この透ける感が蓮潟の家でも採用している「新コーナーサッシ」。これで3例目。
既製品の樹脂サッシを組み合わせて安価につくった部分カーテンウォール。木造住宅でもガラス越しに見える構造の柱梁が見える不思議さ。
こんな大きな窓を採用してもUA値0.3w/m2Kと超高断熱でC値も0.1cm2/m2とこちらも超高気密。
夏はこの大きなガラスから日射が入ると大変なことになるが、下のように完全に遮蔽をすると、外気35℃のさなかでも内部空間は25℃を6畳用エアコン一台で概ね維持可能。
「緑の家」の特徴である基礎の高さと最近多い木の外壁。
そして県内では最も早くアイアンウッドを採用して腐りにくいウッドデッキを薦めてきた。多くのウッドデッキが腐って更新されず、また住宅業界から無くなっていく中、「緑の家」は未だウッドデッキを作り続けている。それはこのアイアンウッドの実績があるからである。
雪が毎年2mも降り、根雪が2ヶ月も続く長岡だからこそウッドデッキはアイアンウッドでつくる必要がある。既に14年以上経過したウッドデッキも無塗装で未だ健全。
そしてもう一つ薦めているのがモルタル又はコンクリートそのままの床やアプローチ。古の頃から日本の住宅は一枚の「たたき」床のような意匠性が好き。それを現代版の安価な材料に置き換えたのがコンクリート。多少のヒビは避けられないがそれ以外は様々な利点、特に経年変化をもつ優れた素材でありそれらを早くから見極め採用してきた。