吉田の家 防水検査と床下エアコン

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先日吉田の家の防水検査を行った。耐力壁検査と違いこちらは業界に広くオーソライズされているので問題なく終了した。

いつもようにクロス通気胴縁による施工である。確実な通気がとれる設計手法である。このクロス通気の主たる胴縁は手前側であり、この胴縁は特殊な長いビスで留め付けされる。

L=135 mmの太く長いビス。一般的なビスより数倍高い単価となる。

昨日から最高気温が10度近くも下がり、すでに秋の気配を見せている新潟県。もう夏は終わりなのだろうと感じる。今年は平年並みの暑くなってから3週間強で秋の気配となり、あっという間の夏だった。当然もう一度真夏に戻ることもあるが、気持ちはもう秋となる。

otomo vie centの作業小屋に掛かっている温度計は37度をここ2週間ほど示していた。その中で作業していると汗が滝のごとく流れる。

寺泊の自宅1階では再熱除湿が全開で、25度の相対湿度38%と異常なほど乾いている。こうなると洗濯物は無論、布団も湿った感がなく快適そのもの。

家族が使う一階の32帖を担う6畳用の再熱除湿運転時の環境。

このように日立のエアコンの再熱除湿運転は大変有能で世話になっているが、今後、床下用エアコンは日立を使わないことにする予定。日立技術者が描いたこのエアコン機能は立派だが、アフターの対応は悪くとても悲しくなる。稼働時間数に換算して3年で壊れることが当たり前かのように言い放つメーカーさんのエアコンは、建て主さんにとってメリットはない。3年で取り替えたら、ランニングコストが最小で省エネといわれる機器のエアコンでも、トータルコストが一番高く廃棄まで考えたライフサイクルコストでは最悪の機器になるかも。最上位機種の14帖エアコンの本体と設置費は20万を軽く超えるが、これを3年で割ると一年6万の機器代(一台)になる。20年で120万、30年で180万・・・。これでは使う気にはなれない。さすがにこれは無理。そうなると今度床下エアコンはどのメーカーにするかだが・・・これはまた次の機会に紹介したいと思う。

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コメント

  1. ソラ より:

    初めまして、
    ずっとブログを見ていました。

    リビングを日立のエアコンに交換しようと考えていますが、スローリークの情報を見ると大丈夫か不安になっています。
    とは言え、冷房の間欠運転が主な使い方なので、稼働時間を考えると大丈夫な気もするし迷っています。

    次の機会の紹介記事を楽しみにしています。

    • Asama より:

      ソラ様
      投稿ありがとうございます。

      >リビングを日立のエアコンに交換しようと考えていますが、スローリークの情報を見ると大丈夫か不安になっています。

      私も心配です。日立さんの対応があまり良くなかったので・・・。間欠冷房ならスローリークの可能性は低いと思いますが、パナさんの例では稼働時間に関係なく全く使っていないエアコンでもスローリークしました。まだそんな中身で販売しているとは思えませんが、2012年から2016年は酷いエアコンでした。 少しはまともな機器になっている事を願っております。