換気

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昨日の新幹線移動で開いた時間にみたネットニュース。それはコロナ渦の住宅の換気の方法を伝えるページだった。

1時間に10分の窓開け換気と30分に5分の窓開け換気とどっちが効率がよいか等、本来現行法で規定されている「24時間換気」を全く度外視する内容に驚いた。

確かに古い住宅(2003年以前)には24時間換気設備は義務化でなかったため設置されていない事が多いが、24時間機械設備換気が義務化された法律が施行されてから既に17年も経過しているのだから、少しは24時間機械換気設備があることを標準としては如何だろうか。

・・・とその前に、所謂換気が重要なのは住宅のような基本的に家族だけが集うところではない。先回のブログで取り上げたように、会議室、集会場、ジム等床面積に対し多数の人が集まるところでしかも不特定者の空間である。

住宅内で家族間の換気不足による飛沫空気感染を心配するなら、三食を別につくって別の部屋で食べたり、団らんなんてもってのほかで通り過ぎる時も黙って同じ空間にいないこと。トイレは10分以上間をあけて空気が完全に入れ替わった後に使用し、トイレから出る前と出た後それぞれ手をあらい、共有タオルは使わないで自分の専用のタオルにする。お風呂は間隔を20分くらい間をあけて入り、共用ドライヤー、共有歯磨き粉は厳禁で水栓のハンドルと戸の取っては素手で触らない。そんなことをこんなCOVID-19のためにやるか?である。聞くと、ある家では外出後は玄関で服を全て脱ぎ去りそのままお風呂場に行って全て洗い流してから、それ以外の部屋にはいる家庭もあるという。そこまでするなら脱いだ服類は手袋をした手で触り、その後手袋は破棄する位で無いと意味が無い・・・。まるでオペ室とそれ以外に分けるように・・・そんなことできるか?いや出来てもなにかおかしいと思わない方が不思議である。だから家の換気感染症予防の観点での換気なんて考えるより、家ではおいしいもの楽しく食べ、ストレスをなくしてよく就寝することが重要だと思う。換気はCOVID-19のためで無く、普段の生活のために必要なのである。

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コメント

  1. Asama より:

    赤林先生へ

    いつも貴重なコメントをありがとうございます。
     
    >風上に感染者がいれば風下の非感染者は飛沫を浴びることになるので必ずしも換気が良いとは思いませんが。

    なるほど、全くそう思います。
    多分大騒ぎすればするほど様々な恩恵を受けることが出来るシステムがあるのでしょう。感染予防の事よりそちらが重要な方も多いと思われます。

    確かあるオフィスビルでは床下から床の穴で給気、天井の排気口で換気されることで、換気経路はできる限り垂直(風下は天井)になるように分散型のスリットがあるシステムの紹介がされていました。そこまでして同じフロアーで仕事をする意味がこのコロナ型ウイルスにあるのか・・・

  2. 赤林伸一 より:

    厚生労働省が換気の悪い密閉空間と言ったのが始まりで、建築学会・空調学会が大騒ぎです。換気の悪い密閉空間が悪いのは分かりますが、換気の良い空間の定義がされていないのでみんなどんな風に換気すれば良いのか困っています。私は換気すれば必ず風上、風下が生じるわけで、風上に感染者がいれば風下の非感染者は飛沫を浴びることになるので必ずしも換気が良いとは思いませんが。