高性能な家造りは「基礎」から

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今日は北区の「すみれ野の家」の上棟です。暑くもなく大変良い日になりました。

今回の基礎の精度は大変すばらしい。流石10年以上お付き合いのある基礎屋さんの仕事。全ての芯で2mmも歪んでいないと思う。

何時もの1m基礎・・・。見慣れているから当たりまえの高さ。

基礎の語源はやはり建築物からきているのと思われます。ネット検索基でも礎と言う言葉は建物の基礎が一番最初に検索されます(私のPCの優先順位のせいかな)。そして建築以外にもよく使われます。例えば

基礎研究が大事とか、基礎が肝心とか等・・・

このように基本=基礎とも考えられる大事な部位であるため「緑の家」の基礎は、他の建設会社さんや工務店さんでは見られないほど気を遣います。

上の写真のアップ。鏡のように写る基礎の表面の艶。よい型枠を使い丁寧な仕事をすると何も仕上げを行わなくても光輝く表面ができる。これを極めると有名な建築家・安藤忠雄氏のRC打ち放しとなる。

それはまず第一に基礎が1mあること。これは事務所設立以来14年間100%の仕様で採用しております。「緑の家」と言ったら基礎が高い・・・大変自慢ができます。そしてもう数年前から標準仕様であるコンクリート設計強度30N/mm2(呼び強度で33~36N/mm2)をこれも100%で採用しております。そして更に全ての家で必ず一棟、一棟構造計算して鉄筋の数や配置(配筋)を変えている事です。まただめ押しですが、立ち上がりの基礎部分とスラブ部分を一回で打設して基礎を造る事が標準です。

確かにコストはかかりますが、

「基礎が大事」という諺があるくらい基礎はしっかりと設計・工事監理します。

下の写真は一般的に行われる基礎高さ、2回打込みのべた基礎です。

当事務所では一度も行っていない(住宅では)普通の高さの基礎(他社さん)

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