「緑の家」の窓について 1
ドレーキップ型(内開き)を10年以上使い続ける理由。

「緑の家」の窓の9割以上はドレーキップ型(内開き)となる。ドレーキップ型がどうしても使えないときに引き違い等となる。下は10年前の2014年に提言として書いたブログ。

提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本
2014年7月23日緑字加筆修正 オーブルデザインの「緑の家」では今まで⑧つ提言をしてきました。これで⑨個目の提言です...
この日のブログは辛口でパッキンが交換できないサッシはNGとまで宣言している。
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とうとう大手メーカーが樹脂ドレーキップ窓販売予定

現在施工中の旭町の家。ドレーキップのコーナーサッシ。

超高断熱高気密である「緑の家」では樹脂サッシでもドレーキップ窓を優先的にお勧めしております。このドレーキップ窓を薦める理由は以前のブログにありますが、実はこのドレーキップ窓・・・大手サッシメーカーさんの2社(リクシル、YKK)は今まで主力商品にはありませんでした。所が・・・

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提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本

2014年7月23日緑字加筆修正

オーブルデザインの「緑の家」では今まで⑧つ提言をしてきました。これで⑨個目の提言です。

「超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本」

2階の全ての窓がドレーキップ

こちらは3年前に計画されているある「緑の家」の2階のプランです。

青く囲ってあるところが窓部分ですが、この窓全て「ドレーキップ」という形式の窓で、巷に多い引き違い窓ではありません。

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神奈川県の愛川町での配筋検査

施工は地域のビルダーさんの愛和建設さんで、監督さんの対応も含めとても丁寧。

今週の初めに神奈川県に配筋検査にお邪魔した。愛川町に電車の駅はないので必然的に車移動しかない。三条からだと片道4時間(300㎞)で往復8時間の現地行きのためスタッフと2人でお邪魔する。

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完成時の気密測定が基本。完成気密C値0.2と予想どおり。

2024.09.27 緑字加筆修正追加 

建て主さん立ち合いで完成時の気密測定が行われた。内側に開くドレーキップ窓。

JISA2201:2017の建物条件2で規定された方法で中間気密測定をして先回はαAが18㎝2だったのが今回の完成気密測定(建物条件2)では45㎝2と27㎝2増えている。これは全く予想どおりで本所リバーサイドの家の完成気密はC値0.2㎝2/m2となった。

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「緑の家」の窓について 3 
「真」南以外ならメイン窓の方位は北がよい

私は設計を業としてからこの35年で数か所の一軒家で暮らした。この「暮らす」とのことが大事で、一日体験したとか、データを取っただけではわからないことが沢山ある。今回の3ではご批判もあり賛否両論あると思うが、私の窓に対するスタンスは省エネより窓先景観を優先するのである。

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10年以上超高断熱高気密住宅に住んだオーナー談。その3 引き違いは経年劣化で風が漏れる

西裏館の家 完成写真①
明るいリビングの巾2.6m高さ4mのサッシ。高性能樹脂サッシトリプルガラスLow-E。この写真は天井を見上げたショッ...
オーナーさんのご希望で和室以外はすべてドレーキップ窓。ドレーキップ採用の草分け的「緑の家」。

今から13年前の2011年設計の↑の家から「緑の家」はドレーキップ窓の良さに目覚めた。

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金沢市 戸板の家の気密、内部耐力壁検査 その2

Ua値0.17w/m2kと超高断熱の金沢戸板の家。板は杉の羽目板で、しかも当初小節程度と思っていたが全て無節である。過去にも金沢市で設計した「鳴和台の家」も同様だった。金沢市は小節は嫌われているかのように無節になってしまう。無節のほうが当然価格は高いのであるが、両価格提示され検討し無節を建て主さんは選ぶ。

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提言16
空き家の傷みを抑えるためには換気を止め除湿する事。その2

2023.09.12 宣言通り外気のデータを気象庁から敷地内データに修正しそのため文章とグラフも修正した。

1日の温度と湿度の変化で吸放湿する数種類の壁の実測データ。RH60~70%付近で吸放湿が入れ替わる。ソースは画像上に記載。

今回の「空き屋の傷みを抑えるためには換気を止め除湿する事」は提言16としたい。2007年から始まった提言だが既に16にもなり過去の提言には、その提言した年代をみれば既に常識になっている事もある。過去の提言は・・・

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石川県金沢市戸板の家の防水検査は窓周囲が要。

超高断熱で等級7を遙かに超えるUa値0.17w/m2kの金沢戸板の家。今日は晴れて33度と暑かった。

昨日の天気予報では午後から雨だったが、今朝では曇りに変わりそして実際は「晴れ」だった。鳴和台の家以降、金沢市に伺うときには特に雨を気にする習慣ができた。

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高気密高断熱住宅(拙宅)の31年目の樹脂サッシの取り替え その8 番外編2 苦労

家の西側のサッシを取り開けるのにワンルームなので全ての養生が必要になった。

今回の劣化した樹脂サッシを取り替えるのに苦労したのは何時工事をやるかであった。この取り替え話は既に7年前から出ていたが、住んでいて本当に出来るのかが踏み切れない理由であった。

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気密シートとタイベックの継続性

断熱はBグレードであるが、サッシはAsグレードにしてAsの基礎外断熱も採用し、最も効果的な断熱強化を行なっている井岡の家。

長期優良住宅認定(耐雪1.5mで耐震等級3、Ua値0.24とG3クリアー)で現在施工中の刈羽村の井岡の家に昨日伺ってきた。目的は耐力壁の4回目のチェックと、気密シートチェック。

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大地震後の気密性は担保できるのか?制振と法律

運動エネルギーを熱に変えるブレーキと制振装置は同じ。

近年、木造住宅でも地震に強い住宅として「制振」というキーワードを目にするし、そのようなご質問も受けることが多い。制振と耐震の違いは何だろう?また制振があれば地震後の気密劣化はないのだろうか?など疑問に思う人が多いので少しだけ解説する。

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松美台の家 完成1

古い自然石である大谷石の風情がとても気に入っている。このようなUSED品はご縁がないと簡単に手に入らない。

昨日松美台の家の引き渡しを行なった。
先日に換気量の数値測定をおこなったが、本日も再び最終チェックで数値を測った。ダクト式集中換気は引き渡し時には何度か事前にチェックする。

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高性能な家の窓及びガラスには寿命がある。

ある家のペアガラス内部での結露とカビ、汚れ。

窓につかうガラスは一般的に半永久かなと思っているはず。確かに単板ガラス(真物一枚ガラス)はほとんど劣化しない。しかし・・・超高断熱高気密住宅に使うペアガラス及びトリプルガラスは劣化し、その寿命は30年から35年と考えている。実際過去には10年くらいでカビが生えたペアガラスがある。

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金塚の家 内装と外装

右手の雪山は3mくらいである。

昨日金塚の家の工事監理に行ってきた。目の前には巨大な雪壁。金塚の家は旧加治川村であり、設計積雪量は1.3mと決められているが、今回は1mを超える雪が降ったとされる。

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高崎 榛名の家 足場撤去

明け方の榛名の家。群馬県らしく少し霧がかっている早朝らしい柔らかいショット。元気な里芋とネギが良い。

1月から施工を行っている榛名の家の足場がとうとう外れた。榛名の家は断熱性能Ua値0.28w/m2Kという超高断熱で耐震等級3の長期優良住宅の認定を受けている。当然床下暖房も10年を超え、より安定感が増している。

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白山浦の家 クロス通気

「緑の家」独自の外壁クロス通気層。外壁の木が抑えつけやすいように通常の倍巾のどうたて胴縁を使う。

新潟市で建築中の「白山浦の家」のクロス通気と防水シートのチェックに先週伺った。

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関屋の家 完成3

庇と奥まった窓枠で美しい窓廻りだと思う。

昨日関屋の家の引き渡しをおこなった。
何度みてもAグレードの窓廻りの良さは少し角度をつけて見るとわかりやすい。

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完成見学会のお知らせ 

 

当面の間、この記事はトップページに固定。

週末2週連続で完成見学会を行います。

①はスタッフ不足により時間枠1組様が標準です。②は時間枠あたり2組様が標準です。

お電話・メイルでご連絡お願いします。

①神屋の家

日時 4月14日15日(土・日曜)
場所 新潟市南区神屋(旧白根市)場所はご予約時にお伝えします。終了

②関屋の家

日時 4月21日22日(土・日曜)

場所 新潟市中央区関屋本村町 場所はご予約時にお伝えします。

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