、雨ざらしですので色も随分落ちシルバーグレーに近づいております。

木は・・・

日射や水で脱色され白になり、日射でカビ防御成分が分解されカビが生え黒くなります。

つまり

日射と水で白色 + カビで黒色 = グレー色

これが最終的な木の外壁の色となります。

新築時のウッドデッキ(2014年12月)

2015/02/25のウッドデッキ

この進行はいったてわかり易く、上の写真の手摺のむこうに見えるのはやはり木の外壁の家。軒の出が全くないので同じ北東方位側でも脱色とカビ黒が進行して既にシルバーグレーに近い色です。↓の写真は新築時一年未満と思われますが、塗装色でまだ綺麗です。

2013年12月の写真。この時は荒町2丁目の家より木っぽい色味。

2013年9月の写真。お隣さん家の綺麗な塗装色。

私はこの綺麗な塗装色よりシルバーグレー色の木の外壁が好きなのでこの変化は大変好ましいものですが、シルバーグレーの嫌いな人は、塗装を数年おきにすると共に、軒の出を多く出して雨や日射から保護する必要があります。



2014年8月の荒町2丁目の(「緑の家」南側
無塗装の外壁は下部からシルバーグレー化している。

さて今度は・・・

来月の3月21日22日に完成見学会が行われる予定の石上の家です。予約募集は来月になってからアップします。お申し込みをお待ちしております。

その足場がとれ玄関雰囲気が荒町2丁目の家と同じような感じがわかりますが、こちらは外部階段で1400mmあがり屋内へ、一方荒町の家はグランドレベルで家の中に入るという仕様が違います。

大きな跳ね出し屋根がかかる玄関アプローチ。

そしてその外部階段を上がると2つ有る玄関戸・・・。

迫力のある玄関表情です。

右手の玄関戸の外壁からの下がり具合が最近の家にはない。

何時もより良かったのは奥まった玄関戸の雰囲気がある右手側・・・。設計の指示が間違っていたので修正をした方が奥行き感のある玄関戸のデザインになっております。

もともと「緑の家」は外壁厚が最低でも250mm程度なりますから、その外壁厚を生かした納まりの方が重厚感があります。今度の設計から玄関戸はこちらを標準の納まりとしたいと思います。

戸枠の木が厚く見え重量感のある玄関戸納まりとなりこれは大変気に入った。

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