弓越の家 完成気密測定は C値0.58cm2/m2

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弓越の家の完成。

昨日完成見学会を行った「弓越の家」・・・。

今日引き渡しでした。完成気密測定C値は0.58cm2/m2で、中間気密測定と同じ結果でした。この数値ならしっかり高気密合格です。これは施工した渡辺建築さんが最後まで気を抜かずがんばった事と、中間時には、PBがしっかりと施工されていなかった事によるものと思われます。

昨日も遠く群馬県からお越し頂きました。この暑い中大変ありがたい事です。三条からお越し頂き本当に感謝です。

伺うと、

「群馬県では超高断熱住宅も少なく、それに加えて高基礎の家で床下暖房、そして自然素材が組み合わさっている家は見当たらない。だから「緑の家」がよいと思った時、実際見に来たかった」との事(多少違ってお聞きしているかも・・・)。

さて皆様がお帰りになったあと、私が行うのは徹底した掃除機掛け・・・。髪の毛一本も残さないようにしっかりと目をこらし作業します。この掃除は私か当事務所のスタッフが必ず行います。それは最後に床の傷、壁の傷を住まう方の気持ちで確認できるからです。

当事務所は既製品をあまり積極的に使いません。例えばオーブルデザインがよく使うトイレ内の手洗いが下のモノです。

木のカウンターにシンプルなボール、あまり見たことのない水栓。実はこの組み合わせは結構気を遣っております。

蛇口先端に止水取っ手がある水栓。

手を洗ったあと必ず水栓を閉じます。最近は電気式の自動で閉じる水栓がありますが、高価ですし、自宅のトイレに使うには何か勿体ない気がします。でも普通の水栓を使うと、手の滴がカウンターに落ちて木のカウンターが直ぐに汚くなります。

そこで上の水栓が活躍します。先端に止水取っ手があるので滴がボールに落ちます。だからカウンターが汚れにくいのです。

次に「緑の家」の特徴である・・・高基礎の床下です。

「緑の家」の床下は照明がついているので明るい。普通は照明はないよね。

床下の真ん中(べた基礎)に・・・「おやっ、何かパイプが埋まっていますね」

この後断熱材で塞ぎ、蓋をします。

穴の深さは40cmを超えます。なぜこの穴があるかと言うとこれはこの土地が他の地盤と少し違う所があるので、観測点検場所を設けたかったからです。穴のそこは基礎中央の真下でこの温度、湿度を常に関し調査すれば、熱の伝わり方が計算どおりかわかります。何事も実測調査から事実がわかり、安心感が生まれます。

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