「て・こあ」でのある一日 百 築100年

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「て・こあ」の真っ暗な小屋裏から見つかった大正6年の竣工札・・・。住職を始め工事に拘わった人達の名が刻まれている。

当初、1つの建物で100回も続く内容があるとは思っていなかったこの「て・こあ」でのある1日シリーズは100回を迎えました。これは家と人が1体となって存在する「て・こあ」だからの事で、常に「て・こあ」と人がやりとりする(メンテナンスなど)から話題が尽きませんし、建築士として発見が多い・・・日本の住宅と人は日々のやりとりや設えに本質があるのでは・・・と思います。

その「て・こあ」竣工が大正6年8月だから今年が丁度100歳になります。

今年はここでお世話になった方に御礼を兼ねて何か振る舞えればと思っており、管理者さんと共に今思案中です。

さて、「て・こあ」にあるスイーツ部門の

*米粉おやつラボangang &*木の実と果の実のおやつ木果子KIKASHI

10日11日用の予約と店頭販売、14日の長岡市南口近くでの即売会の製作で今が一番の山場です。従って管理者兼工房責任者はあの極寒の「て・こあ」にずーと泊まり込んで工房の灯が消えることがありません。

そんな中、何時もの月曜日に私が賄い食をつくりました。

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作ったのは自家製ベーコンとほうれん草のスパ。これがおいしい・・・。この自家製ベーコンは2ヶ月以上前のもの。冷蔵庫保存でここまで味が変わらない・・・。

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友人から頂いた赤とうがらしをがほどよいアクセント。

さて・・・これだけ厳寒期に連泊が続くと丸一週間ほど薪ストーブが全開で燃焼中。その薪の使用量も半端ない。現在「て・こあ」には薪小屋(巾4m奥行き2m)が3つありますが、既に1つは空で2つめも半分以上使い果たしました。そんな薪小屋にある異変が・・・

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屋根から木がはえている?

いいえ、

屋根に木が突き刺さったのです。

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薪小屋は上の写真のように正面から見た時にはデザイン重視で、木の屋根で葺いていますが裏側は雨漏れが無いようにポリカボネート製です。DSCF6147

最近の雪でおれた枝が強風で飛ばされたらしい・・・。

見事に屋根貫通しております。

発見時は既に暗くなりかけの小雨だったので、この修繕を30分で行い薪が濡れないように対処しました。

流石に大自然は何でもありで、この枝の長さは5mで重さは30kgていど・・・。人に当たらないで良かったと・・・ただそれだけです。

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