なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編3

「緑の家」の床下はRH50%以下を維持している。一方M邸はRH90%以上で横ばい。

表にして見るまでもありませんが、

24時間空調している「緑の家」の床下と、

ほぼ通風で暮らす基礎断熱を採用したM邸の床下のRH(相対湿度)を比較します。

どちらも外気の気温の影響をあまり受けない事が明白で、水平線のような湿度変化を示しているのが床下のRH(相対湿度)の特徴です。しかしM邸のRHは高いですね。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編2

外気のRHは60%~99%まで幅広く変移する。但し概ね2/3の期間でカビの最適生育環境になる。

その1では梅雨時でもほとんど時間でリビングの方が外気より湿気が多いことを説明しました。この2は露点温度にかえてRH(相対湿度)でお話しします。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編1

今日気づいた事務所の乾燥中ミカンに生えたカビ。

超高断熱で超高気密である「緑の家」の標準仕様で昨年から網戸がなくなりました(オプション扱い)。つまり夏季の終日通風と完全決別したわけです(春や秋は通風大好き)。その理由に実測から迫ります。

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超高断熱UA値=0.21w/m2の日ノ出町の家 魔法の給気フード

2013年に低炭素認定で県央地区第2番目の許可を得たUA値=0.21w/m2k(この数値は旧Q値ですと0.7w/m2K)の超高断熱住宅である日ノ出町の家の造園がようやく終わりましたのでその確認に伺ってきました。

緑が入ると「緑の家」のひとまず完成。さらに10年後が勝負!

家らしくなりましたね。屋根が低いので植林したばかりでも結構様になります。
なぜコンクリート塀が途中で終わっているのか?との疑問がこの完成形を見ると明らかになります。

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「て・こあ」でのある一日 八拾五 建具

初物・・・堅くて詰まっている「て・こあ」のミョウガ

ようやくミョウガの季節になりました。

「て・こあ」の周辺ではミョウガの集団が至る所に生えており、ミョウガは食べ放題・・・。家族みなが好きなこの薬味・・・もう一ヶ月前から「まだかな」とミョウガの藪に顔をつっこんで探しておリました。そしてとうとうその時がきました。

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床下エアコンによる冷房は慎重に 5

早速関西の建築士さんから写真を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。

床下エアコンの除湿運転中にドレンを詰まらせたカビ玉。  黄色!新潟県はピンク。
今日は一日関東へ車で行っており先ほど帰ってきました。
往復500キロ以上で運転中は「風」のおかげでほぼ疲れがないのですが、帰ってくるとやっぱり体の力が抜けてしまいます。流石に年齢でしょうね。

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国の低炭素建築のプログラムで・・・

ほぼ国の最高研究機関となる建研のホームページ。

現在の省エネ法で定められたプログラムが定期的にバージョンアップしているので時々覗くようにしております。今回は28年の省エネ改正が反映されているかを見に行きました。

そこで大変驚くべき項目があることに気づきました。

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新潟県も夏の空気に・・・

気象庁HPから転載

「緑の家」のオーナーさん、

昨日から完全に24時間空調に移行してください。

朝方感じたのですが、いままでと空気の質がかわり湿気量が多くなったようです。上の予想天気図でもわかりますが、3日は九州の梅雨明け前のような気圧配置図ですムシムシの夏到来です。

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床下エアコン暖房は夏も使うと超低湿快適

2017年 5月 緑字追記 
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。

 

この3日間の床下暖房する為に暖房モードで運転した吹き出し空気の温湿度

床下暖房用エアコンが夏も活躍する事ができます・・・。

先回からお伝えしている

「床下暖房用エアコンを夏も暖房で使っちゃおー」

ということで実測データが取れました。

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夏至に暖房運転する床下エアコン??その2

2017年 5月 緑字追記 
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。

夏至に暖房運転する床下エアコン??の記事に対してコメントが多いので急遽「その2」を作りました。

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超高断熱とキッチン土間そして高基礎&床下収納 その2

200Φの4個の換気口。今年から小屋裏換気も棟換気から無難な妻換気に順次きりかえている。

UA値が0.3w/m2kと普通の家の3倍近い断熱性能があるのでとてもある意味「無難」とは言えませんが、考え方によっては10年後の断熱性能を見据えた家を「無難」とするなら・・・無難な家造りを目指す「緑の家」ですね。

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家富町の家 木の外壁開始

Q1住宅のアライさんとのコラボである「緑の家」。

現在足利市で建築中の「緑の家」・・・。多分栃木県の足利市および南部や群馬県北部の桐生市周辺では大変珍しい超高断熱住宅だと思います。その旧Q値は0.99w/m2Kを切り、UA値でも0.28w/m2Kと0.3を切ってきます。しかも準防火地域・・・。

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完成間近の「巻甲の家」

道路側は西であえて窓を設ける必要性が無かったので殆ど木の外壁のみ。

上り梁とハネダシ梁の組み合わせで柱を無くした玄関屋根。これは見た目だけでなく必要無い基礎とスラブの削減を行ってコスト圧縮を行っております。

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「無難」な愛される家を目指す「緑の家」③ 外壁その1

「石山の家」築8年の時の木の外壁。

雨の多い地域日本での 外観の「無難」さは殆ど屋根形状や素材できまります。そして脇役は外壁です。

外壁で無難な素材の一番は・・・

1.木材(主に杉などの針葉樹)

でしょう。

なんと言っても新築時よりも新築後10年経た時に味わいの出る素材は現実的コストを考えるとこれが唯一無二です。

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寺尾西の家 完成2 

デザイン担当はスタッフK。意図をくみ取ってそのまま図面化されている。上部に図面を透かす。

完成見学会の時には間に合わなかったオリジナルのテーブルが29日に納入されました。
素材はタモで、移動可能な食卓のデザインとしては究極のシンプルさです。

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床下エアコン冷房が難しいわけ③

床下エアコン冷房が難しいのはわかったが・・・ではどうするの?

ということで6年前の図を少し手直しご案内します。更に家電の消費電力が激減しているので潜熱負荷割合が多くなる家が増えたので、再熱除湿運転の絵に変えました(2016年09月修正)。


近年の個室に標準設置のCFがある「緑の家」真夏の夜間。外部湿度も90%と現実的。

これが一番単純なエアコン配置と目標温湿度です。

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床下エアコン冷房が難しいわけ②

空気には質があり、冷房時では乾いた空気ほど価値が高い。

床下暖房と床下冷房の違い

床下エアコン暖房については先回の説明で、

とても快適・・・
加えて簡単・・・
コストも最小(イニシャルコスト)

と説明しましたが、

床下エアコン冷房は新潟および北陸地方、関東以南の沿岸部ではとても難しい冷房方式です。これは床下の高さが低い高い事とは関係はありませんし、空気と蒸気の特性ですから解決するには、ある程度のエネルギーが必要です。

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床下エアコン冷房が難しいわけ①

床下エアコン暖房については過去、

とても快適・・・
加えて簡単・・・
コストも最小(イニシャルコスト)

と説明しましたが、

同じエアコンで床下冷房することは大変な危険を一つ持っております。それが・・・先回も説明した

ドレン管のつまりです。

特に外壁より離れてエアコンを設置する場合に注意が必要です。

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CFは風呂文化・・・北米・欧州との違い

伊の一般の家のお風呂場。便器が普通にある。写真はスタッフKの過去スナップショット。

「緑の家」で提唱しているおなじみのCF(風呂用循環ファン)
この業界では常識外の設備器機・・・なぜ日本(オーブル?)だけ推し進めるのかを少し説明します。きっと殆ど方が頷くはずです。

というのは・・・
当事務所スタッフKは、欧州で数年間生活をしている凄人なので、欧州(伊)の庶民の暮らしを実際の肌で知っているという貴重な体験者です。ですので常々疑問に思っていた海外のことを聞いてみると・・・

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今日から仕事・・・

城山の家の配筋検査。

今日は城山の家の配筋検査に行って来ました。基礎屋さんが旧年中に仕上がるから新春一番で見ておいて・・・といわれたので、小雨が降りしきる中でしたが風は穏やかで気温もまあまあでしたので伺ってきました。

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SS標準プランの非常識

外貼り断熱材の2枚を貼り終えた所。これで外貼り断熱材厚120mm。

この写真をみて・・・

「この家・・・窓が間に合わなかったのかな?」
「でも非常識だな!サッシを入れる前に断熱材を設置するなんて」

と思われ方・・・
その方は私共と同業者さんだけです。

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