清五郎の家の地盤改良が先頃行われた。鳥屋野潟のほとりであるこの場所は地盤はよいはずもない・・・が、意外と支持層は地面から5、6mにある。これは海抜面に近いことで浅い位置で砂質がでやすいため。一方事務所のある三条では10mでも砂質にはならない。
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少し怒りを覚えた・・・
「緑の家」がギリギリ基準内とは?
建て主さんの中でも知っている人が少ない令和3年のこの4月から行われる省エネ説明義務化。住宅を新築するにあたり省エネ法の基準値内なのか、それとも基準から外れた熱の逃げやすい建物なのかをあらかじめ説明する法律である。
この基準値の計算を行うと・・・UA値0.27w/m2kという超高断熱の「緑の家」Bグレードがギリギリでしか満足しない結果になる(試行版)。そんな事って・・・あり?
otomo vie cent の春 2
otomo vie centでは昨年秋からリノベーションのスピードがダウンし、冬は雪のため全く立ち寄らなかったでのほとんどなにも出来ない。ようやく春になりいつも庭の手入れから始まる。まずはスッキリさせることが重要でどんどん伐採する。
続きを読むotomo vie centの春 1
otomo vie centの裏山には様々な山野草が咲く。今年は遅い春でようやく山野草が斜面に生えてきた。
続きを読む彼岸の日と換気は測ってなんぼ
3月20日はお彼岸の中日で春分の日となる。わかりきったことだが、夜と昼の時間が同じくなる・・・が、日が暮れても空が明るいし、日が昇る前でも空が明るいので、日の入りと日の出が同じ時間でもおなじという実感はなく、晴れであれば同じと人が感じるのは春分の日より10日間速く、秋分の日より10日間おそいと思われる。つまりちょっと明らむと夜明けと思い、薄暗い程度ではまだ日はあると感じる。
続きを読む井岡の家 模型完成
真上から模型を見ると配置と敷地の関係がよくわかる。
刈羽村の井岡で計画中の家の模型が完成した。俯瞰でみるとシンプルな無理のない配置計画であることがわかる。最近はドローンがあるので建築後もこのアングルで現実的に見ることが可能だから技術の進歩はありがたい。
続きを読む金塚の家 完成見学会(予約承り中)
当面このページは常にブログのトップに表示され、随時更新されます。
耐震等級3でUA値0.28w/m2kの金塚の家 完成見学会
日時: 令和3年4月10日(土)、11日(日)
場所: 新発田市金塚駅付近 場所はご予約時にお伝えします。
駐車場:見学会会場敷地内予定(前面道路上の駐車はお避けください)
予約方法:メール→arbre-d2@nifty.com(日本語部分を消して送付)又はお電話で
竣工2年後の換気ダクトと基礎
約2年半経過した耐雪2.5mの長岡の家。四角い形状が重なるように見えるファサード。
先週Ua値0.27w/m2k、耐雪2.5mで耐震等級3で長期優良住宅認定の竣工後約2年5ヶ月経過した長岡の家のメンテナンスに伺ってきた。
続きを読む3.11から10年後の無難な土地と耐震性
建築主さんは、一般的な住宅では行政による耐震性のチェックが行われていない事はまだまだ知らない。3.11の大地震から10年、敷地の購入や建物に対する意識は変わったのだろうか?
続きを読む一年に一回の儀式とチェーンソー
この画面を見ると憂鬱になる
先週私の主力パソコンがおかしくなった。Win10だが、設定画面が開けなくなったのである。多分System32のどこかに異常をきたしているらしく、ググって原因と対策を探した。
続きを読む無暖房で朝19度、昼25度。榛名の家での冬
今日群馬県高崎市の榛名の家の2ヶ月点検に伺ってきた。
榛名の家では今冬は無暖房で過ごしているとのこと。無暖房とは床下エアコンは無論、他の暖房器を一切使用していない状態である。無暖房の状況で氷点下に冷え込んだ日でも明け方の室温は19度とのこと。当然日中は25度まであがり、我慢無しで暖房器具は一切不要の生活。
続きを読む高基礎時の構造計算と床下収納の汚れ
「緑の家」が最も自慢できる事に、25年間全棟に採用している高基礎がある。
先回もオンライン講習会の録画をみていて、まさしくそう思った。
続きを読む意匠模倣で賠償命令・一部取り壊し
他媒体でも聞いていたがこの度日経ホームビルダー3月号で「デザイン模倣で賠償命令」との事例に感じたこと・・・。
続きを読む論文が気軽に探せるが、逆に読まなくなるかも・・・。
この一年のコロナ禍で様々なところで紙ベースの媒体から電子媒体に急速に変わってきている。私が所属している建築学会でも紙の論文集がそのうちに完全になくなるようだ。同時にネットによる論文の閲覧が以前より気軽におこなえる。
続きを読む・・・と言われている。
行政機関に属する人が「・・・と言われている」を使う場合は注意しなければならない。
続きを読むホワイトアウト(風編)
一月のブログで新潟県でのよくあるホワイトアウトを紹介した。あれは日射があるときに起こりやすいが、こちらは最も一般的な一時のホワイトアウト。
続きを読むSSDはHDDより壊れやすいか。
「interrupt normal startup press enter」
がBIOS画面で表示され何をやっても起動しない。仕方なくPCから外して他のPCで読み込もうとすると「SSDを認識」さえしない。つまり完全にお釈迦様になった。
続きを読む震度6強付近の「緑の家」。
土曜の夜に起こった地震M7.3では、当事務所の三条市でも緊急地震速報のアラ-ムがなった。数年ぶりの音に就寝し始めた体が凍った。
続きを読む脱臭機のその後
使ってみると意外と好印象のジアイーノ。使い始め当初は漂白剤のような匂いが少し気になったが、鼻が慣れたのかそれとも機械の洗浄に使う薬品の匂いだったのか、今ではほとんど気にならない。しかし水の消費が思っていた以上にあり、一日中洗濯物を干している感覚で湿気は放出されている。大体カタログどおり170cc/hくらいか・・・。
続きを読む日立エアコンの防かび作戦とダンプネスの査読論文
日立のエアコンを使い続けて6年経過しようとしているが、このところ日立のエアコンが故障続きで少し心配している。が、日立のエアコンの付加機能(カビ対策)が充実してきている。
続きを読む脱臭装置を設置
事務所に除菌脱臭装置がきた。
現在事務所には多人数時が多くなりまた可愛いトイプーと熱帯魚もいるので、なんとなく生物の匂いがする時がある。エアコンの付属機能である空気清浄機を何時も運転しているが、専用機でないためその効果は小さい。そんな時に市がコロナ禍中での打ち合わせが安心して行えるように空気清浄機購入に対して補助をおこなっている。これは渡りに船だったのでこの際利用し(予定)購入したのである。
続きを読むお風呂CF(循環ファン)こそ無難な象徴。
「緑の家」といえば超高断熱、高基礎(床下収納)、窓庇有り、簾フック付き・・・そしてお風呂CFの推進だろう。住宅こそ無難であるべきを薦める「緑の家」の中で、排気用換気扇を止めたお風呂CFだけが無難ではないと思われるだろう。実はこのCFこそ最も無難な仕様なのである。
この続きを読むパッシブ換気の講習
新潟県ではほとんどなじみの無いパッシブ換気の講習会をスタッフMがZOOMで受けた。パッシブ換気とは、電気的な動力を使わず、温度差や風力のみで行う24時間換気システムのことである。但し建築基準法28条の2の換気設備に該当しないので、一般的にはパッシブ換気を設けても24時間換気設備を設けなければならない。
続きを読む金塚の家 内装と外装
昨日金塚の家の工事監理に行ってきた。目の前には巨大な雪壁。金塚の家は旧加治川村であり、設計積雪量は1.3mと決められているが、今回は1mを超える雪が降ったとされる。
続きを読む「緑の家」Asグレードは性能過多か・・・今も10年先の超高断熱基準。
13年前、「緑の家」ではUA値が0.29W/m2K(旧Q値0.99)以下の超高断熱住宅の標準化を2008年に宣言している。これは「緑の家」が概ね10年後の高断熱基準を考えてつくられており、決して今現在の高断熱基準や光熱費を考えているわけではない。
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