一度火を入れれば10分くらいは見なくてもOKなので外で遊ぶ子供ら。
「て・こあ」のお風呂が使えるようになってから、次々入浴する人が増えます。今日は可愛いお子様達、一昨日は宿泊者が入浴されたとオーナーさんから聞きました。
風呂場は杉の香りでまるで鄙びた温泉宿のような雰囲気。屋根貫通直煙突のため、低くても抜けはよい。
古い煙突から昇る煙・・・風情があるでしょう。真夏だからこそ煙突から煙が上る・・・。だから薪のお風呂とわかります。少し焦げるような独特の匂いがあたりに広がり、それがお風呂の薪だと直ぐわかるのは私より上の世代です。
薪ストーブと竈の煙突と連結して有るので、真夏でも稼働する2重煙突。竈焚きはストーブと異なり相当煙が出ます。
更に後ろの大きい煙突からも煙が立ち上ります。こちらは・・・薪ストーブではなく、
竈なので夏でも使用可能なくらい断熱性は高い(竈口は輻射熱で暑いよ)。薪は柴と言われような細い木がよい。
竈でご飯を炊いてお昼の準備です。蒸気機関のように濛々と吹き出す湯気・・・これがおいしく炊きあげる秘訣です。
9合炊きあげた。このくらいがなくなる人気???。流石に残った・・・。
出来上がったご飯はしっかり歯ごたえがあるのに、ふっくらできる・・・竈の火のマジックです。冗談ではなく、とてもおいしいですね。
私にとって3回目の竈でご飯です。↓の感じで炊きます。
①研ぐ
②浸す(60分以上)
③水を切る(15分以上)。水を入れて竈に設置(水は同容積より気持ち少なめ)。
④炊き始める。特にこつはない。この時がちょろちょろ状態。
⑤火が大きくなる頃に丁度湯気を勢いよくふき出す(点火10~12分後)
⑥火の勢い維持したまま6分くらい←ここが肝心
⑦火を一気に落として4分(炭だけにする)
⑧竈からとりあげる。蒸し5分
⑨かき混ぜる。竈火入れから所要時間30分弱。