東北電力管内の電力について・・・

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ここ数日間東北電力管内の電気使用量は92%を超え一時97%になりました。家庭では節電をしているのに効果が少ないと思われた方もいらっしゃるでしょう。

その原因は・・・

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こちらは家庭用における東北電力管内の電気使用量を係数(月平均に対する割合)にしたものです。

これをみると家庭での夏の電力が冬使う電気より少ない事がわかります。では何故TVでは夏の節電を呼びかけるのでしょう。それは家庭以外のオフィスや店舗などが夏に大変多くの電力(冷房)を使うからです。

この事が明らかなのに「甲子園が始まると電気量が増える」と言ったデマを流し、如何にも家庭が悪いように見せてますが、実際は家庭以外の消費がピーク電力となります。

この事は私達建築士への警鐘でもあります。

夏の電力需要を押し上げているのは間違い無く「オフィスなどの商業施設」で、こちらの建築物の夏対策を怠った事が原因です。

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こちらは以前6.11パレードの時に撮影した新潟市の目抜き通りにあるビルです。東南向きの全面ガラス張り。確かにカッコは良いですが、この建物の冷房空調設備はただならぬ大きさと想像できます。いくら窓ガラス自体の日射侵入率が0.3以下であろうと、全面にあるガラスからは、大量の太陽日射が容赦なく入って来ます。このような建物は真冬でも冷房運転する日があるのでは無いかと想像します。真冬に暖房いらずは良い事なのですが、新潟ではその恩恵より真夏の冷房負荷が増えるだけで良い事はありません。

日本は先進国の中では最も暑い夏を持つ特別な気候です。我々建築士はそれをしっかり理解し、今後このような見栄えだけのビルは是非止めなければなりません。

またこの中で働いている人の多くがやはりネクタイをしている可能性があります。是非襟元を緩め、せめて開襟シャツくらいで済ませましょう。

おかしいと思うのは・・・

TVのニュースではしっかりネクタイと上着を着けたアナウンサーが「節電、節電」と連呼してます。先ずはTV局から意識の変革を願いたいと思います。状況によっては多少ラフな服装でOKという国民になりましょうか・・・ね?

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