2010年3月13日緑字加筆修正
今年の国の住宅施策は異常です。かつてこれほど大盤振る舞いの補助金と減税のオンパレードはありません。下の説明パンフでは少なめにみて記載してますが、それでも570万の補助。これに太陽光発電設置3kwをした場合の補助を受けると、600万を超えそうな・・・。あり得ない・・・、信じられない金額です。
今回のエコポイントの30万は補助金・減税全体の中の一割一部でしかありません。まず昨年同様「長期優良住宅」の認定と申請→「木のまち・木の家整備促進事業」を行うだけで100万の補助。それよりも凄いのは、2,000万の仮入れ金額でフラット35の「S」の利用すると普通のフラット35より200万も支払う金額が10年だけで低くなります。借入金額が増えればそのまま比例してもっと節約金額が増えます。さらに長期優良住宅認定を受ければ10年後の金利も0.3低くなります。すると太陽光発電の補助を入れてないでも総額約600万の大バーゲンです。流行の言葉でいうと「家のアウトレット」くらいのインパクトです。
これを見ると私が建築した頃の金利5%、補助金一切なしという20年前は一体何だったのか?という感じです。
いつかは家をと思っていた人は今年に限りますね。来年から国の財政が相当悪いのでこれほどのバーゲンはもう望めないでしょう。因みに各補助金は予算なくなり次第打ち切りが殆どですので早めに!
最後に宣伝ですが、「緑の家」は標準仕様で上の全てを余裕で満たしてます(太陽光のみ別)。是非ご相談ください。特に超高断熱SSプランはお勧めです。
昨日の記事にエコポイントと「木のまち・木の家整備促進事業」の補助金が重複できるような記載になっておりました。まだ22年度予算が国会通過をしていないのではっきりと重複できるかどうかわかりませんが誤解を与える表現で申し訳ありません。
仮に重複できなくても大型の補助金570万(各種条件がありますが)には変わりありませんので、少々興奮して第一報をお伝えしました。
コメント
kim様
コメントと貴重な情報、心より感謝です。
なっなんとおしゃるとおり、NEDOの補助金が復活しております。
もし、20年度と条件が一緒なら補助金の額は「緑の家」なら130万以上は確実、150万にもなるかもしれません。
こちらは大手ハウスメーカーのために復活したのでしょう。長期優良住宅関連の補助金では中小工務店向けですから、なぜハウスメーカーから意見が出なかったのかと思ってました。が、これで理由がわかりました。
残念なのが申し込み期日が5月11日であり、もう3週間しかありません。さて間に合うか・・・。
驚いたのですが、これだけ大盤振る舞いにもかかわらず、昨年度は無かったNEDOの補助金も復活してます。エコキュート+エアコンという普通の組合せでも高効率であれば条件を満たせます。(熱交換換気なども対象に加えることができます)最大で1/3補助が出るのでかなり大きいです。とはいえ、残念ながら拙宅は事務所兼用住宅なのでNGでしたが、、、
poruko様 ご投稿感謝いたします。
そうですよね。住宅関連では「断熱リフォーム」が温暖化防止のもう一つの柱ですが、こちらの補助金は今のところエコポイントのみです(多分)。調べてみてもしあるようなご紹介します。皆様も知っている情報があれば是非ご投稿ください。
今ある既存住宅が10年後の2010年にも60%以上を占め、その半分以上が次世代省エネルギー基準さえも満たしていなかったなら、なかなかCO2削減の約束は難しいです。そのような低い性能の家では、暖房を最小限度の居室のみで使う我慢生活をすればOKですが・・・それを若い世代が受忍できるか・・・ですね。結局30年建て替えなのかな~。
なかなか国もすごい補助金を出しますね。新築以外でも断熱補強工事についても補助金が付くといいですね。
ご投稿ありがとうございます。
またご指摘感謝します。
実はこれは「長期優良住宅」の補助金ではなく、22年度の予算の「木のまち・木のいえ整備促進事業」の補助金ですのでまだその部分の規定(エコポイントとの重複)が国交省から発表されていません。
念のため今、エコポイントの相談窓口に伺ってみると、「まだ国会を通っていないのでエコポイントと重複できるかはやはり未定だそうです。」
そういう意味では少々フライングの記事です。
一応、図は誤解のないように今日中に差し替えます。
しかしエコポイント30万に比べると570万と相当大型の補助金、減税に違いないので、早く皆様にお伝えする必要があると思い記事にしました。
エコポイントと長期優良住宅補助金が併用できないのは
きちんとHPで記されています。プロの方がこういう記述をされると
真剣に考えていらっしゃる皆さんが混乱すると思うのですが。