オリジナリティーはデザイナーの誇り

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オリンピックエンブレムから端を発したデザイン酷似問題はサントリーのトートバックにまで広がりました。

個人ではなく組織のデザイン事務所ですから、その組織の代表が全ての所員(デザイナー)の作った画を、どこかのパクリやコピペではないかチェックする事は不可能です。しかし代表の理念を伝えることはできるはずで、今の私の仕事は無論、学位をもらった研究論文も「オリジナリティーがもっとも重要で人のまねはとても恥ずかしい事」と研究室の恩師から再三たたき込まれました。大変ありがたいことです。

  

デザイナーでクリエーターであるオーブルが勧める「緑の家」の仕様発想も全て、全てオリジナリティーの産物です。

・無塗装の木を勧めるわけ
・高基礎の根拠(非薬剤・易メンテ)
・なぜ庇と簾受けがセットなのか
・超高断熱はエコではなく経済性(楽しみを広げる)
・CF(循環ファン)
等々・・・

建築で言うオリジナリティーは自己満足ではなくそこに至るまでの考え方(論理)なのでその組み立てが正しければ必ず建て主さんのメリットになると信じております。逆に論理破綻なら作り出される家も建て主さんのメリットになることは少ないでしょう。

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