高断熱ウッドサッシは木で出来ております。よって水が掛かれば大小はあれ必ず伸び縮みは、アルミや樹脂サッシより大きくなる事は容易に想像出来ます。またウッドサッシ周囲も木で造られていれば、同様で外壁、サッシ共に伸びたり縮んだりしています。・・・それが木材です。
「 超高断熱、無暖房、パッシブ、Q1、気密 」一覧
新潟の気候ではウッドサッシには注意が必要。その1
超高断熱住宅 「緑の家」の簾を取付け その2
旭町の家 完成② 超高断熱住宅
夏の「緑の家」は簾でしょう。
とうとう大手メーカーが樹脂ドレーキップ窓販売予定②
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-da2a.html
ドレーキップが大手から発売・・・
と書きました。
昨日その大手YKKさんが見えて↑資料を案内されました。
あれから4年。・・・だから地震と気密性の事
この時期だから「緑の家」が考える地震と建物の気密性のことを整理してみます・・・。
まずはこちらのこの図・・・まずは現実の直視です。
日本の地震が多いことは理解していると思います。世界地図にプロットすると改めて日本がどういう地域かわかります。この図を10秒以上見つめてみましょう。
旧Q値表示j最後の長潟の家 SSプラン 標準仕様
一般的な書式による計算。日射遮蔽は簾による効果は算入出来ないので庇のみ。
新潟市に建築中の長潟の家はSSプラン標準です。
旧Q値は既に使わない評価が始まって一年以上経ちますが、この4月から旧Q値の経過措置も終わり、旧Q値は実質使用できなくなります(公の申請などで)。
そこで・・・当事務所の最後の旧Q値を算出しました。新Q値(というか既にこのQ値が定義されている)は換気が定数になって今後もあることになります。
超高断熱高気密住宅 「緑の家」普及タイプ、仕様が気持ち変化
6年前から全棟標準となっている「緑の家」の普及タイプは断熱性能は標準と同じで他は廉価版と言う位置付です。
その6年間、超高断熱という断熱性能は全く変わりありません。実はこれが一番誇れる所で、一度決めた断熱性能は10年間以上は続ける事ができるくらいの吟味した仕様です。毎年だんだんと上がる性能仕様は何か建て主さんを裏切っているようで嫌いです。無論エネルギー価格の急騰、樹脂サッシの急落があれば別ですが今のところ7年前の予想通りの推移ですから性能は同じです。
24年経った樹脂サッシ 気密劣化
柏崎の「緑の家」 Ua値0.26w/m2Kで国認定の超高断熱住宅 仕上げ中
Ua値0.26w/m2K(旧Q値0.9w/m2k)で国認定の超高断熱住宅。加えて耐震等級3で床高1.5mの高基礎・・・完成間近です。
玄関部分が形になり、何時もの「緑の家」の入りやすい低い玄関・・・。人を招き入れる雰囲気がよいですね。
「緑の家」の夏の電気料金 24時間空調(冷房)
今日は今期初めて朝の気温が10度以下になりました。もう直ぐ冬ですね。
さて・・・秋に夏の電気代が明確になります。
オール電化(水以外全ての光熱費が入った)の真夏電気代
「緑の家」のオーナーさんからメイルで電気料金が送られて来ました。
家中全て24時間連続エアコン運転をして27度付近を維持されていたK様です。
オール電化ですからこの料金には、給湯代、調理代、照明、家電すべて込みのの電気代です。
柏崎の「緑の家」 Ua値0.26w/m2Kで国認定の超高断熱住宅
久しぶりの連なる切り妻の外観。手前は分離車庫だから過剰仕様となりそうな高基礎とはしていない。
国認定(長期優良住宅)でUa値0.26w/m2の長浜の家が順調に進んでおります。
Ua値0.26w/m2Kの性能は、旧Q値に換算すると0.9w/m2K台になると思いますが、新Q値の算定方法が発表されているのであえて旧Q値を算出するのは行っておりません。住宅業界が早くUa値になる事を願っておりますが、大きな団体(新住協さんは初め断熱グループさん)がなかなかUa値になっていないので・・・まだ先でしょうか。なんかUa値は嫌われているような・・・。
リクシルが国内最高の樹脂サッシとアルミ樹脂複合サッシを発表
2015.02.28追記 質問がありましたので一番下に図を載せました。
YKKと三協、エクセルシャノンは既に新たな樹脂サッシを発売しており、業界の最大手LIXIL(リクシル)の動向が注目されましたが、LIXILさんはこの先行した3社と違う道を選んだようです。
詳しくは・・・
http://nkkp.jp/a/bn/20140827/674929/ です。但し無料会員登録が必要です。
日ノ出町の家 完成写真 超高断熱高気密 その1
本気用カメラで撮った画像ですから今までの写真と少し歯切れが違う。
以前のお住まいは、和風の数寄屋風住宅です。こちらも設計事務所が図面を引き、それを請負会社が建築した住宅です。
基本性能のうち、耐久性などに問題はないのですが温熱性能が著しく悪いため、家中暖房ができず、寒い部屋と暖かい部屋が混在しておりストレスがたまる家でした。
そのため家の建て替えを決意して私どももその家造りに参加させて頂く事になりました。
複数の建築主さんからなるこの日ノ出町の家ですが、皆さんのお考えはまとまっております。暖かさとデザイン性の高い融合をローコストで・・・ということです。
超高断熱旧Q値0.81w/m2Kで木製サッシ、木の外壁を極めた見学会 その2
この写真は3層パネルを削り出して造った8角形の手摺りの2つめ。壁の出隅保護カバーも兼用するデザイン。
↓の写真はその1でご案内したとおり、造り付けテーブルを倍の大きさにしたところです。
普通のスタイルから倍にする時間は20秒くらいでしょうか?
超高断熱旧Q値0.81w/m2Kで木製サッシ、木の外壁を極めた見学会
定番のフランクロイドライトの照明とそれに釣り合うようにデザインされた8角形の幾何学模様の手摺り。
この週末行われる完成見学会のリハーサル画像です。
旧Q値0.81w/m2K Ua値=0.21w/m2K
中間気密測定C値=0.6cm2/m2
外壁 米杉たて貼り(無塗装)
取り替え簡単サッシ納まり
サッシ 木製トリプルサッシ(ドイツ製)
換気 全熱交換ダクト型 熱交換率
家具 3層パネルオリジナル
風呂 造り付け(床下中空施工)
雨水利用 ポンプによる散水可
ソーラーパネル 約7kw 等々
超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と ⑬ 優先順位
2階はミリ単位で構造体(梁)位置を決めた。
そのため上棟時はホントに間違っていなかったか設計者はドキドキしながら見守った。上棟時の複雑な木の架構。
こちらは日之出町の家の2階の写真です。
南の壁際の1.7mから始まる低い天井です。普通、南側には優先して窓をもうけるのが設計のセオリーですが、この日之出町の家は、2階の南側に窓は一切無く、隣家の迫る北側に集中しております。
その理由は・・・
提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本 おまけ
エクセルシャノンさんの樹脂サッシが、気密パッキンの交換が比較的簡単にできると先回の「続・提言⑨ 超高断熱の家にはドレーキップ窓が基本」で書きました。もう一つオマケ情報です。
超高断熱の家(旧Q値で0.81w/m2K)着々と ⑫ 足場撤去
周囲の家とは雰囲気が違うが、天然素材のため違和感はない。日之出町のランドマークになりそうな建物
日之出町の家の足場が昨日はずれ、その外観が見えるようになりました。
おおらかなシンプルで大きい屋根が家を覆い、圧迫感が少なくなるように桁高(建物外壁高さ)を低くした独特の形です。これで2階建です。
夏至を過ぎたので夏の準備・・・
ウッドバルコニーは3年経過。最近使わないので苔が生えてきている。
昨日寺泊の拙宅で夏に準備を行いました。
夏至を過ぎたので夏の準備・・・ここポイントです。夏至とは太陽が一番高いところに来る日です。これからは太陽の角度が低くなり冬至にむかいますが、暑さはこれから2ヶ月後がピークであることがポイントで、南窓に庇があっても日射は斜めに寝てくるので暑さは窓から入って来やすくなります。そこで南側でも簾等の設置が夏至以降に始まるわけです。つまり南窓であっても相当長い屋根や庇でないと日射を防ぐ事ができません。ここは設計者でも間違えやすく、特に南中時(お昼)の太陽高度だけを図面に書いて日射を防げると表現する事は間違いです。南中時以外は太陽の仰角は緩くなります。