事務所直ぐ近くに今年の春に販売し始めた建売住宅がある。既に3ヶ月だれも住んでいないが、こんな時にもエアコンで冷房すれば建物の傷みもほとんどないと思っている。
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提言16
空き家の傷みを抑えるためには換気を止め除湿する事。その2
2023.09.12 宣言通り外気のデータを気象庁から敷地内データに修正しそのため文章とグラフも修正した。
今回の「空き屋の傷みを抑えるためには換気を止め除湿する事」は提言16としたい。2007年から始まった提言だが既に16にもなり過去の提言には、その提言した年代をみれば既に常識になっている事もある。過去の提言は・・・
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提言16
空き家の傷みを抑えるためには換気を止め除湿する事。その1
2023.09.12 宣言どおり外気のデータを気象庁から敷地内データに修正しそのため文章とグラフも修正した。
何回がブログに上げたとおり、現在旧自宅になった寺泊の家は人が一年間住んでいない。通常人が住まないと家が傷むと言われ、20年くらい前にも5年ほど住まない時期があった。その時はしっかり第三種換気を24時間行っていたが、時折帰ると少しカビ臭があるような感じで、よい空気とは言えなかったが、今年は換気を全て止めたら全く臭わず昨夜まで住んでいたような感覚。さてどのように管理したのか。
続きを読む提言15 お風呂、トイレに窓は要らない!
お風呂及びトイレの位置として一戸建て住宅では9割くらいの確率で外周付近にプランされ窓を設ける。一方マンションではお風呂に窓がある割合はほぼ1割以下であろうし、多分トイレに窓があるのはほぼ0%ではないか。ある程度高級なマンションでもお風呂、トイレに窓が設置されることはないが、売れ行きに問題はない。お風呂やトイレに窓があるよりも他の部屋が明るくなった方がよいと考えるからである。 続きを読む
提言13 「日中の通風(風通し)では室温は下がらない」その4
補足とまとめ
その4は補足とまとめとする。読み違えると間違うのですこしゆっくりと最後まで読んでほしい。
何度も繰り返すが・・・
通風の利用できる定義として、
通風とは風通しの事で、この場合の通風は家の中が暑いので窓から風をいれ屋外の空気で室内の空気温度下げる事をさし、同時に体へ風(気流)をあてることで気化熱量を増大させ体温を下げ易くすること。ここで扇風機がエアコンと違い空気質を変える装置ではない団扇の延長であり、大正時代から約100年間以上利用されてきた事を考えると、気化熱促進は通風でなくとも良いと考える。よって通風の効果とは室内の気温を下げること。つまり家の中が外気より高い時のみ有効であると定義する。
ということで、通風の気化熱促進についてはこの提言では扇風機で代用するとして、外気が低いときのみ室温を下げるという効果があると考える。
提言13 「日中の通風(風通し)では室温は下がらない」その3
最暑日前日に旧笹川邸で実測
三条市は北陸地方で初となる40.4℃と大台を超えた。ありがたいことである。雪は降るわ、気温はめっちゃ高、湿度も半端ないこんな過酷な地域で設計をしていると、全国どこでも状況が読めそう・・・。感謝!
さてその2から・・・
「通風とは・・・夜間に行う行為だといえる。一方で防犯上の理由で夜間に通風が行えるかというと・・・相当厳しいことが最近の治安では言え・・・・・・
つまり・・・このような民家でも夜間はエアコンによる冷房に頼ることになる。」
ということ。
実際「て・こあ」も2階の就寝できる部屋のみしっかりとエアコンが設置されている。 続きを読む
提言13 「日中の通風(風通し)では室温は下がらない」その2
図1はその1で示した測定結果である。屋外温度測定するのは難しいが、実測したデータに緑色の気象庁の長岡市の気温データを重ねてみても大凡同様の変化をみせ、直接日のあたるコンクリートで覆われた南側の外気条件を考えると正確に実測されているようだ。
続・フェーン現象の三条
また提言が生まれるかも・・・。
一昨日のブログで、三条市はフェーン現象で気温が上がるだろう・・・と伝えたが、その次の日に現実となって全国ニュースに取り上げられていた。
提言11 網戸必要なし。
「提言10」の季節到来 その2
今日新潟県では梅雨入りが発表になりました。確かに今朝の空気は独特の湿った空気を感じました。
「提言10」の季節到来 その1から早3週間が経ちようやくその2です。
皆さんが大嫌いな「カビ」・・・
どうしてカビが増殖するか知っていますか。
簡単です。カビが他の生物の生存競争に勝ったときにカビが増殖(生える)するのです。
「提言10」の季節到来 その1
天然素材の代表・・・タタミのい草に生えたカビ 2013.07.13のブログから。
オーブルデザインが大事にしているものが提言の中に沢山ありますが、その提言10・・・
通風はカビの危険増↓
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-7905.html
の季節が来ました。
提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本 おまけ
エクセルシャノンさんの樹脂サッシが、気密パッキンの交換が比較的簡単にできると先回の「続・提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本」で書きました。もう一つオマケ情報です。
続・提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本
昨日の提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本では、各大手メーカーから発売さているオール樹脂サッシの話が出ました。その樹脂サッシは、従来より細い窓枠をもち、ガラスと障子(ガラス枠)が接着剤で一体化しているものです。
提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本
2014年7月23日緑字加筆修正
オーブルデザインの「緑の家」では今まで⑧つ提言をしてきました。これで⑨個目の提言です。
「超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本」
2階の全ての窓がドレーキップ
こちらは3年前に計画されているある「緑の家」の2階のプランです。
青く囲ってあるところが窓部分ですが、この窓全て「ドレーキップ」という形式の窓で、巷に多い引き違い窓ではありません。
続・続・衝撃の提言 フラットスラブのべた基礎
続!衝撃の提言 風呂換気扇は不要になる
もうお風呂場に換気扇はいらない・・・
排気50m3/h以下なんて小さな送風じゃ乾燥は遅い・・・
今回も前回の「デシカ」に続き、凄い話題性です。
釣られた人もそうで無い人も、HPのコラムにアップしましたので、そちらをご覧ください。
衝撃の提言 風呂換気扇は不要になる
またまたオーブルデザインの浅間が変だ?この人は頭がおかしいといわれそうなそんな提言をします。
詳しくは久しぶりにコラム(2013年11月27日アップ予定)に書きます。
さて・・・今回の提言は
「風呂場の換気扇は(ほぼ)必要無い」
ということです。
提言!5月5日の原発ゼロの日に 業界人であるが無駄は嫌いなので
現在、原子力発電の安全対策が急ピッチで行われている。
その安全対策が無駄になる可能性が高い原発施設が多いはず。つまり無駄になった施設費、防潮堤、等が電気料に加算され、我々が負担することになる。
またまた過激な提言をする浅間 その2
その1のおさらいです。
オーブルの浅間は時々過激な提言をします。過去には・・・
(赤字はその後の事実)
・超高断熱はCo2削減ではなく、将来のエネルギー高騰時のため。
2007年ごろ↓
2011年3.11で現実化。今後確実に電気代、燃料代はあがる。
これはまだ序の口。円安になったときに本当に始まります。
・原発は廃棄物処理ができないから反対。
2009年ごろ↓
2011年3.11で白日の元に。数十年冷やして尚10万年保管は異常?
・関東以南では熱交換換気より効率エアコンで回収。
2010年ごろ↓
2011年夏に同じ内容が専門家によって業界紙で発表される。
・温暖化防止(特に地球に優しい)の美麗句はやめて、大事に精神を。
2009年ごろ↓
未だなし。日本だけは地球温暖化防止を積極的に推進中。
・少子化対策は必要なし。それより少子化でも経済が回るような政策を。
2010年ごろ↓
未だなし。ただし少しずつその兆しあり。
・家の長命化は「サッシの取り替えの納まり」から。
2009年ごろ↓
未だなし。最近業界専門誌に寄稿。
などなど・・・過去のアーカイブを見て頂ければ全て載っています。
そして今度はまたまた爆弾発言!! その一の続きです。
またまた過激な提言をする浅間 その1
オーブルの浅間は時々過激な提言をします。過去には・・・
・超高断熱はCo2削減ではなく、将来のエネルギー高騰時のため。
2007年ごろ
・原発は廃棄物処理ができないから反対(建築業者としては異例の考え)。
2009年ごろ
・関東以南では熱交換換気より効率エアコンで回収。
2010年ごろ
・温暖化防止(特に地球に優しい)の美麗句はやめて、大事に精神を。
2009年ごろ
・少子化対策は必要なし。それより少子化でも経済が回るような政策を。
2010年ごろ
・家の長命化は「サッシの取り替えの納まり」から。
2009年ごろ
などなど・・・過去のアーカイブを見て頂ければ全て載っています。
そして今度はまたまた爆弾発言!! 直ぐに訂正をしれるかもしれませんが。
提言!LPガスをもっと安くすれば低炭素社会になるかも。
購入したのはエコジョーズという潜熱※も熱交換するガス給湯器です。
実は低炭素社会のポイントである「無駄をなくす機器」から見ると、現在の人気商品エコキュートとガスの潜熱回収型瞬間湯沸器は全く同じ効率なのです。
びっくりでしょう!
※潜熱とは水蒸気の持つ熱です。所謂、水の気化熱が潜熱に相当します。この水の潜熱は非常に高いエネルギーを持ちます。それを回収するだけで効率が15%も上がる・・・そういえばオーブルデザインの緑の家では、潜熱回収熱交換型換気扇を使ってましたね。
事務所移転と「緑の家」が目指すものはS造も その1
やっぱり浅間は天邪鬼だなと言われそうな本日のテーマ。「緑の家」は「将来」S造の住宅も目指す。
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「緑の家」の窓について 1
ドレーキップ型(内開き)を10年以上使い続ける理由。
「緑の家」の窓の9割以上はドレーキップ型(内開き)となる。ドレーキップ型がどうしても使えないときに引き違い等となる。下は10年前の2014年に提言として書いたブログ。
続きを読む10年以上超高断熱高気密住宅に住んだオーナー談。その3 引き違いは経年劣化で風が漏れる
今から13年前の2011年設計の↑の家から「緑の家」はドレーキップ窓の良さに目覚めた。
続きを読むⅤ地区新潟以南の超高断熱住宅は全て遮熱ガラスがよいかも その2 女性に優しく
先回の続きである。私のポリシーは住宅の定説を疑って考えることであるため、10年前の提言である風呂CFと同様に、省エネを推奨する方面の方々から猛反発されそうな内容である今回の話題・・・何故遮熱ガラスが良いのか・・・の理由の2番目である。
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冬期の適正な相対湿度 追加版
時間軸と適正湿度
この時期になると室内でのRH(相対湿度)の話題がでる。上の2年前の記事でも申し上げているが、室内の適正な相対湿度は「人」の快適さでは無く「サッシ」によって決まってくる。・・・これが2年前の適正なRH(相対湿度)。今回はその追加版となる
続きを読むなぜ再生回数が増えないのか
以前ご紹介したJJJ Channelで斉藤先生と対談する上のシリーズは大変面白いが、再生回数を見るとネットアップ後2年で116回とほぼ身内のみでは無いかと思われるほど少ない。しかしこの回は大変参考になる。多分一般ユーザーも当ブログの読者さんなら「そうそう」と相づちすると思う。
続きを読む時間が真実を証明してくれる。
前先生の「エコハウスのウソ2」という書籍がとても売れているという話しを先日した。この書籍の中で6年前(2015年)にオーブルデザインの主張が正しいことが裏付けられた。
続きを読む住宅のCOVID-19対策
今日ある団体さんから「感染症対策と水回り空間の設計に対するアンケート」依頼がメールで送られてきた。
続きを読む夏期の空調は危険が沢山
超高断熱住宅を全棟実施した10年前から床下エアコン暖房のことについてよく聞かれたし、数年前までは床下エアコン暖房の講演の講師も何回かおこなった。その時にいつもあること言っていたが、ほとんど人は「はて?」という顔をした。それは
「床下暖房より冷房の方がむずかしい」・・・と。
時間軸と超高断熱高気密
・・・そして土間キッチン
先日お伝えしたHEAT20でのG3水準・・・。
このG3水準が受け入れられ、超高断熱高気密住宅が新築の過半を占めるようになるためにはまだ30年以上はかかるだろう。一方超高断熱高気密住宅の必要性は今から15年さかのぼり、北海道や東北の一部で2005年には既に建築されていた。 続きを読む
今夏は簾(すだれ)を科学する。その1
TEXT スタッフM
夏の窓際といえば「簾」・・・。
「緑の家」の外観といえば、基礎が高くて簾と大きめの庇があること。
「緑の家」ほど正式に簾を薦めている設計事務所や工務店はないだろう。
昨年は住宅業界に少しは参考になるであろう「土縁は夏のためにもある」という提言をした。この夏はこの日本の文化でもある簾をスタッフMが少し科学的に検証する。