ESPと異音

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ESPとは車の横滑り防止装置の略称として使用されほとんど車に装着されている。「風」にはこの操作をON、OFF出来るスイッチがありいつもはONである。現在の「風」では高速道路の出入り口のカーブで少し進入速度が速いとこのESPが働く。

この動作がスマートではなく、ハンドルを切ってオーバースピードと車が感知し、且つアンダーステア状態と判断するとESPが介入し同時にABSもONになるくらい急激に内側に切り込むような制御をあたえる。以前の「風」はこのような介入の記憶がなく、タイヤの接地力を含む足回りの変更で、センサー類の感知判断ミスにより意図しないプログラムが働く事になると思った。うーーん、ちょっと気持ちわるい。

また現在の「風」は譲り受けた時から屋根の異音がある。これはわずかな段差、斜面を走行すると屋根から「ピシ、カタ」と音がする。「風」はオープンカーだから樹脂で出来た屋根がOPENするが、その緩みなのかとても気になる。

もう一つこれも譲り受けた時からオートクルーズコントロールの機能が働かない。この事がきっかけであれこれ調べるうちに先の追従型オートクルーズへの関心となりブログに記事として書いたのである。

原因追及のためいつもお世話になっているルノーのディーラーさんに見てもらおうと連絡するが、消費税の問題で9月一杯混雑しており3週間ほど待ってピットイン・・・

すると、

屋根の音はラッチの部分のグリース切れで簡単に直った。今はまず音がならないし響かない。次ぎにオートクルーズコントロールだがこれも簡単に直った。ディーラーにある電子診断機につないだらクラッチからの応答がNGだったとのこと。つまりオートクルーズが不具合はクラッチペダルの電気接点調整不足とのこと。なぜクラッチが関与するかは、マニュアル車だからクラッチを切るとクルーズOFFになるのでその動作確認用のセンサーらしい。

うーーん。この「風」を購入し同時に車検と整備したのは埼玉県のルノーのディーラーである。普通ディーラーなら診断機を持っているし、何故診断機につながなかったのだろう・・・。ディーラーでもサービスやその方針に差があることは知っていたがここまで地方性があるのか?

実は近年他県で建築の仕事をしていていつも思うのだが、新潟県の建築業者さんは他県の建築業者さんより親切(正直、温和)の人が多い感じる。これは地域性なのか?私が悪いのか・・・。

右が1号、左が2号。ちょっとワイドトレッドになっている2号。

残るはESP介入の不自然さであるが、これも新潟のルノーのディ=ラーさんによるとクラッチの電気接点が原因の場合もあるとのこと。しかし私の「風」は先に紹介したとおり足回りのセッティングが多少純正と違う。それが原因ということもあるかも・・・とも言っていた。そこでこのスマートでないESPの挙動が出るのか確かめるために、今はクラッチセンサーが直っているので近々同じ状況で試してみようと思う。またESPをOFFにして同様に運転してみたい。

近年は様々な電子制御が自動車に搭載され自動化に少しずつ近づいているが、人の操作が優先されるこのようなESPのOFFスイッチが残る事を望む。但し「風」くらいの非力なパワーであればOFFで問題無いだろうが、マニュアル車の設定がないほど高出力の車にはESPは必須なのでOFFスイッチはいらないと思うが。

今回思うのは・・・

同じ車種を同時に乗り比べられる幸せ・・・。こんな機会は滅多にない・・・というか軽自動車のネイキッドでも同様に乗り比べることができた。この時は走行距離の差が歴然と感じられたが、「風」は6万キロの違いでも全くその点は変化がない。軽のネイキッドの場合はエンジンルームからの振動と騒音に大きな違いがあったが、それもない。かえって7万キロ走っていたほうが、車体からの雑音、がたつきが無いように感じられる。何かを強化すると他の所に思ってもいない現象がでるのか、はたまた2号の「風」のほうが何か修理で取付けに不備があったかはわからない。そんな優等生の1号に別れを告げ、引き継いだ2号で仕事移動時の運転を今後7万キロ以上を精一杯楽しみたい。優等生だった1号には感謝である。

ありがとう。

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