キャスターが付くPCケースは当時はサーバー用しかない中、FREEWAYのアルミケースは標準でつく。その代わりとても大きいケースだ。HDを余裕で4台、DVDを4台設置。
最近、真夏でもないのに私のメインパソコンからピープー音が頻繁に鳴り響くようになったので、CPUの温度を見ると常時70度を超えております。これはファンかヒートシンクに埃でもついたかと思い(ファンは3000回転/分していることをソフト上で確認しているので)、軽い気持ちで蓋を開け掃除するつもりだったのが・・・
古いパーツ箱をひっくり返して12cmファンを捜す・・・。何だこれは・・・。あわてぶりがわかるね。
こんな事になってしまいました。
ファンやヒートシンクは軽くしか汚れていないので・・・「?」と思い、まあ良いかと思い、バックアップ用ハードディスク2TBを増設・・・。組み終わって蓋をあけたまま起動チェックすると、
「あれっ、あれっ・・・ファンが回っていない・・・それも2つ共」
そうです。大事なケースファンが2つ共お釈迦になっているようでした。とここまでは自作したPCなので、ファン交換くらいできますから驚くこともないのですが、あっ・・・予備の12cmファンあったっけ?
このPCを組み立ててから随分自作はしておらず、(4~5年くらいか?)、パーツを全て倉庫にしまったのです。最近の買ったのは全てノートパソコン・・・。だからもう殆どパーツ交換はしておりません。
そこからが大騒ぎ・・・
倉庫は段ボールの山で、こんな時に探す気にもならない。手持ちの一次置きである机の下にないかなと言うことで、あちこちひっくりかえし、スタッフにはなにやっってんですか~的なお声がけ・・・。
結局ファンはなく、仕方なしに予備のPCケースから取り外すことに・・・。これがまた手間で・・・
この写真のケースについていたファンを拝借し取付けました。
今は高性能換気扇の代名詞である「DCブラシレスモータ」のファン。消費電力2W 。FREWAY DESIGNの文字が泣かせるでしょう。
これが壊れたファンです。ケースファンがないとこんな時期でも温度が下がらず、直ぐに80度まで行きます。
まっ・・私のPCは古いCPUだけれどCORE2の定格3MHzを3.4MHzで使っていますし、ビデオカードが2枚刺さっていて、またメモリーも4スロット全部差しですから発熱は結構あります。非省エネなPCなのです(懐かしいくらいの消費電力)。
さて、上のファンのメーカー名をみてわかる方は相当「コア」な方でしょう。私の使っているPCケースはあのフリーウェイ(Two-top)なのです。それもフリーウェイとして独立していた13年以上前の頃にオリジナルアルミの最強ケースとして販売されていた物を使ってます。当時ケースだけで4万程度していたので今考えると相当お馬鹿な人でした。でも良いケースは良いケース、今も全く不都合なく使えています。このあたりは家と同じで、断熱も含む駆体(ケース)が大事、設備は取り替え前提でOKという事でしょうか?流石にこのファンは10年もすれば壊れます。電源だけはCPU規格が変わる度に変えており6代目かな。EnerMAXがお気に入りです。
ということで貴重な時間を3時間もかけ、ファンとハードディスクを増設しました。ケース蓋を閉め配線を差しこみ、スイッチオン。おおーVISTA???
どうもSTA配線を差し替えたので4台あるハードディスクの起動順番がかわり、懐かしいVISTAが入っている違うディスクから立ち上がってしまったようです。一瞬?でしたが、おおーVISTA久しぶり・・・懐かしみつつ再起動させ、BIOSで起動順番を変更・・・無事Win7が立ち上がりました。よかった~。
ファンが回っているとCPFの温度は50~60度で安定・・・ようやくなおりました。今日は散々と思いつつ、現場へ・・・すると
その現場の前の完成寸前の国内最大手メーカーの家に大きなトラックが横付け。よく見ると家の周り全てに深さ80cmの穴を掘り家全部をジャッキアップする準備らしい・・・えっえっ
完成寸前なのになぜジャッキアップ??理由はわかりませんがこれは相当重大な事があったらしいです。これに比べればPCの故障なんて全く問題ではないでしょう。小さな設計事務所でも巨大なメーカーでも事故は起こります。