例え車庫であっても構造は大事

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「緑の家」は、構造が一番です。といつも申しておりますが、
これは車庫のような小さな建物であっても同様です。
デザインがいくら良くても構造が法律を満たしていなければそれはただのオブジェであって建物ではありません。

町を車や自転車で走ったリすると、時には
「?」
という建物を見かけます。
これは家と独立した車庫でも同様です。
新潟県では雪が降るので、車庫というと簡易な屋根だけのものも車庫と呼びますが
その代表的なものが「アルミのカーポート」と言われる建物です。
このアルミのカーポートは大手アルミメーカーの商品であることが多いので(部材と構造が大手アルミメーカーの保証)、これらについては施工を間違えない限り、建築基準法をみたしております。よって一番手軽にお勧めできる良い商品です。
しかし・・・
このカーポートを町の工務店さんが木造で作ろうと思うと突然ハードルが高くなります。カーポートは構造的には大変難しいのです。
5mの開口部をもつ車庫は要注意
例えば2台分の開口幅をもつ車庫を作る場合、壁がなければこのようにラーメン構造
のような
柱と梁で耐震性を確保する構造でないと法律で定められた耐力を満足しない場合がほとんどです。

壁の無い車庫柱脚はこのくらいの必要。ここを見ると構造的にインチキしていないかわかる。

地中にはこのくらいの基礎が必要
無論基礎もとても大きくなります。これは特別強く作っているのではなく、新潟では当たり前の積雪1mで耐震等級1・・・つまり建築基準法上ぎりぎり満足する構造でさえこの程度必要ですから、これ以下の華奢な車庫はまずNGだと思ってよいでしょう。
実際前面に柱しかない木造の車庫を見ることがありますが、あれは多分4分割法ではNGつまりバランスを欠いた建物です。きっと・・・構造を軽視する設計者が計画したのでしょう。
車庫も2台が並ぶことができると10m2を超え、確認申請が必要な建築物になります。また構造の仕様規定の厳守か構造計算による安全性の確認が設計者に求められます。役所はチェックしません。ここがポイントで、結局誰もチェックしないまま建物は建築されます。
町の建物をよく見たり、ホームページに掲載している建物をよく見て華奢な壁の無い建築物や、車庫があればその建築会社は要注意です。

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