この三条で施工中の「上須頃の家」は超高断熱性でQ値が0.99W/m2Kで認定された長期優良住宅です。その高性能な家に太陽光発電パネル8KWを設置することで、エネルギー収支がプラスになるという驚異的な家です。
そして・・・この上須頃の家は長期優良住宅の補助金を受けているため、施工中に1回は見学会を行うことを義務づけられているおり、今回は終盤の工事中の公開見学会を行いました。
今日の写真です。
自宅そばの妻が管理しているスパイラルゲイト(自然農畑)です。
月曜日の事務所の休日に大きな草、竹などを刈りました。
今日はこのゲイトの倉庫に置いてある5日に行われる漆喰を取りにいきました。
最近ある日付のブログアクセスが急に多くなり、それをたどるとあるサイトで当事務所の換気扇の事が書かれておりました。
ほうほう、なるほど、そうか・・・。換気の基本⑥が・・・
その方面では有名サイトなのでここで議題話題になった事はありがたい事で感謝です。
そこで当ページにもお越しになる方に何となく強い表現で否定されているのを読んで当事務所の記事が原因ですからフォローの意味を込めて換気の基本⑦を追加します。
私は最近良いコメントやブログに出会い、
「意見の違いは激しく議論するが、それはその人の人格否定となってはならない」
と学びました。とても感謝です。この人、設計者は・・・とか、この会社、工務店は・・・ではなく、この意見は・・・や、この考えは・・・となることが議論の基本です。今回は意見の違いではなくもう少し丁寧な⑥の補足説明とします。
私事ですが(その話題も多いですが)・・・
拙宅の直ぐ歩いていけるところに「キンタ」という雑穀レストランがあります。
記念日やお祝い事がると必ずそこで夕食を頂くのです。丁寧で素朴な家庭料理とおもてなしは心が温かくなります。
つい先日も行って来ました。
お奨めは3000円のコース料理です(肉魚はほぼ一切使わない)。
もしご興味があれば↓に立ち寄って下さい。
2011.05.27緑字加筆
3.11震災を機に日本人は少しものの見方や価値観が変わりつつあるのではないでしょうか?
いえ、変わらなければいけないと強く感じます。これは将来私達がどのような生活を望み描くか・・・。真剣に考える時が来ていると思います。
当事務所は「緑の家」という住宅を提案して早13年位経ちます。特にここ3年くらいは「超高断熱住宅」を推進し、多分新潟県では一番多くのQ値が0.99以下の家を建てている会社ではないかと思います(完成と設計が終了した家を含めると現在8棟です)。
三条で建設中の「南四日町の家」です。施工会社は越路建設さんです。
ご覧のように横長な建物で窓が大きかったことと、気積(室内空気容量)が大きかったのでQ値は1.03w/m2kと1.0以下にはなりませんでしたが、これは数値だけで、快適性、ランニングコストはほぼ変わりません。
三条で建築中の「上須頃の家」で次の日時に途中見学会(体験会)を行います。これは補助金付の長期優良住宅で定められた事で「構造見学会の義務付け」が定められております。そこで、ただの構造見学会では面白くないので今回は「建て主さんが塗る壁」の途中経過と、実際の漆喰(又は珪藻土)の塗り方を見て頂こうと考えて実施します。
私は新潟県内では殆どない「独立」した設計者です。
なにそれ?
と思われる方がいるとおもいます。
過去14年の事務所の売り上げの95%は建て主さんから設計工事監理料です。普通は同業者間で仕事のやりとりがありますが、当事務所では皆無です。
実はこれが一番の強み(建て主さん側に立てる設計者)なのです。
連休中なので少し家と福島とは違う話題です。
オーブルでは事務所開設から早14年目になりますが、当時からもちろんCADで図面を書いています。CADはパソコン上で鉛筆がマウスに、トレーシングペーパーが画面になっているだけです。しかしコピーが簡単というのが最大の違いですね。手書き建築図面は大判の青焼きコピーがとても大変でしたら。
私が最初に事務所用として買ったのはなんと写真のノートパソコン「Vaio」。
白物、AV家電のソニーが本格的にパソコン業界に殴り込んだ有名な機種。
色は懐かしのバイオ伝説のパープル。
2011.05.02誤字修正(寝ぼけながら書き込みましたので)
「新潟版 東日本大震災から学ぶ家造り②」では 「先ずは耐震性」と申しました。
そうですね。とにかく家は耐震性が何よりも優先されます。あの福島第一原発は津波が原因で大事故を起こしたと言われておりますが、実は最初の地震で一号機の原子炉配管が破壊されたとの情報もあります。炉心さえ大丈夫なら配管などは多少外れても・・・と思ったかどうかは知りませんが、ここでいう梁の接合金物も原発の配管と同じです。一つでもない所があれば、そこがアキレス腱になりえます。
今回は少し救われる情報です。
この大学系学者は学問を金で曲げる人ばかりと思いましたが、まず一人、身内であった官房内から「国は信用できない」と言い放ちました。
その人は内閣官房参与で原子力の専門家・東京大学大学院教授(工学系研究科 原子力専攻)の小佐古敏荘氏です。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110429-OYT1T00571.htm?from=y10
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011042901000684.html?ref=rank
過去は色々あったようですが学者としての良心を感じます。その勇気に感謝です。ありがとう。
4月22日付けで日本弁護士連合会が文科省に次の抗議声明を発表したにも関わらず、いわき市では学校給食に福島県産の牛乳等を使うとの情報があります。
誤字脱字写真修正 20110427
言霊を感じます。暖かい気持ちの入った決意が感じられる言葉です。
売り上げ約3兆円、大会社の社長となると一般人から遠くはなれた人になると思いましたが・・・この人は何か違います。
掲示板ではこのリンクが拒否されますのでこのブログに・・・
こんな影響力のある大会社の社長でさえ「内容がこの事になると」小さな報道関連でしか出席できないこの今の言論統制の不思議さ・・・
あっけにとられる内容です。
福島県の子供達をを完全に馬鹿にしている文科省、政府・・・。
15分過ぎからの誠意のなさに絶句です。
悲しくて涙が出ます。子は国の宝だったのではないでしょうか?
大人は原発を容認した責任上仕方がないですが、
子供に罪はありません。子供達を守ってください守りましょう。
http://www.ustream.tv/recorded/14169488
人体実験にならないように本当に福島県の皆さんを応援します。
写真を入れ替えました。2011.05.06
三条の上須頃の家の玄関。
何か感じがよい。そう思わせるデザイン。
玄関廻りだけそのまんまの米杉・・・無塗装。
米杉の独特の色むらが思わず触りたくなる。
頂いたコメントで配慮に欠けた言葉を訂正しました。2011.04.22
最近福島県の学校の事を聞いたり、見たりすると心が苦しくなります。
放射線関連は素人ですが、どう見てもおかしい事が福島県の学校で行われてます。子供達全員が白マスクしている画像は寒気を覚えます。
これで本当に民主主義の法治国家なの?といえるほど異常な状態。もっと危険なのはそれを無関心や人ごとのように捉える人たち。
よく言われる性能です。緑の家では先ず一番先に考える性能です。
速報では東日本大震災でお亡くなりなった92%が溺死です。圧死などは4%と低く阪神大震災とは全く違く調査結果が発表されました。だから今「津波」ばかりがとても注目されてます。
あるTV番組で「100ミリシーベルト以下の多少の放射線被爆ならかえって健康に良い。そんなに怖がらなくても良い。だからお母さんや保護者が過剰反応過ぎ」と言っていた専門家に、司会者が
「では、今すぐに貴方が福島第一原発敷地内に行って100ミリシーベルトまでならそこで従事しても良いですか?」
と聞いたところ
「直ぐ行っても良いですよ」
その後小声で
「勿論、放射線量計を所持してね」
だから・・・
多くの命が失われ、多くの人の人生を狂わせ落胆させた大震災。
ここから何を学ばなければならいのでしょうか?
それは当たり前ですが、一番大事な自分の命を守ることです。
自分の命を守ると考える人は「家族の命」も大事にします。
私は建築士ですからその専門分野の「家」という事でお話しします。
こちらは一般に市販されていない
「新潟 デジタル標高地形図 1:2万5千」というポスターです。
海や川以外の青い色の地域は海抜面以下の地域(海抜ゼロ地帯)です。
新潟市の市街地のほぼ全域にわたって青色(海抜ゼロ地帯)です。
制作元は国交省北陸地方整備局とあります。