「て・こあ」でのある一日 ⑪薪風呂3

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一度火を入れれば10分くらいは見なくてもOKなので外で遊ぶ子供ら。

「て・こあ」のお風呂が使えるようになってから、次々入浴する人が増えます。今日は可愛いお子様達、一昨日は宿泊者が入浴されたとオーナーさんから聞きました。

風呂場は杉の香りでまるで鄙びた温泉宿のような雰囲気。屋根貫通直煙突のため、低くても抜けはよい。

古い煙突から昇る煙・・・風情があるでしょう。真夏だからこそ煙突から煙が上る・・・。だから薪のお風呂とわかります。少し焦げるような独特の匂いがあたりに広がり、それがお風呂の薪だと直ぐわかるのは私より上の世代です。

薪ストーブと竈の煙突と連結して有るので、真夏でも稼働する2重煙突。竈焚きはストーブと異なり相当煙が出ます。

更に後ろの大きい煙突からも煙が立ち上ります。こちらは・・・薪ストーブではなく、

竈なので夏でも使用可能なくらい断熱性は高い(竈口は輻射熱で暑いよ)。薪は柴と言われような細い木がよい。

竈でご飯を炊いてお昼の準備です。蒸気機関のように濛々と吹き出す湯気・・・これがおいしく炊きあげる秘訣です。

9合炊きあげた。このくらいがなくなる人気???。流石に残った・・・。

出来上がったご飯はしっかり歯ごたえがあるのに、ふっくらできる・・・竈の火のマジックです。冗談ではなく、とてもおいしいですね。

私にとって3回目の竈でご飯です。↓の感じで炊きます。

①研ぐ

②浸す(60分以上)

③水を切る(15分以上)。水を入れて竈に設置(水は同容積より気持ち少なめ)。

④炊き始める。特にこつはない。この時がちょろちょろ状態。

⑤火が大きくなる頃に丁度湯気を勢いよくふき出す(点火10~12分後)

⑥火の勢い維持したまま6分くらい←ここが肝心

⑦火を一気に落として4分(炭だけにする)

⑧竈からとりあげる。蒸し5分

⑨かき混ぜる。竈火入れから所要時間30分弱。

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