熊本地震倒壊原因  国の報告書から

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上の団体(国)で熊本地震の住宅の倒壊原因で国の調査結果(中間)が発表されました。

下の図では現行の242棟の耐震基準(2000年以降)で倒壊した建物は3%、大破が4%で、法律が定めた最低限の基準から外れたと思われる建物(大破と倒壊)の合計は7%でした。これを高いか低いと見るか・・・。

20160630siryou4-3資料は全て上の委員会

その判断をする前にこちらの報告書も・・・

20160630siryou5-5

倒壊した99棟のうち現行の耐震基準(設計及び施工)にしたがっていなかったと考えられる割合は96%にもなっていると報告されております。

確か・・・

地震直後メディアが流した木造住宅倒壊原因の第一報は、

「筋かいが弱かった又は筋かいが折れた」

と記憶しておりますが、この調査書では筋かいという耐震性を構成する部品の一つの事では無く、法律を守らない設計や施工に問題があったと読み取れます。無論2000年以前の古い基準で建てられた住宅は、倒壊率が高くなっておりますが、これは2000年基準で対応しているので致し方ないでしょう。

この報告書は20160630siryou4 20160630siryou5

です。ご興味があればどうぞご覧ください。

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