新潟の超高断熱高気密の家から   夏の冷房費を含んだ電気代

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ヤマボウシの実です。

昔は子供のおやつによく食べられていましたが、今は生のまま食べる人は少ないです。桑の実も同じで、初夏にたくさん生え甘い実ですが、今は食べる人は少ないですね。食が豊かになったおかげです。

オーブルデザインでは10年くらい前からそんなヤマボウシをよくシンボルツリーに指定してます。本当はケヤキの株立ちが一番好きな樹形ですが、何しろケヤキは葉の量が半端なく多い木ですので、落ち葉の心配地域にはお勧めできません。そこで似たような樹形のヤマボウシなら葉が少なく大きくなりにくいので、市街地でも安心して勧められます。

完成時(真夏)

2ヶ月後 右がヤマボウシ

緑が植えられると感じが違いますね。今日は午前中に「2ヶ月点検」に伺いました。

家はどんなに立派でも庭や木がない家は寒い感じがしますが、木を植えるととたんによくなります。また玄関前の花壇、玄関横の植え込み(花瓶の生け花)も大変すてきで、木や花が好きな建て主さんの感性が光ります。

さてこの一番暑い8月電気代は・・・その前に条件

家の大きさ65坪、ご家族5人、オール電化で引っ越し(夜間照明多用)、で24時間中2/3位を冷房と聞きました。

約2万でした。いいですね。

午後からは「片貝の家」の施工を請け負われたウエストウッズ(長岡市福戸町)さんに行き、床柱と和室柱を確認しました。

親会社が材木屋さんだけあってとても広い敷地です。

和室柱(杉赤 民木)120角と135角です。

ふと横を見ると見慣れた光景・・・

おやっ 同じ杉の柱なのに色味が全く違うので、

「乾燥方法が違うのですか」と伺ったところ、産地の違いが一番大きいとのこと。

今はこのように杉の製材柱であってもJAS等級がスタンプされており昔とは違う時代を感じさせます(昔とはつい5,6年前の事で無垢の杉柱にJAS規格は殆どなかった)。この柱は乾燥がSD15でE90と読めますが、一般的にはSD20、E50~60の杉柱だそうです。ちなみに当事務所はSPF集成のSD15相当 E95が多いですね。無論集成材の柱が高いです。手間がかかるからでしょうか?SD15とは乾燥率15%以下のことで、20より15の方が乾燥してます。集成材はラミナ段階で乾燥が徹底されるのでSD15以下相当です。

帰り道に大変残念な光景を見ました。基礎工事のやり直しのようです。何か問題があって基礎の一部を破壊しておりました。基礎は木の部分と違い手直しが難しくこれではもう一度やり直ししかありません。建て主さん、関係者皆さんとても残念でしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする