「 自然素材 天然素材 」一覧

木とカビそして木の外壁

2024年10月14日のhttps://biz-journal.jp/company/からのPS

私は隈研吾氏を擁護するわけではないが※、最近の同氏設計に対するに何か勘違いをされて批評することは、「緑の家」がいつも申し上げている、「日本の気候(本州以南)で屋外に木にカビが生えるのが当たりまえ」の日本の気候を全く理解していない。
※私ごときが擁護しても何のプラスにもならないが。

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「超仕上げの床」は日本の文化。是非存続にご賛同を・・・。

杉の超仕上げに触れるともう他の触感では満足しなくなる。

「緑の家」では27年間、桧と杉で超仕上げの床を勧めているが最近日本の床の定番であったこの超仕上げの床の入手が難しくなってきている。これから先とても困ったことになりそうである。

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暖房だけが人のため。あとは全て建物のため。

3年前に下のブログを投稿した。科学的なことではないが何故か賛同するご意見も他の記事より多く頂いている。

建物の寿命はカビと想いで決まる(仮説)。
門としてはとても珍しく2階に御仏像が安置される御影堂門。 科学的なことや物理的な事でなくて申し訳ないが、建物の寿...
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真夏にエアコンを使わない魔法の家、そして杉の床の評価

床下で運転中のデシカ。居室(1階)にはほとんど音がしないことが「緑の家」の床下設置メリット。断熱ダクトでもOA口は29.8~27.6度。

今日の日立の家庭用エアコンの撤退のニュースには大変驚いた。その日立のエアコンを全く使わないでデシカ※1台だけで夏季を過ごしている魔法の「緑の家」がある。
※デシカとは換気設備のことで全熱交換型換気扇で、内部にヒートポンプを内蔵している特別な換気システム。

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杉の外壁について

杉の外壁と杉の窓枠。赤(心材)と白(辺材)が混入使用。一方シーリングレスで法的に許可済み(個別3条取得)。

SGL(ガルバニューム鋼板)の高騰により「緑の家」では杉の外壁が最も安価な外壁材となった。そこで15年使い続けている杉のこの羽目板の外壁について改めてゆっくりと案内する。

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シーリングレス外壁で14年間雨漏れ無しと無難な気密シート

香りが大変よく癖のない味で焼酎初心者にはぴったしの鳥飼。

5月に「焼酎デビュー」という記事を書いて、私が実質焼酎を飲み始めたことを紹介した。その焼酎がおいしかったので近所の大きな酒屋さんに売っていないかと見てみると、販売していたのですぐに購入。ロックで夏の酒として楽しんでいる。もっと大きい瓶があればいいのにね。

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10年以上超高断熱高気密住宅に住んだオーナー談。その1 ウッドデッキは腐らない

雪国新潟で完全に雨ざらしのウッドデッキ。11年間ノーメンテナンスながら全く健全である。

先日10年メンテナンスに伺って、今日追加調査に伺った「緑の家」でのオーナーさんとの会話。

「ご近所さんでうちよりも後に作ったウッドデッキが腐ったので取り壊している家があるが、うちのウッドデッキは腐らないでよかった」

と伺った。

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動画系のネット情報と集成材

左は土台など使用環境A(JISJAS規定)で使う集成材で右は使用環境Cの屋内のみで使う集成材。その違いがわかりますか?

「緑の家」のホームページやブログ自慢は、とにかく情報を削除しないといことに尽きる。1999年から25年間のネットに上げた情報は可能な限りすべて公開している。その中でオーブルデザインでは動画の情報が極端に少ない。これには理由がある。

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22年経過の木製玄関戸とヒノキの床

取っ手は鈍く銅色となっており、いい感じである。クローザーは少しお疲れ気味だとのこと。

22年ほど経過した北欧製の木製高断熱玄関戸の現在である。「緑の家」が当初からずっと使い続けている高断熱製の玄関戸である。使用する方位などで痛みは違うが、こちらはとても良い具合で経過している。手入れは初期以外はまったくしていないそうである。

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築130年のotomo vie cent リノベ その33 床板はヒノキ

築130年の家で多分60年くらい前にリフォームされた時の床材がある。裏を見ると「桧フローリング」と判がおされている。

昨日が「今後もリノベは要注意」という題で投稿していながら、こちらのリノベ中の記録を次の日にアップするところが「緑の家」の偏屈さなのである。つまり大事なのは出来るだけ正しい情報の公開。今回は解体が80%程終わったotomo vie centで60年前にリフォームで貼られた床を紹介したい。

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無塗装の木の魅力 超仕上げ その3

さて、「自然・無垢材の中で」超仕上げのすくない理由だが・・・

A.室内のインテリアで針葉樹がすくない。

B.木を無塗装でつかっていない。

C.超仕上げは手直しができない。

と考えられ、Aは「その2」で長々と説明した。その3ではBの続きとCの説明をする。

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査読論文 自然系(天然系)塗料とDIY

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このブログの図は特記を除き全てこの論文からの転載

今回の紹介は木材に塗る天然塗料についての査読論文で、状況としてはDIYを想定している。多分家を建てたあとでも木に天然塗料(オイル)を塗っている人は多いと思うが、その際の揮発性有機化合物の影響と評価の論文となる。

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査読論文から
無垢材とアルコール(塗料)

今日のブログの図や記事はこちらの論文からの抜粋

春の連休も近いのでゆっくりと論文でもご覧いただければと思い、今年発表された査読論文から面白そうなものを取り上げる。第一回目は「無垢材とアルコール(塗料)」とし、「緑の家」でも大量に使われる木材の揮発性化学物質についてご紹介する。

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素材を見直す 1

2023.02.02 緑字で誤記修正

完成間近な原村の家。軽い外壁のSGLであるが半端ない重厚感がある。また玄関の方角からみると間違いなく高基礎の平屋建てである。

今日は氷点下-16度まで下がった原村の家(長野県諏訪郡)に完成前チェック荷伺った。

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杉っていいね。松美台の家から

この色合いと艶が杉の魅力

建築の世界に入ったばかりの頃から30年くらいは、木と言えば「ヒノキ」が一番と思っていた。しかし10年くらい前に「て・こあ」に携わることになり、カビの生えにくい木として、また加工しやすさ、肌さわり、色、木目、控えめな香りそして価格・・・など触れれば触れるほど「杉」の魅力に取り憑かれた。

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少し無難?な「緑の家」の玄関戸

築28年経過時の拙宅。木の外壁、トーメイの玄関戸にしてから既に14年が経過して、理想的なシルバーグレーとなっている。またインターホンもなくノックで来客を知りトーメイなガラス越しで確認する。

「緑の家」で標準使用している玄関戸は25年間同じ上のスニッカルペールである。数年間ガデリウスも使ってはいるがこのスゥエーデン製のスニッカルペールが圧倒的に多い。

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10年目メンテナンスと半年経過の家

米杉のベベル(下見板)貼りで10年経過した正しく「緑の家」と呼ぶにふさわしい。

先日五月町の家が10年経ち、「緑の家」10年目の有料メンテナンスに伺ってきた。ウエスタンレッドシダー(米杉)の色がシルバーグレー化して、周囲に溶け込み「The 家」となっている。

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国総研の資料2  木の耐久性

以下資料は全てこの報告書からの転載である。

2回目は木の耐久性である。このことはブログで何回も登場しているので根拠として説明する。「緑の家」は超高断熱高気密の特徴があるが、大事にしている順番は耐震性と耐朽性が一番で、快適性の手段である超高断熱は2番目になる。

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新潟市 白山浦の家の大柱

杉の赤身210角の大柱。闇雲に無垢材を使うのでは無く、手に触れるところこそ価値ある無垢材を・・・である。

白山浦の家では久し振りに杉の大柱を使う。
50代になるとこの素朴な杉が大好きになる。私はヒノキより杉派であり、杉の香り、手触り、艶、そして年月が経ったときの色がなんとも言えない。
そう、今私は杉LOVEモード。 続きを読む


焼き杉の外壁と杉無塗装の外壁

拙宅の南側外壁と塀。塀は塩風よけとなっている。色味は2年目の焼き杉と15年の無塗装品と同じ感じ。

拙宅の外壁は2004年に窯業系サイディングから杉の無塗装に張り直された。又最近焼き杉(杉の表面を焼いたもの)で塀と風よけをつくった。その経年変化が上の写真である。

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思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その4

さて・・・白山浦の家の実施設計と鳴和台の家の引き渡しが終わりようやく一息できるつもりが、基本設計がまだ数件手つかず状態・・・。まだまだ厳しい状態は終わらない。しかし夏型壁内結露は今が旬(この時期だから関心が高い)のでこの「思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その4」最終話だけはアップさせてほしい。

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思考の組み立て方・・・吸放湿物質と夏型壁内結露 その3

前1から2では

夏型壁内結露は、

  1. 吸放湿の感度が大きい素材が壁内の外部側にある。
  2. その温度が変化が大きく、また透湿抵抗の高い材料に挟まれてそこに低温側がある

と考えていると・・・話した。

この中で壁構成材の吸放湿量について少し触れたい。

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