「て・こあ」でのある1日 壱百弐拾 
木沢と漆喰塗り

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長岡市川口の木沢集落にある里山食堂。

3日は「て・こあ」エトロショップ・コム・ル・ヴォン(この8月にグーテテ・ド・ママンからコム・デ・ヴォンに改めた。その理由はまたの機会に・・・)の納品におつきあいさせて頂きました。

むかった場所は木沢・・・

当日の空は記憶色ではなくホントに真っ青・・・

雪解けの小川のように透き通っておりました。配達のついでのこの木沢の食堂で「挽き立てのそば」を頂きました。水がおいしいから何でもおいしくなる・・・。日本食の基本ですね。

途中・・・カングー1の警告灯がついて消えなくなったので早々に「て・こあ」に戻りましたが、途中で夕食の仕入れに立ち寄ったお店で、カワハギ2匹とサンマ、鮎を買って献立が決まりました。・・・魚祭りで焼き魚2種とカワハギの肝付けです。

お店で10匹くらい並んでいたカワハギが刺身用と表示されていなかったので、捌いている人に

「これは刺身用?」

と聞いたら、

「身は刺身にできるよ、ただ肝が少ないので・・・」

とのことなので迷っていると

「このくらい・・・」

とカワハギを割って見せてくれ、小さいけれどは肝はちゃんとあるので早速2匹を購入。

「て・こあ」の土間キッチンで鮎は串をうち、サンマは軽く洗って網の上、カワハギは口を落として皮をむしり、手で頭をちぎって肝を傷つけないよう取り出し、流水で洗ってすりつぶします。やっぱりアニキサスが怖いのでよくすり鉢でつぶしておきます。

その間に鮎は遠火の強火で1時間以上かけて焼きます。

すると・・・表面は殆ど焦げない状態で皮はぱりっとして、身の味が濃縮され内臓と合わさってとてもいい味になります。

土間キッチンでは、ほんと料理がたのしい・・・。

さて・・・以前ご案内したように漆喰を塗る予定で準備して、2週間前に仕上げ前の漆喰を塗り終わりました。最終仕上げは気分がのったときに改めて行います。

うーーん。雰囲気はよいが、表面仕上げがやっぱり素人。平らに塗ったつもりが、アラが大過ぎ。

これで塗り厚が、プラスターボード上にしごき0.1mm、中塗り5mm、仕上げ1mmで計6mm・・・。

見た目は漆喰だけれど、壁を叩いたときに土壁やプラスターを塗ったあの重い音が出ないので、やっぱり偽物。これなら「緑の家」の標準壁AEPと変わらない・・・。

普通の家に無理に漆喰を塗る必要はないと強く思いますね。好きなら別ですが・・・。

無論この「て・こあ」には土壁またはプラスターを10mmくらい塗った上での漆喰でしょうね。

中二階が上部に透けて見える。ここは絵本の倉庫であるが、時には子供たちが本を選びにはいる。

漆喰壁奥の占いの間(エトロショップ)の明かりが漏れる感じはよいです。管理人も当初は土っぽい壁がよいと思ったけれど、白いこの漆喰がやっぱり落ち着くとのことで、塗って正解でした。使用した漆喰は海苔や繊維が最初から入っている漆喰で、水を入れて練ればそれで塗ることができるものを使用しました。

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