超高断熱旧Q値0.81w/m2Kで木製サッシ、木の外壁を極めた見学会

定番のフランクロイドライトの照明とそれに釣り合うようにデザインされた8角形の幾何学模様の手摺り。

この週末行われる完成見学会のリハーサル画像です。

旧Q値0.81w/m2K Ua値=0.21w/m2K
中間気密測定C値=0.6cm2/m2
外壁 米杉たて貼り(無塗装)
取り替え簡単サッシ納まり
サッシ 木製トリプルサッシ(ドイツ製)
換気 全熱交換ダクト型 熱交換率
家具 3層パネルオリジナル
風呂 造り付け(床下中空施工)
雨水利用 ポンプによる散水可
ソーラーパネル 約7kw   等々

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「て・こあ」でのある一日㉟通風可視化

現在リノベーション中の「て・こあ」で昨日通風を可視化しました・・・とは言っても原始的な暖簾などによる可視化で、科学を駆使した映像ではありません(笑)。

最近は家を建てる前にパソコンによるシミュレーションで通風効果を見ることが出来ますが、実際の使っている家のこのような映像の方が真実であることは間違いないでしょう。

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「て・こあ」でのある一日 ㉝ 空調と土壁の家  その2

和室データーロガー機は、畳の影響を受けにくい床から1.8m付近(天井高4.5mの)に設置。

「て・こあ」の空調と土壁の家  その2です。

その1では、空調機の設置された空間と空調機のない自然素材+通風の家のデータを示し、やはり自然素材+通風だけでは相対湿度が高くなりカビの増殖しやすい環境になっていることがわかりました。その2では、占いの間の設置の6帖用のパナ製のエアコン除湿状況を検証します。

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高崎で講演・・・実務者と研究者の違い

昨日アップするのが忙しくて出来なかったので1日遅れのアップです。

第一セッションの浅葉さんのお話し

高崎の今日の最高気温は33℃だそうで、新潟から見るといきなり真夏になっております。

そんな中、講習会・・・それもエアコンで何ともよいタイミングです。但し冬の話もあり少し暑そう・・・。

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「緑の家」の木の香りが少なくなる・・・

中越地震時に水槽の水が2/3外に飛び出て、テーブルが水浸しになったので少し痛んだ。今回そこにオイルを塗った。

事務所の大テーブル(長さ4m)の一部にとうとうアウロ129(天然系オイル)を塗りました。
設置してから11年も経つなぜ今頃塗るのか・・・。オーブルさんとうとう無塗装をやめたの?といわれそうですがそうではありません。

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家は自然(他生物)との戦いと征服から

今日の午前中は激しい雷雨となり、午後から曇り・・・外へ出ると、

見事に風が夏の匂いになっておりました。草の香りというか、何なんでしょうね。この香りは・・・。

さて、今日は堅いお話しで文字だけなのでスルーしたい人はクリックして読まないで下さい。

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「て・こあ」でのある一日 ㉜ 空調と土壁の家

まるっきり自然素材の家である築100年の「て・こあ」。土壁とわら床のタタミ、そして無塗装の木の3つで構成される家。通風が最大限とれる間取りであるが、昨年のカビには全く役立たず。

去年の梅雨から夏にかけて大きな害をもたらした「カビ」・・・。

今年の「て・こあ」は、そのカビから大事な布(絹)や本を守る為に、占いの間に空調設備(エアコン)を設置しました。

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今の季節・・・基礎にはやさしい・・・

一応プール状に水を溜めてしっかり養生する。天端も3日後目までは水を流し放しで冠水養生。

柏崎市の長浜町の家の基礎工事が概ね終了しました。
この季節は雨が降るので、基礎にはやさしい養生期間となりやすく、真夏の基礎工事より工事監理もラクです。

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この季節だからカビの論文

コメントに頂いたエアコンのカビについてそのコメントで紹介したリンク切れの論文をアップします。
まずは下の図をご覧ください。一般的な屋外(公園、海岸、森林)と竹中工務店の千葉研究所内のカビ数の比較です。

赤い矢印を見てもらうと菌数の桁が違う事がわかります。

夏の室内の浮遊菌数は屋外の1/350以下しかありません。

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超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と ⑭ 屋根

遠目からは石張りのような色のバラツキが綺麗な屋根。

日之出町の家の屋根はファイバーシングルです。当初建て主さんは反対されましたが強く勧めたことで採用されました。なぜ強く勧めたか・・・

この屋根は基本的に滑りにくいので、雪国新潟で当たり前の雪止めアングルは必要無いので、屋根そのものの形が綺麗に反映されます。

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今日の昼食

2014.07.03緑字加筆

普段は事務所で自炊だが、新規オープンしたので行ってきた。11時なのに私の後は行列になった。

今日は事務所で打ち合わせが2つ・・・
午前中の打ち合わせが終わったのでお昼を食べに行きました。

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超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と ⑬ 優先順位

2階はミリ単位で構造体(梁)位置を決めた。


そのため上棟時はホントに間違っていなかったか設計者はドキドキしながら見守った。上棟時の複雑な木の架構。

こちらは日之出町の家の2階の写真です。

南の壁際の1.7mから始まる低い天井です。普通、南側には優先して窓をもうけるのが設計のセオリーですが、この日之出町の家は、2階の南側に窓は一切無く、隣家の迫る北側に集中しております。

その理由は・・・

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旧Q値0.81w/m2Kで低炭素住宅認定の完成見学会

このページは7月26日まで常にトップで表示されます。


旧Q値で0.81w/m2kの外観が美しい「緑の家」

日之出町完成見学会が7月26日、27日に決まりました。

運悪くこの期間に前面道路が公共道路補修工事と重なり、車の止めるスペースが南道路に限られるので何時ものように予約制にしたいと思います。それでも車が駐車できない場合は車は50mほど離れた燕市水道局付近にお止め下さい。

建物のトイレは使えません。近くにコンビニ(歩いて3分)がありますのでお立ち寄りください。

26日(土) 27日(日)
9:00~10:30
10:30~12:00 ×
13:00~14:30 × ×
14:30~16:00 ×
16:00~17:30
17:30~19:00 ×
○あり、▲わずか ×無し -予定無

日時 7月26日(土) 27日(日)9時00分~19時00分
完全予約制(各時間2組様位)

申し込み方法 メイル又はお電話、FAX(返信できる記載で)

場所 燕市吉田日之出町(燕市水道局近く)三条燕高速ICから20分 地図
(燕市には他の日之出町もあり、必ず吉田日之出町で検索を)

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超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と ⑫ 足場撤去

周囲の家とは雰囲気が違うが、天然素材のため違和感はない。日之出町のランドマークになりそうな建物

日之出町の家の足場が昨日はずれ、その外観が見えるようになりました。

おおらかなシンプルで大きい屋根が家を覆い、圧迫感が少なくなるように桁高(建物外壁高さ)を低くした独特の形です。これで2階建です。

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夏至を過ぎたので夏の準備・・・

ウッドバルコニーは3年経過。最近使わないので苔が生えてきている。

昨日寺泊の拙宅で夏に準備を行いました。

夏至を過ぎたので夏の準備・・・ここポイントです。夏至とは太陽が一番高いところに来る日です。これからは太陽の角度が低くなり冬至にむかいますが、暑さはこれから2ヶ月後がピークであることがポイントで、南窓に庇があっても日射は斜めに寝てくるので暑さは窓から入って来やすくなります。そこで南側でも簾等の設置が夏至以降に始まるわけです。つまり南窓であっても相当長い屋根や庇でないと日射を防ぐ事ができません。ここは設計者でも間違えやすく、特に南中時(お昼)の太陽高度だけを図面に書いて日射を防げると表現する事は間違いです。南中時以外は太陽の仰角は緩くなります。

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「て・こあ」でのある一日 ㉚ 湿気除去

6月19日午後1時の「て・こあ」の土壁でできた押し入れの温度と湿度は、23.3℃の湿度71%でした。この時気象庁発表の気温は23℃の湿度73%でした。

カビの繁殖盛ん範囲帯温度が20℃以上湿度も60%以上を超える日が続き、自然素材はカビとの戦いに入りました。人工素材や薬剤処理自然素材ならあまり関係ないのですが、天然素材100%の「て・こあ」では、昨年の恐怖が蘇ります。

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提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本

2014年7月23日緑字加筆修正

オーブルデザインの「緑の家」では今まで⑧つ提言をしてきました。これで⑨個目の提言です。

「超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本」

2階の全ての窓がドレーキップ

こちらは3年前に計画されているある「緑の家」の2階のプランです。

青く囲ってあるところが窓部分ですが、この窓全て「ドレーキップ」という形式の窓で、巷に多い引き違い窓ではありません。

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防蟻 ホウ酸系

7月15日(火)群馬で防蟻の講習会が(一般)日本ホウ酸処理協会主催で行われます。そこで私もエアコンについてお話しをさせて頂きます。対象は工務店さんが主ですが、一般の方も大丈夫だとのことで、ご興味ある方は上の所へお申し込みください。

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熱交換換気とシンプルパイプファン

2014年06月12日に緑字を含む大きな訂正しました。

5月はなんと・・・基本設計8つを精一杯ご提案しました。ハウスメーカーさんやデベロッパーさんに従事する設計者さんは、そのくらい8日間で行うでしょう。しかし私は、何時も自分の自邸だと思って、楽しみ、苦しみ、ワクワクしながらプランするので時間はかかり心身共にへとへとになります。デスクに向かっていない時も、何時も頭の中はどのように空間構築するか考えているので・・・。
だからブログの更新もサボりがち・・・するとブログ訪問者さんも少なめで、多分みんな残念な気持ちになります。しかし・・・また今月は一生懸命書きますね。今月の重点は実施設計だから・・・。ただし4つは確実に重なりそう・・・こなせるようにガンバります。

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予言・・・ 本州でも樹脂サッシが30%になる。と某社宣言

樹脂サッシ本場の欧州の樹脂サッシの断面。細かい空気室に分けられた形状は国内のサッシも影響されるはず。

先日、サッシメーカー大手Y社さんの営業さんが樹脂サッシの説明にお見えになりました。そこで・・・

「今弊社の本州における樹脂サッシの占める割合は7%であるが、6年後の2020年には30%にまでなる。そのように生産工場も最近造り可動した」

やはりオーブルデザインの予想は当たります。
4年前に予言している過去ブログ↓
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-a233.html

どうですか?予言とはあらゆる統計、方針、状況をみればある程度あたります。その4年前の頃は、
「樹脂サッシはいいけれど耐久性が心配」
等との質問が多くあって議論も行われておりましたが、当時から樹脂サッシの耐久性は問題ないと繰り返し申し上げておりました。特にサッシ組み立て屋さんの妨害もあったようです。

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-fe5b.html

今は樹脂サッシの樹脂の耐久性で問題と思う人はいません。たった4年で世論が変る恐ろしさ・・・。びっくりです。

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-7cfe.html

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一般的な工事請負契約書に記載された・・・


一般的な
設計・施工一括用請負契約書

私どもは設計事務所なので「工事請負契約」はしません。よって普通の家の請負契約がどのような書式で行われているかよくわかりませんが・・・

最近このような請負契約書の書式をみつけました。住宅のような設計と施工が同じ会社によって行われる小規模建築物のために、各団体が集まってつくった一般的な書式です。つまり住宅以外は設計と施工は通常別々という認識です。

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超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と⑨

「長浜の家」地鎮祭。天候に恵まれた。

先週土曜日朝から日曜日夜までまで「ほんまに」忙しく過ぎました。特に土曜日は朝一番で魚沼に行き、11時30分には柏崎市で地鎮祭・・・、そして午後2時に事務所で打ち合わせ、そして日之出町の現場で打ち合わせ・・・更に夕方事務所に戻り、打ち合わせ・・・

日曜日は・・・学科の試験のため新潟大学に行き夕方から打ち合わせ、夜は高崎の家の打ち合わせ・・・。この2日間で6組様と打ち合わせしました。

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「て・こあ」でのある一日 ㉙ 休み

このショットで「緑の家」がどういう家かわかりそうな自宅前・・・左が2号でタイヤが165、右が1号で155タイヤ。クラシカルなタイヤが似合うと思う親ばか。

昨日は定休日ですので自宅から何時ものように「て・こあ」へ向かいます。事務所で活躍する車1号とネイキッド2号が久しぶりに自宅で揃いました。

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超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と⑧

コンセントやペレットストーブのメガネ石などが見える。

超高断熱旧Q値で0.81w/m2kの日之出町の家の充填断熱部分です。
まるで土壁を見ているような色合いとはめ込み具合です。
とても綺麗に入っております。充填断熱材はファイバーウッド。

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矢代田の家

基本的に昼食は自身でつくる。

今日のお昼はスパ・・・。事務所の玄関に置いてあるプランター植えのイタリアンパセリをトッピングしました。味付けはコンソメの素をベースにニンニクと赤唐辛子で、少しリッチなオリーブオイルが主役です。

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