上のとおり昨日のヤフーニュースで
ペットボトルを食べるバクテリアを世界でする初めて見つけた!との記事があった。↓
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6327426
その記事の元になったと思われる・・・
こちらのソースの論文はこちら↓
http://first.lifesciencedb.jp/archives/12242
元々ペットボトルはポリエステルという分類であり所謂お洋服と同じ材料。大気中では安定しているようで紫外線がなければ容易に分解されないとされている。よって日本では破棄する方法として焼却になる。今まで地中内でも安定していると思われたそのポリエステルのペットボトルを分解するバクテリアが地中内から見つかったとの記事。
ここで私が何を言いたいのか?
石油から作られるCとHの化学物は金属系とは違い必ず微生物によって二酸化炭素と水に分解されるといっても良い。但し時間がかかるときがあるが、条件さえ揃えば分解は早まることもある。今はそのバクテリアが見つからなくとも将来は見つかる可能性があり、安定性の高いペットボトルでも発見された。
つまり・・・ベタ基礎のスラブ下に敷き込まれる「押し出しポリスチレンフォーム」も、それを分解するバクテリアがいる可能性が高い。ポリスチレンも同じ石油から作られるCとHの化合物。だからいつかは分解されるはずであるが、もしその分解バクテリアがその地域にいたなら、現在の想定以上のスピードで分解されたり劣化したりする。
だから私は何か指針が出来るまでは軽々にスラブ下全面に50mmを超える押し出しポリスチレンフォームを敷き込むことは行わない方がよいと考えている。