「緑の家」の標準ポスト口をお使いの皆様へ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ポスト口は縦型と横型がある。

緑の家の皆様へ
「緑の家」の95%で使われている標準ポスト口について使用上の注意があります。

「緑の家」では13年くらい前から防風ポスト口(郵便物が口に挟まっていても風が入り込みにくいポストを防風ポストと呼ぶ)を標準設置しております。それ以前は建物の気密性を最重要と考えてポスト口の設置はしておりません。しかし12年前に室内で薄着でいる事の多い「緑の家」の建て主さんが、

「雪の降る中、玄関戸外へ郵便物を取りに行くことに抵抗ある」

と、強いご要望を頂いたので、下の防風ポストを現在標準設置しております。ポスト口に郵便物が中途でささっていなければ、気密性は維持され以来特に際立った不具合もありませんでした(1回結露があった)。しかし・・・

防風ポスト口(YKKパンフレットから)

最近YKK製のこのポスト口が、新築後1年くらいで壊れる事が2件起きました。

YKKさん曰く「新聞折り込みの広告が多く厚いときに、それを挟んだ2つ折り新聞を無理に差し込む、戸外側から引き抜きぬく等すると破損する可能性が高い」、とのことで、この場合使い方が悪い、または故障原因が特定できないので無償修理にならないと言われております。私としては最近の新聞事情から、「そのくらいで壊れてもらっては困る」と申し入れたのですが、販売用説明パンフには2つ折りの新聞(広告や2社分の記載がない)とあるので・・・すみませんと言われました。

YKKさんのパンフ内の説明文

よって各家庭で依頼されている新聞配達屋さんにこれを守って頂かないとYKKさんでは有償修理になりますのでご注意ください(原因不明で一年以内の破損は施工店さんの無償修理対象です)。対処として、厚い新聞の場合、新聞受けを別に外部設置して頂くか、2回に分けて入れて頂く必要があります。普通の新聞2つ折りや回覧板は上に記載してあるとおり大丈夫との事です。

お使いの皆様には大変申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。

多分どのメーカーのポスト口でも機構上ありそうな事なので、メーカーを換えることでよくなるとも思えませんので、今後ポスト口を使って行くかどうかは検討中です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする