いつもの報告会へ その1

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今日は時雨気味の新潟から天国のような日差しが期待できる東京へいつもの報告会へ出席します。三条は時雨ていましたが、湯沢駅では晴れているところが冬型の特徴の一つです。晴れれば暖かくなるのですがね・・・。

「緑の家」で現在実測中はなく、次の実測建物の伊達の家の竣工を待っている状態なので、今回の報告会では面白い報告はできず他の報告者の話を聞くことが中心になると思います。

トンネルに入るので一度ダウンします。

今日は先回の倍以上の人数です。なかなか規模が大きくなってきました。今夏様々な床下環境における論文が発表されたので、実測だけの発表で、解析らしきものを行っておりません。

ただ今回も前先生に「感謝」で、

ただ・・・「これをいうと浅間さんが怒る」と何度言われたか(笑)・・・・・・。

何かというと・・・ズバリ、

「湿度」

です。

私がいつも湿度のことを申し上げるから

「浅間は、夏季は低湿度でないと許せない」

との印象をお持ちで(覚えて頂き大変光栄)、

「夏季の快適さは湿度管理に尽きる」と思われたようです。

私は夏の家としてこの「て・こあ」が大好き。RH(相対湿度)が70~80%あろうが、気持ちよい・・・。カビ臭を薄めるために通風が最も効果的。

えーーーと

私が湿度を気にしているのは床下内のことであり、住人はまあどうでもいいかな(汗)・・・と思っております。人は生きているのでカビには負けませんが、生命を断たれた木などはカビに対し抵抗力が持続しません。

よって全ての箇所に管理が行き届かない床下が、RH70%(65%以下が望ましい)以下ならそれでよいと思います。

これを伝えたのですが真意が伝わっているといいですね~。

また、夏期に家中空調すると新潟では窓開けしない方が湿度が下がりやすく、その結果・・・

床下の湿度も下がるし、人にも良い影響があるのでやはり「湿度馬鹿」(笑)なってしまいそうです。

一方上の写真の「て・こあ」も大好きです。RH(相対湿度)が70~80%あろうが、カビが至るところに生えてカビ臭があろうが、通風が思いきってできるので、カビ臭など全く気になりません。カビ臭を薄める為に通風があり、人も気持ちよい揺らぎの風が室内をとおり抜けます。

カビ臭と通風は切り離すことができないのが日本の多湿地域の住いであったのです。

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