「 2016年07月 」一覧

西大崎の家 完成間近 2

体感もようやく真夏になりました。昨日は蒸し暑い夜で、海岸部を除く平野部で軒並みほぼ熱帯夜(24℃でも湿度が90%もあった)になりました。

新潟市の今日お昼間での温湿度

新潟は日中の最高気温は関西や関東より低いですが、露点温度が高く=湿気が多いので大変寝苦しくなります。

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やっぱり超高断熱より構造が優先。

何時もはっきりと言っておりますが、
超高断熱(パッシブハウスとか無暖房住宅)という性能より優先する性能が、正しい耐震性です。無論「緑の家」は両方しっかり性能があります。

現場でよく見る筋かい。これは立派な構造材で地震時に最も重要な部材。

オーブルデザインの最も良いところは・・・

建て主側に立った工事監理ができる事です。

今回熊本地震が起こってから何度か筋かいが話題になりました。誤解無きようにお伝えしますが、過去20年で今まで初めてお付き合いした建設会社さんの90%が、筋かいの材質不良が有りました。筋かいは構造材ですからミスは許されません。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編5

押入れには布団がつきもの。この布団や衣類が高性能の断熱材となる。

布団をいれている押し入れ・・・。

どこの家でも見る光景・・・

ここが床下の次にカビ発生となる場所です。

定説の北側ほどその可能性が高くなります。

ですがどうして押入れがかびるか深く考えている家の設計者は大変稀です。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編3

「緑の家」の床下はRH50%以下を維持している。一方M邸はRH90%以上で横ばい。

表にして見るまでもありませんが、

24時間空調している「緑の家」の床下と、

ほぼ通風で暮らす基礎断熱を採用したM邸の床下のRH(相対湿度)を比較します。

どちらも外気の気温の影響をあまり受けない事が明白で、水平線のような湿度変化を示しているのが床下のRH(相対湿度)の特徴です。しかしM邸のRHは高いですね。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編2

外気のRHは60%~99%まで幅広く変移する。但し概ね2/3の期間でカビの最適生育環境になる。

その1では梅雨時でもほとんど時間でリビングの方が外気より湿気が多いことを説明しました。この2は露点温度にかえてRH(相対湿度)でお話しします。

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なぜ新潟県では夏期通風をしないのか 実測編1

今日気づいた事務所の乾燥中ミカンに生えたカビ。

超高断熱で超高気密である「緑の家」の標準仕様で昨年から網戸がなくなりました(オプション扱い)。つまり夏季の終日通風と完全決別したわけです(春や秋は通風大好き)。その理由に実測から迫ります。

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超高断熱UA値=0.21w/m2の日ノ出町の家 魔法の給気フード

2013年に低炭素認定で県央地区第2番目の許可を得たUA値=0.21w/m2k(この数値は旧Q値ですと0.7w/m2K)の超高断熱住宅である日ノ出町の家の造園がようやく終わりましたのでその確認に伺ってきました。

緑が入ると「緑の家」のひとまず完成。さらに10年後が勝負!

家らしくなりましたね。屋根が低いので植林したばかりでも結構様になります。
なぜコンクリート塀が途中で終わっているのか?との疑問がこの完成形を見ると明らかになります。

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「て・こあ」でのある一日 八拾五 建具

初物・・・堅くて詰まっている「て・こあ」のミョウガ

ようやくミョウガの季節になりました。

「て・こあ」の周辺ではミョウガの集団が至る所に生えており、ミョウガは食べ放題・・・。家族みなが好きなこの薬味・・・もう一ヶ月前から「まだかな」とミョウガの藪に顔をつっこんで探しておリました。そしてとうとうその時がきました。

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UA値0.25w/m2kの超高断熱 西大崎の家 完成見学会


延べ床28坪とコンパクトな市街地住宅。外壁はいつものコットンホワイトのガルバニューム鋼板。

写真を4日差し替えました。このページは5日までトップ表示されます。

超高断熱高基礎の家 完成見学会 

県内トップクラスの超高断熱Ua値 0.25w/(m2k)
中間気密測定C値0.2cm2./m2、耐震等級は1.3m耐雪で2相当。
日時 8月06日()、
07日( 9時00分~16時00分
 完全予約制(各時間1~2組様)

超高断熱UA値=0.25w/m2K※の湿気のない真夏の快適さが実際の家で(展示場ではない)体感できます。

特徴
市街地住宅のコンパクトな間取りと外観
高基礎による床下高1200mmの空調&収納空間

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超高断熱 西大崎の家 完成間近

三条の超高断熱で高基礎1.2mの西大崎の家の完成見学会は8月6日(土)と7日(日)です。数日中に予約開始します。

最も「無難」・・・凜とした切り妻屋根。短い軒の出は有効採光を取るため。

西大崎の家の足場がとれて外構工事も始まり完成が近いことがわかります。
超高断熱UA値=0.3w/m2Kの西大崎の家はコンパクトで典型的な市街地住宅です。

外観は最も「無難」な切り妻・・・。一見何の変哲もない感じですが、シンボルツリーや緑が入るととても素敵な家の雰囲気がでる・・・そんな建物だけで主張する事のない外観です。

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超高断熱住宅での土間キッチン 城山の家 完成3

紙障子を開けると和室。その高さは360mmと上がれるギリギリで且つ腰掛けに最適。

キッチン土間はその実用性と大胆な間取り(高さ関係)がとても大事なります。一方「座」のくらしには向かないのか・・・というと超高断熱化された空間では冬こそその豊かさを実感して頂きたいと思います。

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床下エアコンによる冷房は慎重に 5

早速関西の建築士さんから写真を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。

床下エアコンの除湿運転中にドレンを詰まらせたカビ玉。  黄色!新潟県はピンク。
今日は一日関東へ車で行っており先ほど帰ってきました。
往復500キロ以上で運転中は「風」のおかげでほぼ疲れがないのですが、帰ってくるとやっぱり体の力が抜けてしまいます。流石に年齢でしょうね。

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国の低炭素建築のプログラムで・・・

ほぼ国の最高研究機関となる建研のホームページ。

現在の省エネ法で定められたプログラムが定期的にバージョンアップしているので時々覗くようにしております。今回は28年の省エネ改正が反映されているかを見に行きました。

そこで大変驚くべき項目があることに気づきました。

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先週・・・

先週の仕事は県外が殆どだったので事務所にほぼおりませんでした。
よってメイル返事等が溜まってしまっております。
ご迷惑をかけますがブログで取り急ぎお詫びします。

深夜0時名古屋駅周辺の夜景 

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大手ハウスメーカーの社会的責任

新幹線内での投稿なので後で訂正があることをご承知おき願います。

超高断熱住宅が本州で認知されるようになりましたが、その超高断熱住宅の大手の工務店さんが、今年になってから従来北海道で提供してきた超高断熱住宅を全国で一斉に販売し始め、その反響が小さな地方の設計事務所である当方にも聞こえております。

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夏至に暖房運転する床下エアコン??その3  超低湿度の空調

2017年緑字追記 
床下暖房を夏期でも使うと温度ムラがなくなるので気持ちよいと言う事が推定される。超低湿だけが気持ちよいわけでない。


ラーメン構造の車庫。建物は飾りではなく構造!柱しか無い車庫こそ構造の真価が問われる。

ガレージにおしゃれな海外のナンバープレートがかけてありました。

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新潟県も夏の空気に・・・

気象庁HPから転載

「緑の家」のオーナーさん、

昨日から完全に24時間空調に移行してください。

朝方感じたのですが、いままでと空気の質がかわり湿気量が多くなったようです。上の予想天気図でもわかりますが、3日は九州の梅雨明け前のような気圧配置図ですムシムシの夏到来です。

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