月曜日の「て・こあ」奉仕の日に、年末恒例のローストチキンを燻煙器でつくった。
奉仕者の一人スタッフMの希望により国産の鳥を手に入れ燻煙器で焼き上げること90分~100分。少し強めの火入れで燻煙機内温度を240度にまで上昇させ焼き目を今回は強く付ける。
なかなかの出来上がりで美味しかった。本来ならクリスマスでつくるのだが、その頃は「て・こあ」にいない予定なので前倒しとなった。
さてこの日の奉公は「冬囲い」である。
冬囲いとは、ご覧通りの薄いガラス箱のような民家の1階部分を、落雪からガラスが割れないように守ること。今はサッシで割れにくくなってこのような冬囲いが巷では少なくなったが、ガラス厚2mmの「て・こあ」では冬囲いは欠かせない。
3時間ほどで一応完了した。同時に例の簾をはずそうと思ったが、いまだ、未だ、まだ、黄色スズメバチが巣を出入りしている。誰のために何のために出入りしているのだろう。書によると、本来新潟県のような雪国では11月一杯で活動終了とある。暖かい関東以南だと12月まで行っている種もあるというが・・・。
ところで・・・「て・こあ」の裏庭の薪小屋で今まで見たことのないキノコの株が生えていた。
なんだろう・・・なんかヒラタケ?みたいで食べられそうであるが、まだ死ぬにはちょっと早いので止めておく。この写真でわかる人がいたらご一報を・・・。
木は裏白樫で、昨年伐採した薪を雨ざらし部分に転がしておいたところに生えてきた。
「て・こあ」に関わって8年目になるが、今でも新たな発見に驚かされるそんな建物と環境である。