デザインと構造は一体 ①から少し日が経ちましたが、少しづつ続けていきたいと思います。
今計画している家の組み込み車庫のスケッチです。
耐雪2mで耐震等級3の条件で、片持ち(キャンティレバー)といわれる片方だけしか柱のないアクロバットな屋根です。それもそのハネだしの出寸法2500mm・・・。
これは1.1mの壁面後退規定のある地区でいかに隣地に配慮しながら条件を守り、そして格好良く(美しく)そして地震に強く、雪も2mまで大丈夫という欲張りな組み込み車庫の答えです。
家は技術者が設計して初めて安全性が確保されます(法律で規定)。そして構造設計が可能な設計者は、とても自由なデザインの発想ができます。いくら形が良くても安全性の裏付けが乏しく、耐久やメンテナンス性が考慮されていない家は、良い家とは言えないと感じますし、こんな設計は設計者である私が楽しくてしょうがありません。
そう、デザインと構造は一体です。デザインだけではいけません。
ごめんなさい。今日はこの話題に続きはありません。この模型を制作中なのででき次第ご紹介します。いい感じですよ。きっと!