Q値に関する断熱、換気の基本① 見かけの換気回数

書きかけ途中ですので後日追記があります。

以前ご紹介しているこの本が、日本における所謂「高断熱、高気密」の建物の指南書です。特別の理由、及び実測などの客観的に評価できる裏付けがなければこの本に添ってQ値や建物の温熱の性能の評価をしなければなりません。勝手な解釈では評価できません。よく国で出版されるこういった本を無視して宣伝、議論されますがそれでは井戸端会議の枠をでません。気を付けたいと思います。

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最近の事務所・・・

 3階に当事務所事務所がある建物ですが全体が仮設足場に被われております。

大凡築35年。屋上の防水と倉庫棟のアタン(トタン)板も錆びて寿命。そこで屋根と同時に外壁全面リフォームを決意・・・。

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超高断熱 Q値0.97w/m2K μ値0.27の基礎工事

長岡市に建設中の超高断熱SSプランの家の基礎工事です。耐雪2mで耐震等級2、長期優良住宅認定でスキップフロアーと難易度の高い設計です。組み込みの車庫があり、基礎の高低差があり、耐雪2mと地盤強さから基礎は布基礎を選択しました。どんな条件でも全てべた基礎で計画する事はありません。その計画にあった方法で計画しないと高コスになります。無論構造計算しないべた基礎は論外です。

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高基礎1m  呼び強度33N/mm2の一体(一回)打ち込み

 晴れて最高の工事日和で、夜半から少し小雨になれば最高の品質になるコンクリート養生環境です。でもヘルメットは?工事監理者である私の権限を越えてますから注意はできませんが(現場監督さんの仕事)、昔からこの職種では地上の仕事のせいか「ねじり鉢巻き」が多いですね。

当事務所の「緑の家」の基礎は随分前(6~7年前)から全棟、コンクリートを一度で打ち込む一体打ち込みです。当HPをご覧頂いている方はその理由がよくわかると思いますが、

それは・・・

白アリ防止のためです。

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デザインと構造は一体 ⑤ 構造計算をする設計者だから・・・続・・

デザインと構造は一体 ②でご紹介した家の模型が完成しました。

2mの耐雪住宅で更に耐震等級3という住宅として最高レベルの性能を持ち、2mのハネだし(無柱)屋根の車庫。今新潟市北区で建築中のH邸に習い、外壁は「無塗装の木」・・・。北側道路が逆に窓のデザインを引き立てます。無論窓はSSプラン(標準仕様)の家なので奥まった深い陰影の窓。サッシの枠につばの付樹脂サッシながら、取り替えが外壁を壊すことなくできる仕様。床高1.4mとまさしく「緑の家」SSプランの家(標準)です。

更にオーソドックスな切妻は妻側1100mmも屋根が出ても尚2mの雪を支えるというもの。水平に伸びた長い軒線、規則性のある木製サッシ・・・シンプルな外観で質実剛健の家です。


屋根に使う遮熱材(輻射熱反射材)の偽科学は×! その2 査読論文から

2010.11.17 一番下に私なりのまとめを追記しました。 同じく茶色は放射と反射を間違いました。お詫びします。

このブログ内の表や写真はいずれも下の論文からの抜粋や転載です。カラー部分は当方が着色しました。

今年の2月の査読された論文集の中に「屋根の遮熱技術の導入効果の確認」という論文があるのを昨日見つけました。

今年の夏のブログ内で「屋根に使う遮熱材(輻射熱反射材)の偽科学は×!」と過激なタイトルでお伝えしましたが、こちらの論文は反射材を含む)遮熱技術の効果の一定の効果があると言う「まとめ」です。逆の結果にさて内容は・・・

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最近のオーブルデザインの基礎工事現場から ②

今日は午前と午後の打ち合わせの後に基礎配筋のチェックにいきました。

平らな基礎スラブと高い立ち上がり部分、そして細かく密に入る鉄筋が如何にも『基礎に拘る緑の家」の工事です。


区画スパン短辺4.55m、長辺4.55m 鉄筋D13 上ピッチ125mm 下ピッチ150mm スラブ厚さ180mm 設計強度30N/mm2 基礎立ち上がり1m 巾0.15m 以上SSプラン(普及版)のべた基礎です。SSプラン標準基礎はこちらです。

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最近のオーブルデザインの基礎工事現場からの「補足説明」

鉄筋の定着とは、鉄筋コンクリートの一体性を保つ上で最も重要な計画です。

冒頭から専門用語ですし、内容も専門的ですので、興味の無い方は今回もお読み頂かない方が疲れません。多分・・・。

先日ブログの「最近のオーブルデザインの基礎工事現場から」の説明でオーブルデザインの「緑の家」の基礎はどうしてスラブ鉄筋定着の長さが30d(L=360+75)なの?とのご質問がありました。ので若干解説を。

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デザインと構造は一体④ 安全と耐久性が一番・続 

 第三者審査機関担当者から返却される住宅の構造計算書。200枚に及ぶ計算書に一枚一枚チェックマークが入っている。丁寧な審査機関です。

さて高基礎はどこがよいのかの2つめ 低い基礎より「安全」と言えることです。

その事を説明する前に先ずは礎の構造計算をしていることが大前提ですが・・・。

「構造計算していない基礎があるの?」と建て主さんは思うでしょう。地震時に命を守る家の基礎の構造計算はしてませんとは「業界」では口が裂けても言えませんからね。

簡単に仕分けると

「長期優良住宅の認定を受けた家

「性能評価(設計だけでもOK)を受けた家

以外は基礎の構造計算をする事はまずありません(ハウスメーカーを除く)。本当です。

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デザインと構造は一体 ③ 安全と耐久性が一番

「緑の家」の高基礎。(新潟市W邸)

オーブルデザインの「緑の家」は構造の安全と耐久性が一番です。それがそのままデザイン されるのがこの高基礎です。家の優先順位は昔も今も安全が一番、次に耐久性が2番と変わりありません。だからこそ・・・

その高基礎を優先するため、家の大きさや仕上げが二の次になることもやむ得ません←キッパリ!!

時には家の面積が2坪小さくなることもあります。しかし事務所設立以来13年間100%の全棟高基礎の家です。家の一番大事な要素は絶対に外せません。それがが設計者の誠意です。どんなに口うまい台詞を並べても高基礎は良い家なのです。

「ここはコストを押さえたいから基礎を低くしたものをお勧めします」とはいいませんし、今まで一度も提案しておりません。だって、家の一番大事な要素は絶対削れませんから。それが日本の技術者です。

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今後数十年間は小氷河期? やっぱり超高断熱の家!!

びっくりしました。

今朝の朝日.COMのトップニュース

「太陽活動停滞で0.7度寒く 13年以降にミニ氷河期?」

http://www.asahi.com/science/update/1109/TKY201011080433.html

だそうです。びっくりなのが・・・それが数十年間も続く事です。

このブログをずーとお読み頂いている方は、

私が地球温暖化より寒くなる方が(氷河期)の方が怖いと

申し上げていることはわかると思います。

(決して温暖化を放置しても良いと言うことではありません)

地球上のほ乳類は寒いより暖かい(暑い)方が得意です。

暑すぎて生命の危機があるより、寒くて生命の危機があるほうが

つらく、それはDNAに刻まれている過去の地球の歴史です。

太陽も宇宙も、人も揺らぎがあり振り子のように揺れてます。

暑くなったり寒くなったりしますが、

この新潟県は、冬に日が差さない地域です。

これは小氷河期になれば尚いっそう顕著になるでしょう。

そんな時、快適に穏やかな気持ちで過ごすことができる

SSプランの家(超高断熱)がやっぱりお勧めです。

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デザインと構造は一体 ② 構造計算をする設計者だから・・・

デザインと構造は一体 ①から少し日が経ちましたが、少しづつ続けていきたいと思います。

今計画している家の組み込み車庫のスケッチです。

耐雪2mで耐震等級3の条件で、片持ち(キャンティレバー)といわれる片方だけしか柱のないアクロバットな屋根です。それもそのハネだしの出寸法2500mm・・・

これは1.1mの壁面後退規定のある地区でいかに隣地に配慮しながら条件を守り、そして格好良く(美しく)そして地震に強く、雪も2mまで大丈夫という欲張りな組み込み車庫の答えです。

家は技術者が設計して初めて安全性が確保されます法律で規定)。そして構造設計が可能な設計者は、とても自由なデザインの発想ができます。いくら形が良くても安全性の裏付けが乏しく、耐久やメンテナンス性が考慮されていない家は、良い家とは言えないと感じますし、こんな設計は設計者である私が楽しくてしょうがありません。

そう、デザインと構造は一体です。デザインだけではいけません。

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最近のオーブルデザインの基礎工事現場から

2010/11/13 緑字加筆

現在基礎工事中の防湿シートの様子です。
真っ平らなスラブ下です。多分よその現場ではあまりみられないでしょう。

最初に謝らなくてはなりません。今年は本来5月に着工する予定だった計画物件が諸条件で半年くらいずれこみようやく見積もりとなってます。ですので秋の完成予定見学会がなくなり、12月の構造見学会が2つ行われます。期待していた皆様には誠に申し訳ありません。その代わり、今後着工がずっーと春まで連続4棟近く続き、来春から夏まで完成見学会が6棟くらいになる予定です。いずれも個性的な家で、全ていまのところSS仕様の超高断熱Q値0.9の家です。パチパチ!!

さて今日のブログの内容は専門的な内容なので、苦手な方はここでおやめ頂いた方が良いかと思います。

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なぜなくなった?積雪表示プレート注意用紙  新潟県の行政・・・

この写真は当HP(ブログでも)で過去お伝えしていた積雪表示プレートです。確か昨年の確認申請書類には必ず「取り付けてください」と行政から注意用紙として確認申請書に付記されていたものが、最近見なくなりました。

建て主さんにはとても重要な表示プレートのような気がするのですが、なぜか最近の確認申請を出すところには付いてません。  と言うことで県の土木事務所に電話で伺ってみました。すると・・・

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今夜あたり結露があるでしょう。続き→もう結露しない

今日の事務所の空気です。室温はほぼ昨日と同じなのに見てください!湿度が13%も下がっています。この時の露点温度は10度で昨日より4度もさがりました。ですので事務所のシングルガラス(普通のアルミサッシ)でも結露は全くありません。

このように一日で事務所の中の空気が乾いた空気に置き換わったのです。だから結露しないのですが、昨日の結露した外気温が11度、でも今朝は7度。4度低くても結露しない位の乾燥した空気なので、同じ22度室内でも昨日より寒く感じます。

本当に自然現象、天候は面白いですね。


今夜あたり結露があるでしょう。

高気密高断熱住宅で、サッシが樹脂ペアガラスを使用していても、この時期(冬の始まり)一時だけ窓ガラス下部に結露がおきます。

これは・・・
夏の湿気が家の中の壁や床、家具や衣料に残っており、家の中は以外と高湿の事がおおく、その時に寒気が入り一気に気温が下がるとペアガラス表面の温度が下がり結露します。

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超高断熱 Q値で0.97w/m2K 夏期日射遮蔽μ値は0.027で評価


これは評価機関から発行された書類(評価書)の写真です。今回は評価機関が混んでいて時間がかかりました。

「緑の家」SSプランで複数の長期優良住宅の認定を取得していますが、今度の認定はQ値で0.97w/m2Kでした。

この地域の国の次世代断熱基準(高気密高断熱基準)はQ値2.4、μ値0.07ですから
緑の家SSプランではQ値2.4倍の性能、μ値は2.6倍の性能です。単純には一般の高気密高断熱住宅より半分以下の暖冷房費と言うことです。この断熱係数Q値や日射遮蔽係数μ値の算出では、簾やレースカーテンは勘案してませんから、綿密に算出すると実際はもっと上になるかもしれません。

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拍手です。3 日経ホームビルダーの記事 「屋根の劣化」

2010.10.23緑字加筆 2010.10.29茶色字加筆

今度編集者さんと一緒に飲みに行きたいくらい・・・(いやがられるでしょうが)

またまた素晴らしい情報提供です。勿論これは日経ホームビルダー(日経BP社)11月号。取り上げた話題は「気付かない屋根の悲鳴」

いいですね。素晴らしい内容です。写真は荒く加工してあるのでぜひ本を購入してお読みください。

当事務所も何回も屋根のテーマをこのブログで書いています。

そしてその結論は、

屋根の防水の耐久性(屋根素材の耐久性ではない)は、屋根素材の耐久性ではなく、下葺き材でほぼ決まるので使用する屋根素材、例えば瓦、金属、スレート、木などで大きく左右されないと申し上げて来ましたが、それを裏付ける一部ではないかと思います

過去の記事

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-29bf.html

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-a943.html

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もう冬近し!秋初めての暖房ON、ライトON

今日は冷えました。拙宅では本日の朝4時に初めてエアコン暖房をON。一時間暖房しました。去年のデータはありませんが、一昨年は9月28日に暖房をしています。またその前の年は10月2日に暖房のスイッチを入れてます。勿論早朝の短時間ですが・・・。

今年は10月19日ですから3週間ほどいつもより遅いONです。皆さんは今朝寒くなかったですか?

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長期優良住宅と木構造 接合部

先日建て主さんとお話しを伺ってびっくりしました。

「緑の家」で家を造る人の殆どが、他社もいろいろご覧になり研究されております。すると色々なお話を聞くそうです。その中で最近驚いたのが

「当社では無垢材に拘り天然材で構造や内部を造るので、長期優良住宅認定はとれません。それは・・・」
「木と木の接合部は、補強金物を使わなくいで昔ながらの大工の接合方法で行ってますから長期優良住宅認定がとれないのです

と聞いて

「はぁー。」と唸ってしまいました。

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自然素材の床の危機!そしてその行方・・・

今日事務所に上野住宅建材のYさんがお見えになりました。その時持参したのが上のコピー写真です。これは何をしているかと・・・

無垢材の床の表面を削りウレタン塗装しているところです

ウレタン塗装と言えば・・・最先端の化学人工塗料です。なぜ・・・あの高級自然素材床の販売店である上野さんが・・・

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超高断熱住宅も耐震性も自然素材も全てバランス

先週からプライベートも含め大変多忙な日々を過ごさせて頂いています。ありがたいことです。ですがブログの更新がなかなかできなくて、いつも立ち寄って頂く方にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。

さて、この一週間で感じたことを少し綴ります。それは今日配信された建築業界情報サイト「ケンプラッツの紹介された記事によって「そうだよね」と日頃「業」を通して思っていることです。

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続々と超高断熱住宅誕生へ その2 日射遮蔽係数 0.36


日射遮蔽係数・・・聞き慣れない言葉ですね。
でも超高断熱住宅ではとても大事な数値(性能)なのです。

Ⅲ地区以南(新潟など)の超高断熱住宅になると、暖房費より冷房費がかかるようになります。参考にごく普通の家の暖房費と冷房費の比率は10:1くらいですが、これは快適性を無視しているの比較できません。

超高断熱住宅は、家を閉め切ったときには大変少ない熱でも室温が上がります。この一番の熱上昇原因は太陽の日射です。とにかく家の中に日射をいれなければ良いのです。そこでその指標となるのが「日射遮蔽係数」です。

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続々と超高断熱住宅誕生へ 熱損失係数Q値 0.99w/m2k

今期のオーブルデザインの設計は(多分6棟)は、全て超高断熱住宅Q値0.99となリます。信じられない事ですね。建て主皆様のご見識の高さには圧倒されます。大変ありがたいです!

さて、良い住宅の指標として「長期優良住宅認定」がありますが、その中の評価審査項目で「温熱環境の評価(高気密高断熱のこと)」があります。この項目でQ値を計算しその算出に対して評価機関から審査して頂きます。

この温熱(高気密高断熱)の評価は

1.年間消費エネルギー

2.熱損失係数と日射遮蔽係数

3.各部位の熱貫流率と開口部毎の日射侵入率

の3つのいずれでも温熱環境の評価して頂けます。

一般的な工務店さんが評価申請する方法は

3.の熱貫流率と開口部毎の開口部毎の日射侵入率。それは・・・

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多忙で・・・

ブログを書きたいのになかなか時間が取れません。一週間も空白だったのは最近ではなかった事だと思います。この1週間は数値が頭の中をぐるぐるしています。これは・・・

1袋分500枚に相当するスキップフロアーを持つ住宅の構造計算書。厚さが難易度を表す事はないが、何しろチェックする量が尋常ではないし、一つを直すとあちらやこちら等絡みが多くなり頭がパンクする。この書類をチェックして頂く検査機関の担当者には感謝。

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新潟の家 長期優良住宅2棟着工 長岡地域は良い時期かも。

オーブルデザインは設計事務所なので施工は第三者の会社が行います。その施工する会社は特に決まってはいません。どなたでもOKですし何時でもフリーです。時には建て主さんのご親戚やお知り合いの会社だったり大工さんだったり、時には全く初めての入札で落札された会社だったりします。

設計と施工の分離は理想だけれど・・・家の完成金額はいつわかるのだろう?と不安になりますよね。

その不安を解く流れが上の図です。

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拍手です。2 日経ホームビルダーの記事 「JAS製材品」

7月に「日経ホームビルダー」という住宅の業界紙をお伝えしました。その10月号がまたまた凄いです。この記事の続きが載ってます。なんかまるで察してくれているような・・・

詳しくは是非購入して読んで下さい。かたよりのあるネット情報をしっかりとした目で見られるようになります。 さてここから先は浅間個人が記事を勝手に解釈していますから、変と思った人や、?と思ったら本を購入して自分で確認・・・

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デザインと構造は一体 ① 軒の出を支える垂木(たるき)は・・・

前のブログで、いくら優れたデザインでも現法律に沿っていない建物は評価出来ないとと申し上げました。特に構造の安全性を無視した建物は評価にならないばかりか、人命をも危険にさらす凶器になります。

その大事な デザイン=機能(構造) について何回かにわたり連載したいと思います。

その1 軒の出(屋根の出)を支える木=たるき

暑い夏・・・もう秋ですがこの暑い夏に家の防暑対策が重要という事を実感したと思います。設計では有名なその建物防暑対策の一つが南の「軒の出」→「屋根の出」のこと を大きくとる手法があります。

しかし以外とこれが難しく、法律を守っていない家も多々あるでしょう。

 この家の軒の出は約1.2m。たるきは巾4cm背24cmという大変大きいものを30cm間隔で並べるという構造。見た目もすごい。

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デシカント除湿機&最近エアコンの論文と明け方の気温

昨日除湿機では最近「デシカント式」が販売されていますとご紹介しました。デシカント式?何となく聞いたことがありませんか?デシカント式はビル用エアコンで最近使用されている加湿や除湿方式で、室内が低温時にも除湿能力が落ちにくい特性があるようです。

要は湿気を良く吸うシリカゲル(乾燥材)のようなゼオライトに湿気を瞬間的に吸放湿させるもの。瞬間的に吸放湿させるのために熱を与えることになり、この辺りが珪藻土壁による湿気の自然吸放出とは違います。またゼオライトで採取した湿気を水にするため熱交換機があり、この2つが消費電力のほとんどとなります。熱交換機の仕組みは調査してませんのでわかりません。もしかしてコンプレッサーがないなら車用冷蔵庫で使われるペルティエ素子かな?   図はナショナルのパナソニックの除湿器F-YZF100のカタログから

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新潟の家 秋の長雨 除湿器使う?使わない?

これから秋の長雨の季節。洗濯物を乾かす事に苦労しますよね。乾くのに時間が掛かると菌が増殖するようで洗濯物の半乾きの臭いは細菌によるものだと考えると、出来るだけ早く乾かす事を考えます。そこで普通思い浮かぶのが「除湿器」!しかしエアコンマニアの私は除湿器を購入したことはありませんし、実はどうしても買えない感情があるのです・・・。

写真は最近の除湿器でデシカント方式。ゼオライト等の吸湿剤に湿気を吸わせ、熱を加えて吐き出させる方式。

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新潟の家 本物の高気密高断熱住宅にお住まいですか?

今日建て主さんとお打ち合わせをしていて、大変びっくりしました。
ご友人で最近最大手ハウスメーカーで家を建てたところ、ウォークインクローゼットでカビが生えて大事なものはリビングに置いていると言うことです。換気扇がないからと他の友人は助言したそうですが、果たして・・・。

最近は猫も杓子も「高気密高断熱」住宅が標準ですよと行って勧めていると思います。無論この最大手ハウスメーカーも高気密高断熱が標準ですと宣伝しています。

しかし、当ブログやHPでご紹介しているとおり

本物の高気密高断熱住宅に住んでいる(生活している)人は住宅業界関係者でもすくないのが実態です。

特に大手メーカーの若手営業マンなんてまだ自分の家を建てた事もないし、またその勤めている会社の家を建てる営業マンも大手では少ないと言われてます。車に置き換えると、車に乗ったことのない人が、「この車は最高です」と説明しているのと同じですね。

大手メーカーの家は50%を切る原価割合をみたら、とても自社で建てる気にならないのでしょうか(50%以上が人件費、広告、展示場維持経費等に使用されます。設計施工一の工務店さんは25~30%前後、施工のみ建設請け負いでは15~20%)が一般的な粗利ですから、それを考えると大手の自社で建てる事に躊躇するのでしょう。

さて、まず本物の高気密高断熱のおさらいから・・・

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建築士による堂々と行われる法律違反・・・

どんなに素敵なデザインであろうと、作った当時の法律に違反していればそれは評価されない建物になる・・・

先週、家を紹介するある番組でのワンカット。

もう何年も前からこれは法律違反だよ。とお伝えしてきた階段の手摺り。いちいち目くじらを立てるつもりはないが、この家のオーナーが建築士である言うことであえて取り上げます。

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突然のこと

昨日の早朝4時事務所建物で休息していたら突然携帯が鳴りました。寺泊の自宅からでした。「ビアンコが変。直ぐに帰ってきて」とのことで、朝靄の中寺泊へ・・・。

家の中に入るとビアンコの叫ぶこえ・・・。

それは体中痙攣をおこしてもがき苦しむ声でした。彼の目はその痛みなのか、滴があふれてでていました・・・

その看病のため昨日は終日寺泊でした。業務でアポがあったのですがお断りし、またお電話やお問い合わせを頂いたのですが、対応が不十分で申し訳ありませんでした。

一瞬もう・・・と思いましたが、ビアンコは峠を越え何とか回復に向かっていると思います(信じます)。

ご迷惑をおかけした皆様にこの場を借りてお詫び申し上げます。

※ビアンコは19才の♂プードル。

                            浅間英樹


屋根に使う遮熱材(輻射熱反射材)の偽科学は×! 2010年の建築学会論文から 

さて暑い日が続きますので、又その関連の話題です。情報は2010年 建築学会の大会で発表される論文からです。

「屋根下に遮熱材を使った時の効果」を東京都市大学の近藤研究室(近藤靖史教授)で実測を交えた研究をされたようです。

以前から当ブログで、
住宅では遮熱材(輻射熱を高効率で反射する材料)を断熱材の代わりに使っても殆ど意味がなく、断熱材と一緒に使って効果が多少ある。昔からそんな事はわかっているので、国のマニュアル本である「住宅の省エネルギー基準の解説」本にもそれなりの事で記されている。
と言ってきましたが、その事を裏付けるような論文を見つけました。

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新潟 住まい 夜間冷却と通風の効果

この図は昨日ご紹介した赤林研究室(A-lab)に紹介されている研究。夜間冷却を積極的に行っても、8月の気候では冷房負荷が5%の削減にしかならない。それより簾などで日射遮蔽をしっかり行った方が冷房負荷を30%削減できるとなっている。詳しくはここです。

昨日、市街地での通風は効果が少ないとご紹介しました。その続きで通風のため積極的に窓を開けても効果は5%であるという研究結果もありますのでご紹介します。

これは以前からご紹介しようしようと思い、すっかり忘れていた夏の夜間通風の効果。この連日の熱帯夜では誰もが夜間窓を開けても家の中は冷却されない事は一目瞭然(まあ防犯上から夜間開けられる窓は少ないので、殆ど削減効果はなくなるだろうが・・・)。

ある特殊な工法では窓や床下換気口等から、夜冷えた空気を家の中に取り込んで次の日に生かすよと宣伝している(宣伝していたという過去形かな?)建築関係者がいますが、今この熱帯夜でもそんな事信じているのでしょうか?

昨夜仕事終了後、真夜中の12時頃町内ゴミ当番でゴミ収集場にセットをするため歩いて行きましたが、こんな深夜でも各家から聞こえるエアコンの音。昨夜の12時頃の気温が28度ですから皆さんエアコン全開です。今の時代「エアコン」があって本当に良かったですね。この魔法箱のおかげで毎日安眠、快適、感謝感謝の毎日です。


2010年 建築学会 9月9日から富山県で 注目は暑’’だから通風

日本の建築の技術、評価を支える「日本建築学会」。毎年一回開催される学術講演会(論文発表大会)がこの9日から富山県で行われます。昨年は仙台でしたが今年は北陸の都市で富山大学となってます。

この大会に発表される論文は1万を超え、総動員数は6万人と言われてます。日本では医学系学会に継ぐ2番目に大きい大会です。

この中で毎年興味深いおもしろい論文も発表されます。今年の環境系論文では少々昨年より興味を引く論文はありませんでした(多分)。

でもその中で今年のような暑さに対しエアコンを使わない家の計画が可能かを予想できる論文がありましたのでご案内します。ワクワク・・・

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新潟の家 天然素材、自然素材はデリケート 会話しながら

昨年ご案内した週末だけお手伝いしている自然農のガーデン(スパイラルゲイト)にある小屋の屋根です。てっぺんの特徴的な意匠は、実は飾りではなくどうしても頂部にはこのような重りが必要なのです。この重りで一番風が強く当る頂部守り、また雨の侵入を防ぎます。

この頂部、まずコンクリートで重りの下地を造りその上から糊や化学物質を一切含まない漆喰で仕上げます。さてこの漆喰はとてもデリケートなのです・・・

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