新建ハウジングという業界新聞に取材記事で紹介されました。
紹介の範囲で故意に荒くして掲載。写真入りですが、ただの爺か?・・・
特に今回は私がどんなビジョンで家の設計をしているかという嬉しい質問があり、口をついてでた自分の言葉が、私が23年前に高気密高断熱住宅にのめり込む時と変わらない気持ちである事が改めてわかり、自分自身に驚きました。
随時更新してます。
前の記事にありますが、今日は東京でのセミナーがあり新幹線でこの記事を書いております。
セミナーは新しい省エネの計算をウェブで行うのですが、その入れ方を共有するためのものです。
寒くなって来ました。
写真とは関係ないのですが、調べたいときにネットで検索すると様々な情報が探せます。しかし書いてある内容がサイト毎に違っていたり真逆のことがあったりします。この時に自分の想像力や分析力がフル活動します。
今回は薪ストーブと煙突で様々なサイトに訪れましたが、そこに薪ストーブ以外の家の事などが書いてあると、そのサイトの信用性がある程度判断できます。
例えば最近の気密性が高い家では、どんな高価な2重煙突やストーブでも煙の逆流は免れない・・・等。負圧になりやすい家では外気導入型の重要性がわかっていない事や、薪ストーブでもエアコン暖房でも、消費エネルギーを減らすのは機器より器である家の性能が大事と言う事の理解も少ないようです。
薪ストーブのことは、専門店屋さんのような実績が沢山あるわけではありませんが、客観的な評価として家に置く設備の一つですから、設備として判断すると優等生とは言えません。が、デザインや雰囲気で判断するとすばらしい設備であることはまちがいありません。
前回の記事と全く反対の題・・・冗談?いいえ本気である。
黒い土の壁・・・黒い厚い木の床・・・
黒は光を吸収する・・・と言う事は全てを吸い込み受け入れる色。
超高断熱高気密の家を強くお勧めするオーブルデザインであるが、
最近、リノベーションで設計参加しているこの普通の古民家に惹かれる・・・。
この論文は「緑の家」にお住まいの人にはとても興味深いでしょう。
そのまま受け取れば「緑の家」の仕様はとても消費エネルギーが少なくなる工夫がされているとわかるからです。
ただ・・・
この論文は温湿度解析ツール THERB for HAM を用いた数値シミュレーションであり、実測ではない事と、京都が条件?であることを留意してください。というのは、下図2の冷房と暖房のエネルギー消費が、冷房の方が多いという実際ではあまりない結果(これは当ブログの常連さんならわかるとおもいますが、暖房にプラスとなる冬期日射は、周囲の環境が良くないと全く見込めない=レースカーテンをする)です。
昨日の記事に引き続いて今日も同じ鎌田研究室からの発表のご紹介です。
その前に、昨日ご案内したシミュレーションが通風による冷房エネルギー削減を行ってますが、通風による削減の定量的な評価は、家周囲の状況が大きく関係するのでなかなか難しく※、どのように計算して行っているかは不明ですので、先回の記事はあくまでも外気の状況によっては通風(窓を開ける行為)がむしろ冷房負荷削減に徒となる時期があることだと理解下さい。
※通風は風の揺らぎのリズムも含め気温より1~2度体感が下がる効果も合わせてありますが、この通風評価を加味しようとすれば、家の周囲や窓の配置大きさで相当効果が変わってきます。その研究は赤林研究室が一番でここ10年くらい連続して行われておりますが、それを見ると都市部において通風が如何に難ししく、また現実との乖離があることが想像できます。
今年の建築学会の大会で発表される論文は大凡8000です。凄い数で、建築系論文発表の大会は医学系論文の発表大会の次に大きな催しです。
この多さはやはり実社会に直接与える影響=金額も大きいからでしょう。物理、数学は基礎的な学問で最も大きな影響を与える基礎学問と思いますが、直接実社会にもたらされる事(企業利益)が少ないので、研究費が多くない=論文数が少ないか、ハイレベル過ぎて論文が書けないから少ないの両方でしょう。
解体される既存住宅。立派な屋根が取り壊すことを躊躇させる。
弁天橋にまた「緑の家」が建築されます。
それもネットゼロエネルギーハウス※として・・・。
※・・・ネットゼロエネルギーハウスとは住宅内で使用される主な消費エネルギーが、搭載される太陽光発電パネルによる創出エネルギーと相殺されて0以下になる家。さらにその上に先進的省エネ技術が搭載される家。
昨日のアクセス数は1700/日を超え、最高記録を更新しました。なぜ昨日?何でだろう・・・。
まあでもありがたい事です。合掌・・・さて、
10日ほど前から始めた国の補助金申請作業・・・
明日が必着なので、実質今日が締め切りです。
午前中に投函終了・・・・作業完了です。
今週も来週も図面作業が沢山あり大変ですが、ブログは息抜きには最高の業務ですので、忙しいときほど書いてしまいます(笑)。
階段を上がった時に見える「客室の」空間。
私が美しいと思うのは・・・
やはり建物と緑の調和です。
「緑の家」で家を計画しようと思っている皆様へ
今年の家の補助金は
1.ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援→最大360万
2.住宅のゼロ・エネルギー化推進事業→最大165万
3.地域型住宅ブランド化事業→最大160万120万
です。
このうち6月22日が締め切りなのは1と2です。こちらの補助金のうち2はSSプランの家に太陽光発電を載せるだけで標準仕様でOKです。もしお考えの人はご連絡を頂けるとありがたいです。当事務所へのお申し出は申し込み事務作業がありますから、6月10日頃までとさせて頂きます。
ある県内住宅メーカーのチラシに書かれていたグラフ。ホントにこのグラフは正しいのか?
こちらのグラフは、ある住宅メーカーのチラシに書かれていた数値を書き直したものです。
このメーカーは自然素材を使う事と断熱+自然の通風+床下冷熱を使う事で、2010年の夏に外気が40℃近くの時に室内は、エアコン無しで31度だったと自慢しております。
ここで普通の人は凄い家だ・・・と思いますが、私はこと環境系は得意分野(自称)・・・
ホントかな?と思い調べると・・・
緑字2012.05.22 事務所にて加筆
今埼玉県のさいたま市でこのブログアップ中。後で修正があるかもしれませんが、とりあえずアップします。
見事なアトリウムのある埼玉県の合同庁舎1号棟。この付近はあたらしい建物が多くい。20年前来たときと全く違う景色。
今日は埼玉県さいたま市でネットゼロ住宅の補助金説明会・・・。
すごい人数で補助金24億円を1400棟分あるのだが・・・計算すると逆に1県あたりに30棟しかない。これではすぐに埋まるだろう。
このブログは新幹線で書いています。今日は大宮で補助金(建て主さんへの)の講習会。昨日も補助金の講習会(地域グループ→建て主さんへの)と今週は補助金に振り回されております。よって後で加筆修正が予想されますがとりあえず移動中の時間でアップします。
久しぶりにビックスワンにいった。7年前にアルビを見て以来。
東北電力ビックスワンで上の題の講習会というか説明会にいってきました。
2012.4.27日加筆
ネットは大企業にとって恐ろしいですね。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20120406/564289/
超大手ハウスメーカーが営業停止です。
詳細はわかりませんが、営業停止とは穏やかではありません。大手でも零細大手以外でもかわりないのですね。なるほど・・・基礎を造り忘れたのかな~。
続報
ネットで調べると2007年に発覚し裁判で争っていたそうです。しかし行政処分が下ることをしておきながら、裁判までもつれるとは、大手はさすが資本力にものをを言わせますね。個人建て主さんは大変でしたでしょう。
日経ホームビルダー2012.04号。
昨日に引き続き日経ホームビルダーの記事から・・・。いつ見ても業界がどっきりするような内容です。
ある高裁の判決があり、建築関係者にはとても厳しいが、建て主さんには喜ばしい判決が出ました。 詳細を知りたい方は日経ホームビルダー2012.04月号を購入してください。
日経ホームビルダー2011.8号
以前R2000の改修工事で最近透湿防水シートの酸素劣化をお伝えしましたので、古い記事ですが、業界では知っていて当たり前な、でも建て主さんには公開したくないこちらの情報もお伝えします。
なぜ家中暖房しなければならないか知ってますか?
22年前から私達はこのような事を問いかけてきました。
でもこの事が一番大事なのです。
当ブログのファンのかたには「釈迦に説法」ですね。
あっ・・・家中冷房の方は好みで、無理に必要ありません。私は好みです。
先日の「空気の読めない質問をしたかも 詳細偏」でエコキュートはエアコンと違ってCOPは2つあり、その一つがSCOPと書きました。そのSCOPはいくつなの?との質問を受けたので、過去のこのブログをお読みください。
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-e876.html
またガス給湯器との比較はこちらをご覧ください。
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-2803.html
です。
久々に日経ホームビルダー2012年2月号から・・・
ナイスです!
良い記事ですね。さすが建て主さんには見せたくない業界雑誌ですね(当事務所はどんどん紹介しますが)。
多分、工務店の人も気づかない構造のお話をわかりやすく記事にしてます。是非一般の建て主さんも買って読んで頂ければ「えッ こんな事も今まで気が付かないの?」と、いかに工務店・建設会社さんが構造に○×か、わかります。
最初に・・・
14,15日に行われる構造見学会の詳細をHPにアップしましたので是非どうぞ。左のバー「見学会のご案内」をクリックしてください。
先回・・・
スマートハウスに使われる蓄電池は有効な設備か?
という題目でブログを書きました。
そもそも大手ハウスメーカーが勧めるスマートハウスは省エネなのか?エコなのか?については以前説明したとおり、殆ど省エネやエコに対し貢献はしておりません。
なんと建築専門系では技術誌として一番有名な「建築技術」に寄稿しました。
発売日は12月17日(本日)の2012年1月号です。
題名は「新潟のパッシブデザイン」です。
これは住宅評論家では日本一有名な南雄三氏が、毎年恒例(1998年には既にあった)の断熱や気密等の温熱環境の事を「建築技術」に企画寄稿している中のもので、今年は私を寄稿者の一人に推薦して頂けました。
当事務所にある最も古い連載初期の「建築技術 1998年11月号」。技術者業界では既に13年前には高断熱高気密からエコハウスだったのです。無論執筆はこの頃から南雄三氏。既に13年続く企画。
この記事は建て主さんにとってとても厳しい現実だろう。4割も住宅が基準法違反。それも生命の安全性に関わる大事な所。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20111111/555290/#comment-201111210846
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その下のコメントも凄い・・・。
びっくり!!
追記 2011.10.19 緑字
R2000から・・・R2000+(プラス)へ その⑤で驚きの事実がわかった続報です。
自然に破れてしまうタイベックシート。
こういうことはすぐ調べるのがオーブル流。日本デュポンに問い合わせをしました。
当時築30年の床下。当時はこのように下は平らではなく木が左右にあり、湿っぽく蜘蛛の巣やカビ、ゲジゲジ、ムカデもいる。今はこれほど酷くはないが、それでも綺麗ではない。
床下が綺麗だと思っている人は、きっと自分で床下に潜って作業したことがないのでしょう。家のメンテナンスは人任せで、本当は家のメンテナンスに興味がない人だと思います。
今年のお盆は半日を除いてほぼ事務所で仕事をしておりました。このためブログの更新も8日間途絶えました。皆様 すみません。
実は・・・
7月後半に納入された構造ソフトが、売り文句とは違いほぼ使えないソフト(私にとって)であることに気づかされるまで2週間費やし、8月上旬に返品し他のソフト購入し、その2週間遅れた仕事を少しでも挽回するために、お盆中は事務所で缶詰状態で仕事をこなしました。
さて仕事以外の半日とは・・・
毎夏、姉が寺泊に避暑(とは言っても暑い)に来て頂けるのですが、その姉をご主人のご実家である会津若松へお送りしたついでに観光して来ました。
私は新潟県内では殆どない「独立」した設計者です。
なにそれ?
と思われる方がいるとおもいます。
過去14年の事務所の売り上げの95%は建て主さんから設計工事監理料です。普通は同業者間で仕事のやりとりがありますが、当事務所では皆無です。
実はこれが一番の強み(建て主さん側に立てる設計者)なのです。
あるTV番組で「100ミリシーベルト以下の多少の放射線被爆ならかえって健康に良い。そんなに怖がらなくても良い。だからお母さんや保護者が過剰反応過ぎ」と言っていた専門家に、司会者が
「では、今すぐに貴方が福島第一原発敷地内に行って100ミリシーベルトまでならそこで従事しても良いですか?」
と聞いたところ
「直ぐ行っても良いですよ」
その後小声で
「勿論、放射線量計を所持してね」
だから・・・